↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
支持率0%の男が、日本を作り直すまで  作者: 霜月 七日
第4章『独裁者の最後の決断』

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
96/100

第96話 総理大臣の拒絶

2037年5月13日。

襲撃事件から二十二日。

黒崎玲司の公務復帰をきっかけに、国民の間では強い指導者を求める声が高まっていた。

危機を早く終わらせてほしい。

複雑な議論より、確実な結果を見せてほしい。

その願いは切実だった。

しかし、国民の期待に応えることと、国民の求めるものをすべて受け入れることは同じではない。

今日、黒崎は一つの要求を拒絶する。

それは、自分を支持する人々からの要求だった。

2037年5月13日。

午前7時12分。

東京都江東区。

小さな食品卸売会社の事務所で、社長の男性が配送予定表を見つめていた。

「……また遅れるのか」

電話の向こうで、運送会社の担当者が謝った。

『申し訳ありません。配送管理システムの復旧が不安定で、手作業での確認が続いています』

「昨日は、今日には正常に戻るって言ってたじゃないか」

『その見込みでしたが、今朝も一部の処理で不具合が出まして……』

男性は、机に置かれた請求書を見た。

今月の支払い。

従業員の給与。

取引先への納品。

「……分かった。届く時間が決まったら連絡してくれ」

電話を切る。

隣で事務作業をしていた女性が尋ねた。

「社長、どうでした?」

「まだ分からないって」

「そうですか……」

男性は、椅子に深く座った。

テレビでは、国会前に集まる人々の映像が流れていた。

『黒崎総理に全権を』

男性は、画面を見た。

「……もう、黒崎さんが全部決めてくれればいいのにな」

女性は、少し考えた。

「でも、総理一人で配送システムは直せませんよ」

男性は、苦笑した。

「……そりゃそうだ」

それでも、テレビから目を離せなかった。

誰かに何とかしてほしい。

その気持ちは、日に日に強くなっていた。

* * *

午前8時34分。

東京都内の病院。

黒崎玲司(くろさきれいじ)は、診察を終えて病室へ戻っていた。

医師からは、前日の疲労が残っているため、今日は外出を控えるよう指示されていた。

「……官邸には行けないか」

黒崎がつぶやくと、秘書官の小野寺航(おのでらわたる)が答えた。

「オンラインでの会議に切り替えています」

「ありがとうございます、小野寺さん」

黒崎は、椅子に座った。

机の上には、政府の危機対応権限に関する検討資料が置かれていた。

表紙には、次の文字がある。

『国家危機対応特別措置法案・検討用素案』

黒崎は、ページをめくった。

最初の部分は、理解できる内容だった。

重要インフラの復旧支援。

関係機関の情報共有。

被害状況の公表。

国会への定期報告。

しかし、後半には別の規定があった。

『重大な社会的混乱を引き起こす情報について、内閣が指定する機関は、配信事業者に対し一時的な停止を命じることができる』

黒崎の指が止まった。

さらに、次の条文。

『緊急の必要がある場合、指定機関による判断を先行させ、審査は事後に行う』

黒崎は、資料を閉じた。

「……小野寺さん」

「はい」

「この案、誰が作ったんですか?」

「内閣官房の検討チームが、複数の提案をまとめたものです。ただし、正式な政府案ではありません」

「分かりました」

黒崎は、もう一度資料を開いた。

「……期限は三十日」

「はい」

「でも、延長できる」

「国会の承認を条件とする案です」

黒崎は、うなずいた。

「そこは大事ですね」

そして、少し間を置いた。

「ただ、最初の三十日間に政府が間違った情報を止めてしまったら、あとから審査しても取り戻せないものがあります」

小野寺は、静かにうなずいた。

「はい」

黒崎は、窓の外を見た。

「……今日は、はっきり言わないといけませんね」

* * *

午前9時51分。

警視庁。

滝沢修一(たきざわしゅういち)は、海外の日本大使館から届いた追加資料を確認していた。

保護された情報提供者の証言は、現地公館を通じて慎重に記録されていた。

その人物は、華龍国際情報研究有限公司の関連業務で文書の翻訳と整理を担当していた。

ただし、すべての計画にアクセスできたわけではない。

「……この文書は?」

