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10月に続編出るという大冒険アニメはコロナの影響受けるのでしょうか。
大ファンです。リスペクトを込めて
「俺からも提案なんだが、肉弾戦っていうのはどうかな?男らしくさ。」
手のひらを文字通り返し、肩を上下させる。
「なるほどね。
僕の遠距離攻撃は厄介だけど、接近戦でこの大鎌は怖いと。わがままだなぁ」
「俺を切れる武器なんて無いと思ってたが、それ駄目みたいなんだよ。」
大鎌を指差して悪気もなく言い放つパウェル
「ところで、あんた暁の神童ルカ・サダスだろ。
そうじゃなきゃ、俺はもう獣人達と戦う気が失せるんだが。」
「お見知り置き頂き有難うございまーす。
正に僕がルカ・サダスだよ。そして彼女が天の将軍ルルーセン・キビトです。宜しくね!」
丁寧に紳士的に右手をくるりと翻し、お辞儀する。
「なんだとっ?!」
クエラが一番に反応する。
自身が相手にしていたのは敵戦力最高峰の干渉魔術者であったのだ。しかし彼女の判断は速い。
「ならば、やり方を変えるだけだ!」
干渉魔術を辞め、両手を合わせ新しい魔術を構成する。変形魔術と隠匿魔術、伝播魔術を複数させて構築する。
クエラの姿が陰に沈み、氷牢から脱出すると、そのままルルーセンに肉薄する。
「退がれ!!
しかし、パウェルはそれを制止する。
肉薄する影が円を描き、ザックの傍らに戻る。
それと共に氷牢も解け、ザックがその場で片膝をつく。
「流石に、将軍とは厳しいね」
乖離魔術の連続使用による疲弊だ。
「2人共に隊の位置まで後退しろ。
俺が1人でやる。」
「しかし、我々の援助だけでも受けて下さい。」
ザックはそうは言ったが自身の余力の無さに俯く。
「カッコつけても死にますよ。」
クエラも控えめに反抗する。
「俺が本気出したら巻き添えになるだろう?
早く行け、さっさと片付けてお偉い爺さん達から席をぶん取りに行くぞ」
ニカっと笑うパウェル
「カッコ良くは無いですよ?顔が浮いてます。」
クエラは無表情だ。
しかし、自身のすべき事は分かっているので、ザックを担ぎ後退する。
「いいのか?」
ルルーセンが問いかける。
が、答えたのはパウェルの攻撃だった。
身を屈めかと思うとこちらに直進する。
身体が白い光を帯びており、可視出来るほどの魔素を練り上げているのが分かる。
その勢いを象徴するように大きな氷層が迫り上がる。
ルカもこれに笑顔で答える。
大鎌を投げ出すと、拳を振り上げる。
2人の拳が重なり衝撃が辺りに吹きつけるが、2人はそのまま硬直する。
衝撃波は氷柱をへし飛ばし、氷結した地面にひび割れを及ぼしている。
ルルーセンは目を細め、ザックとクエラは足を止めて振り返る。
衝撃波がもたらした粉塵に中から
一つの影が飛び出してくる。
その勢いのまま、最も高い氷柱にぶつかり埋もれる。
粉塵が収まるともう一方の姿を露わにした。
そこに立っていたのは、ルカだった。
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