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その街に、人間、唯一人。  作者: D+iamond
第2章:シゼントソラ
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静撃

前回のあらすじ。友達との再開。

第14話「静撃」


「ここの植物は音に反応する。 自然にもともとある音には反応しない。」


「なるほど、人間の声に反応したのはそのせいか。」


「ああ。」


「特に何もない時には無駄に撃つな。いいな?」


そう言って友達は予備の弾を出してくれた。


「さぁ行くぞ。」


「おう。」


食品店から出て、空港の方に向かう。


ザクザクザク... 土の音。 植物は反応しない。


その時。


「おーい!助けてくれー!!!」


遠くから聞こえた。


俺たちはアイコンタクトで会話し、救助に向かう。


次の瞬間。


「うわあああああぁああぁぁぁぁぁぁぁああああぁ!!!」


さっきの人の声。


まるで人間が肉を貪るような音に俺らは後退りした。


「構うな。行くぞ...」


友達が小声で言った。


少し進むと、さっき殺されかけた食人植物があった。


牙は朱に染まっていた。


そのすぐ下には食べ尽くされた骨だけの死体。


声が出そうになったが、抑えて前に進む。

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