滝沢が尋ねた。

捜査員が答えた。

「情報提供者が保管していた、第二段階の内部説明資料です」

「作成日時は?」

「今年三月二十六日となっています。原本の記録情報も含めて確認中です」

滝沢は、ページをめくった。

そこには、奇妙な表があった。

想定される政府の対応

工作側が期待する影響

危機対応権限を強化する

権力集中への批判を拡大

権限強化を拒否する

政府の無力さを強調

国会で審議を継続する

意思決定の遅さを宣伝

政府が情報を非公開とする

隠蔽疑惑を拡散

滝沢は、表を見つめた。

「……どの選択をしても、批判する準備があるのか」

「はい」

「これは、政策の実現が目的じゃないな」

捜査員が顔を上げた。

滝沢は続けた。

「国民同士を対立させ、制度への信頼を失わせる。それが狙いだ」

「……そうですね」

滝沢は、最後のページを確認した。

そこには、承認欄があった。

『国内調整:H-3』

『対外統括:L-WH』

そして、その下に小さく記されていた。

『最終評価先:中央連絡室』

滝沢は、資料を閉じた。

「……長峰と梁が関わった可能性は強まった」

捜査員がうなずいた。

「はい」

「ただし、中央連絡室が何なのか、まだ分からない」

滝沢は、静かに続けた。

「そこを突き止めない限り、全体像は見えないな」

* * *

午前10時46分。

首相官邸。

政府の危機対応会議が始まった。

大型モニターには、病室から参加する黒崎の姿が映っていた。

黒崎は、椅子に座っている。

顔には傷痕が残り、左目の視力も戻っていない。

それでも、その声は落ち着いていた。

「皆さん、お疲れさまです」

副総理が答えた。

「総理。お疲れさまです」

「今日は、危機対応制度について、私の考えをお伝えしたいと思います」

会議室が静かになった。

黒崎は、資料を手に取った。

「まず、重要インフラの復旧や関係機関の情報共有を強化することには、賛成です」

担当大臣がうなずいた。

「ありがとうございます」

「ただし、今回の素案にある、政府の判断による広範な情報配信停止命令については、反対します」

会議室の空気が変わった。

担当者が発言した。

「総理。現状では、偽情報が非常に速く広がっています。事後的な訂正だけでは、被害を防ぎきれない場合があります」

黒崎は、うなずいた。

「その問題は理解しています」

「では、なぜ反対されるのでしょうか」

黒崎は、少し考えた。

「……政府が間違えたときに、止められないからです」

担当者は、黙った。

黒崎は続けた。

「例えば、政府が『銀行の預金引き出し制限はない』と発表したとします」

「はい」

「その後、政府の発表に誤りが見つかったら、どうなりますか?」

担当者は、少し考えた。

「訂正する必要があります」

「そうですね」

黒崎は、資料を置いた。

「でも、政府の発表を疑った人の投稿を、先に全部止めていたら?」

会議室が静かになった。

「政府が正しい情報を守るつもりで、正しい批判を消してしまう可能性があります」

副総理が、静かにうなずいた。

黒崎は続けた。

「偽造された公文書を使った犯罪や、サイバー攻撃への対応は、法律に基づいて進めるべきです」

「はい」

「ただ、政府にとって不都合な意見まで止められるような制度には、してはいけません」

担当者が尋ねた。

「では、政府として、どのような方針を取るべきでしょうか」

黒崎は、用意していたメモを見た。

「三つあります」

会議室の全員が、黒崎に注目した。

「一つ目。現行法でできる対策を徹底すること」

「二つ目。足りない制度があるなら、具体的な問題を国会に示すこと」

「三つ目。新しい制度を作る場合は、独立した審査と国会の監督を最初から組み込むこと」

黒崎は、少し間を置いた。

「……そして、もう一つ」

副総理が顔を上げた。

黒崎は、はっきりと言った。

「私個人に、特別な権限を与える制度は作らないでください」

会議室が静まり返った。

「……総理」

副総理が口を開いた。

黒崎は続けた。

「私が総理大臣だから安心だ、という理由で制度を作るのは危険です」

「……はい」

「次の総理大臣が誰になるかは、分かりません」

黒崎は、画面越しに会議室を見渡した。

「制度は、私を信頼するために作るものではありません」

そして、静かに言った。

「私を疑えるようにするためにも、必要なんです」

* * *

午前11時29分。

会議終了後。

