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良くしてきますのでご了承ください。
流星の如く尾を引いた白い矢は、
地面に落ちた水飴のように円形に留められた。
地面の代わりとなるものは視認できない為、
魔素を用いた防御壁だろう。
一瞬の膠着後、
光の矢は霧散し、遅れて爆音と一陣の強風が押し寄せる。
力まかせに押し退けられた反動か、
威力は反転させられ押し寄せてきたようだ。
その中に佇む男がいる。
黒い軍帽を被り、表情こそ見えないが、
こちらを睨んでいるのだろう。
「やるなぁ。」
「手加減したようには見えなかったが、
ルカの魔術を正面から受けられる者がいるとはな。
あちらも最高戦力の1人がいるのは間違いない。」
援護するぞ。」
今の魔術は並の攻撃魔術ではない。
通常の攻撃魔術をも飲み込み、
全てを消滅させる魔術である。
威力相殺するには同じ魔術構成にて対抗するしかない。瞬時に理解しなければならない為、現実的には不可能だ。
しかし、押返すというならば、もう一つだけ方法がある。
それは魔素同士を反発させる絶対防御壁を作る乖離魔術である。
魔素と魔素とを反発させ、強制的に物理的距離を0にさせない魔術である。
理論的には無敵だが、現実は問題がある。
魔術と魔術が反発する際にその純粋な破壊エネルギーがどちら側に流れるかという問題だ。
乖離魔術の構成強度が対抗する魔術を上回らなければ
押勝てず、そのまま飲み込まれてしまうのだ。
つまり、2つの特性の総合レベルにおいてはルカの魔素強度レベルに優っているという事だ。
「本当にワクワクしちゃうなあ。
ルー君、3手に分かれて待機するよう指示出して。
先頭は堅固な者達を前にし、中間は魔術班、側面にはその他の者で固めてね。
超守備シナリオに移行だよ。」
「なっ、そのシナリオは戦士団が2つ待機していた場合のものだろう。あの人数はそうとは思えないが?!」
「ざんねーん。
あの子の後ろに控えている2人見える?
あの子達もさっきの子と同等位の力あるよ?」
何故かウインクをすると、
敵陣営を見るように促す。
砂埃が収まり、何事もないように編隊が完了している
様子が見えてきた。
その前にいる3人。
1人が偉そうに腕組みをし、仁王立ちしている。
その傍らに2人。
1人は先程の長身の男。
もう1人は女性だろうか。
他の2人より頭が2つ分低い。
「シナリオ以上の悪条件だよ。
向こうの沿岸に着けば、プレスコットの加護範囲。
ここで待機させ、僕たち2人で突っ込むのが得策だまね。万が一の時には凍結を解除するから退却指示をするんだ。短期決戦だよ。長引けばキャロルの守りに加勢できなくなるからね。」
すっとルカの細長い目から瞳が垣間見える。
その鷹を象徴する黄金の瞳が、
本気で獲物を狩りにいく前触れを感じるのには十分だった。
ごくりとルルーセンの喉がなる。
そこからの彼女は早い。
的確に部下達に指示を出していく。
こうしている間にも敵が攻めてこないのは、
やはり時間が経てば自陣に有利に働く事を十分理解しているのだろう。
「驚かせるつもりが驚かせられちゃったなー。
でも、」
ちゃんと仲間を作ったじゃないか。
それも2人。
これなら万が一殺しちゃっても、
魂は消滅しないから大丈夫だね。
胸の前に拳を握り、祈る。
無論、この世界の神ではない。
主の成長を願っているだけだ。
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かつて、
いくつもの世界を終末に追いやる神様見習いがいた。
その優秀さ故に歴代最短において創造主になると思われたが、その相棒となれるものが現われなかった。
創造者は2つの存在で1つである。
お互いが主であり、従である。
例外はなく、絶対の法則である。
彼女は唯一の名前を持った半身の神となった。。
その名はヤージュ
己の半身を求め、様々な世界を渡る。
その中で知識を得るたびにまた彼女は進化していく。
永遠に出会えぬかもしれぬと諦めかけた彼女だが、
今、その半身を得る為、
ルカとしてではなく、
ヤージュとして新たな一歩を踏み出す。
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試行錯誤に使わして頂きたいで、正直な評価を。
評価されないと次の展開に悩んで手が止まるのです。




