祝!!筆記試験!!聞こえるは悪魔の囁き!?
どうしよう!この状況を打開するべく俺の脳内スパコンで色々はじき出すがなーーんのセーカも得られなかった。
ちょうどミリーがテッド、ベルトを引き連れ扉から出てくる。そうだ!ベルトに視線を送り助けを求めることにした。ベルトと目が合うとこちらに微笑みかけ、手を振るだけだった。
なんだそれ、やめれ。
こうなれば最終手段!テッドにたくすしかない。
「ムゥン!」
あまりの力みに声が出てしまったが、
「あ~~?あ、あーーーー!あーはー。」
と陽気なアメリカ人のような返事をするといつの間にか俺の横に瞬間移動していた。
「ンなるほど、文字が読めねぇって目だな?」
テッドさん、マジパネェっス。テッドは俺から紙とペンを受け取るとスラスラ書き始める。
「よし!こんなもんだろ!」
特に何も聞かずに進めていたが大丈夫かと甚だ疑問だが背に腹は代えられない。
「でもよテッド、今はいけても筆記試験どうすんだ?まだ何の解決にもなってないと思うんだが。」
そう尋ねるとテッドは書き終えた資料をミリーに渡しながら不敵な笑みを浮かべた。
「心配しなくたって、もうすでに考えがある。」
「そうかよ…」
筆記試験の時間が近くなり、俺は筆記試験をするための部屋に案内される。俺の見た限り第三部隊を希望したヤツは俺以外いなかったのでおそらく筆記試験は俺一人で行うのだろう。部屋の様子はそれなりの量の椅子と机のセットが置かれているのと、いかにも試験官が使うであろう長い机と椅子のセットが一番前にドスンと置かれているただただ寂しい部屋だった。
「それじゃ、頑張ってねぇ~♪」
そう言って問題用紙と解答用紙だと思われる紙を筆記用具と一緒に渡し、持ち場に入った。
(考えがあるって言ったけど、どうすんだ?)
まぁしかし今頼れるのはテッドしかいないわけで、今俺がどうしたって状況が変わるわけでもないので大人しく待つことにした。
ソワソワしながら待つこと20分。来ねぇーじゃねーか!そんな俺のこころの叫びを聞き付けたかのように入り口の扉がゆーーーーーーっくりと開けられ、テッドが入室。音ひとつたてず俺の隣まで移動すると耳元で
「ココ。」
と問題用紙に指をさした。
ドクン!!俺の胸が高鳴るのを感じた。テッドの顔を見上げ、
「まさかッッ!!」
「そう、実質…」
俺たち二人は声を揃えて小声ながら叫ぶ!
「「替え玉受験!!」」
※よいこは真似しないでください
しかし我に返ると試験官がそんなことを許すのか?急に心配になりミリーの方を見ると
「クーー、クーー…」
「……。」
それはそれは可愛い寝息をたてていた。
そこからはもう凄かった。テッドが問題用紙に指を走らせ、それを俺が後から追いかける。まさに俺とテッドのバレエ発表会が行われていた。
ージリリリリリッ!!ー
「ハウア!!?」
試験終了のアラームが鳴るとこれまで爆睡を決め込んでいた試験官(笑)がはしたなくよだれを垂らしながら起き上がる。
「ふわぁあ、問題用紙と解答用紙を集めますね~。」
もちろんすでにテッドは横にいない。一人でめちゃ頑張ったヨ☆という顔をしながら紙を渡す。
「おお!すごぅい!書けてるね、エライエライ!」
そう言ってミリーは俺の頭を撫でようとするがそれを真剣白刃取りして受け止める。
「おっとっと、まだ俺の戦いは、始まったばかりだぜ。」
最高にカッコいい声で言うと
「ふふふ、そうでしたね。次は実技試験です。死なないように気を付けて下さいね!」
ウィンクをして部屋を退出するミリーを尻目にカッコよすぎる自分に酔っていると聞き捨てならない言葉が聞こえたことをさながらボディーブローのように後から効いてきたかのごとく理解する。
「死なないように気を付けて、ください、、ね、?」
えっ死?いやいや、そんなわけ無いと首を振ると休憩を挟み次なる実技試験会場に向かった。
「良くきましたね!さぁ、このデスキートンを倒してくださぁあーい!!」
「ウソダロオマエェェェェェェエエ!!?」
「ギイィインインイン!!」
拝啓皆さんへ、俺、シヌ!!
~続く~
テッド君との熱い協力(?)のおかげで無事に筆記試験を終えたショウ君(16歳)。
しかし、たちはだかるのはトラウマ「デスキートン」!!もうやめて!ショウ君のライフはとっくに0よ!
次回!「ショウ死す!」デュエルスタンバイ!!