官邸では、担当閣僚たちが今後の方針を協議していた。

「……総理の考えは明確ですね」

一人の閣僚が言った。

副総理は、うなずいた。

「はい」

「ただ、国民の間では、強い権限を求める声が高まっています」

「分かっています」

副総理は、資料を閉じた。

「だからこそ、丁寧に説明する必要があります」

別の閣僚が尋ねた。

「では、法案はどうしますか?」

副総理は、少し考えた。

「情報配信停止命令の規定は、いったん検討案から外しましょう」

「……承知しました」

「重要インフラの復旧支援や、情報共有の改善については、引き続き検討します」

副総理は、静かに続けた。

「政府の権限を強くすることだけが、危機対応ではありません」

* * *

午後0時48分。

国会議事堂。

与野党の政策担当者が、政府方針の説明を受けていた。

宮原奈緒(みやはらなお)は、資料を確認した。

「……情報配信停止命令の規定は、検討案から外すんですね」

政府担当者がうなずいた。

「はい」

宮原は、静かに息を吐いた。

「分かりました」

隣にいた神谷蒼士(かみやそうし)が発言した。

「重要インフラの復旧支援については、引き続き協議するということですね」

「はい」

神谷は、資料を閉じた。

「その部分については、必要性を確認したうえで協力します」

政府担当者は、うなずいた。

「ありがとうございます」

宮原が尋ねた。

「ところで、政府の権限強化を求める世論については、どう説明する予定ですか?」

担当者は、少し考えた。

「総理から、国民に向けて説明する方向で調整しています」

神谷は、静かにうなずいた。

「……それが必要でしょうね」

* * *

午後2時06分。

東京都内の病院。

黒崎は、会議を終えてベッドに横になっていた。

胸の傷が、少し痛む。

医師からは、午後の予定を減らすよう指示された。

黒崎は、目を閉じた。

そのとき、ドアがノックされた。

「総理、失礼します」

小野寺だった。

「……お疲れさまです」

黒崎は、ゆっくりと身体を起こした。

「お疲れさまです、小野寺さん」

小野寺は、椅子に座った。

「政府として、総理の方針を踏まえて検討を進めることになりました」

黒崎は、うなずいた。

「ありがとうございます」

小野寺は、少し間を置いた。

「……ただ、国民の反応は分かれています」

「そうでしょうね」

黒崎は、静かに答えた。

「強い権限を求める人たちからは、失望の声も出ています」

黒崎は、少し笑った。

「……そうですか」

小野寺は、黒崎を見た。

「……総理」

「はい」

「今回の判断に、迷いはありませんか?」

黒崎は、少し考えた。

「……迷いはあります」

小野寺が顔を上げた。

黒崎は続けた。

「もっと早く動ける制度があれば、助かる人がいるかもしれません」

「はい」

「でも、その制度が間違って使われたら、傷つく人もいる」

黒崎は、窓の外を見た。

「……どちらも、考えないといけません」

小野寺は、静かにうなずいた。

黒崎は、少し笑った。

「だから、今日の判断が絶対に正しいとは言いません」

「……はい」

「ただ、今の資料では、国民の自由を制限する理由として足りないと思いました」

小野寺は、うなずいた。

「……分かりました」

* * *

午後3時34分。

東京都内。

長峰啓介は、テレビに映る政府方針を見つめていた。

『政府は、危機対応権限に関する検討案から、広範な情報配信停止命令の規定を外す方針を示しました』

長峰は、静かに息を吐いた。

「……拒否したか」

向かいに座る男が尋ねた。

「どうしますか?」

長峰は、少し考えた。

「……想定内だ」

男は、顔を上げた。

「しかし、権限集中は実現しませんでした」

長峰は、首を横に振った。

「目的は、それだけじゃない」

「……はい」

長峰は、資料を開いた。

そこには、複数の世論分析が記されていた。

黒崎への権限集中を求める声。

その動きへの反対。

政府の対応への不満。

国会への不信。

長峰は、静かに言った。

「……国民が対立し続ければ、制度への信頼は弱まる」

男は、うなずいた。

「では、次の情報配信を?」

長峰は、少し黙った。

そして、答えた。

「……いや」

男が顔を上げた。

「……何か?」

長峰は、窓の外を見た。

「もう、こちらから何かを仕掛ける必要はないかもしれない」

「……どういうことですか?」

長峰は、静かに続けた。

