潜入
前回のあらすじ。空港へ。
第15話「潜入」
「よし、空港だ。」
「かなりの旅客機があるが、使えるのは少なそうだ。」
「管制塔は機能していないな...」
管制塔は大きく崩れていた。
「あれはどうだ?」
友達が指を指したのはスイスの旅客機だった。
「おい!後ろ!」
バン。銃声。
「危ね、ありがとな」
友達に救われた。
ウウウウウウウウウウウ...
うなり声が聞こえる。
「急ごう!」
「ああ。」
急いでスイスの旅客機に向かう。
ゾンビ達は300体位だろうか。
「酷いな、空港利用者はほぼ食いちぎられたんだろうな...」
俺は息を切らしながらそう言った。
ゾンビとの距離はどんどん縮まっていく。
200m。
100m。
50m。
25m。
「これを投げろ。出来るだけ遠くに!!!」
友達がそう言って、俺に手榴弾を手渡した。
投げた。
大きく響き渡る音。
ゾンビ達が混乱する。
旅客機は目の前。
200m。
100m。
50m。
25m。
10m。
5m。
1m。
先に乗り込んだ友達が緊急梯子を下ろしてくれていた。
「行くぞ!」
友達は梯子を戻して行く。
俺はジャンプして梯子にしがみついた。
ゾンビ達が足を引っ張ってくる。
「ちっ...!」
俺は、足下に銃弾を打ち込んだ。
崩れていくゾンビ達。
機内に行った。
ドアをノックする。
操縦室に入った。
「無事だったか...!」
友人が嬉しそうに言った。
「ああ。」
続けて話す。
「飛行機操縦出来るのか?」
友人に聞く。
「ああ。」
友人はそう答えた。
「ところで、この飛行機は何処に向かおうとしてるのか?」
「自動ナビにあったのは 日本<->スイス だけだ。」