「国民が、自分たちで対立を深め始めている」

男は、黙った。

長峰は、少し笑った。

「……一度生まれた不信は、簡単には消えない」

* * *

午後4時57分。

警視庁。

滝沢は、長峰に関する新しい報告を受けていた。

「……長峰の関係先から、追加資料が任意提出されました」

捜査員が言った。

滝沢は、顔を上げた。

「内容は?」

「昨年十二月から今年四月までの、海外委託先との連絡記録です」

「……重要だな」

滝沢は、資料を受け取った。

そこには、長峰の業務用メールアドレスから送信されたとみられる文章があった。

『国内の政治的反応について、当方で確認する』

『情報配信の結果は、週次で報告願いたい』

そして、四月二十日。

黒崎襲撃事件の前日。

『A-17に関する情報は、予定どおり整理してください』

滝沢は、資料を見つめた。

「……四月二十日」

捜査員がうなずいた。

「はい」

滝沢は、静かに考えた。

「……事件の前日に、A-17について連絡していた」

「そうです」

「ただし、襲撃を知っていた証拠ではない」

「はい」

滝沢は、資料を閉じた。

「……それでも、長峰がA-17の存在を知っていた可能性は高い」

捜査員は、うなずいた。

「長峰への事情聴取を急ぎます」

滝沢は、静かに答えた。

「……頼む」

* * *

午後6時22分。

東京都内の病院。

桐生美月(きりゅうみづき)は、黒崎の病室を訪れていた。

「……お疲れさま」

黒崎は、少し笑った。

「お疲れさま」

美月は、椅子に座った。

「……今日、ニュース見たよ」

「うん」

「強い権限、断ったんだね」

黒崎は、うなずいた。

「そうだね」

美月は、少し考えた。

「……みんな、玲司に期待してたのに」

黒崎は、静かに答えた。

「……うん」

「……嫌われちゃうかもしれないね」

黒崎は、少し笑った。

「そうかもしれない」

美月は、黒崎を見た。

「……それでも、よかったの?」

黒崎は、少し考えた。

「……よかったかどうかは、まだ分からない」

美月は、うなずいた。

「……うん」

黒崎は続けた。

「でも、期待されているからって、何でも受け取っていいわけじゃないと思う」

美月は、静かにうなずいた。

「……そうだね」

黒崎は、少し笑った。

「俺が間違えたら、誰かに止めてもらわないと」

美月は、黒崎の手を握った。

「……じゃあ、私も止める」

黒崎は、笑った。

「また?」

美月も笑った。

「うん。何回でも」

黒崎は、少し笑った。

「……頼もしいな」

美月は、真面目な顔になった。

「……玲司」

「ん?」

「今日、ちゃんと休んだ?」

黒崎は、少し黙った。

「……一応」

美月は、眉を寄せた。

「……一応?」

黒崎は、苦笑した。

「……ごめん」

美月は、ため息をついた。

「……もう」

そして、少し笑った。

「今日は、もう仕事しないでね」

黒崎は、うなずいた。

「……はい」

* * *

午後8時41分。

国会議事堂周辺。

昼間の集会は、すでに解散していた。

しかし、SNSでは議論が続いていた。

『黒崎総理は、国民の期待を裏切った』

『独裁を拒否したからこそ、信頼できる』

『今の制度では、危機に対応できない』

『権限を集中させることこそ危険だ』

意見は、分かれていた。

そして、その対立を煽る投稿も、複数確認されていた。

ただし、すべてが組織的な工作ではなかった。

多くの人々は、自分の考えを、自分の言葉で発信していた。

だからこそ、問題は複雑だった。

* * *

午後10時18分。

華龍人民共和国。

梁文浩(りょうぶんこう)は、日本の報道を見つめていた。

『黒崎総理、非常権限を拒否』

梁は、静かに息を吐いた。

「……やはり、受け取らなかったか」

部下が尋ねた。

「次の段階へ進みますか?」

梁は、少し考えた。

「……いや」

部下が顔を上げた。

「……なぜですか?」

梁は、画面を閉じた。

「日本政府は、まだこちらの全体像を把握していない」

「はい」

「だが、情報提供者が保護された以上、これ以上動けば証拠を残す危険がある」

部下は、うなずいた。

「……では?」

梁は、静かに答えた。

「一度、動きを止める」

部下は、少し驚いた。

「……中央連絡室には?」

梁は、しばらく黙った。

そして、低い声で言った。

「……報告する」

* * *

午後11時32分。

東京都内の病院。

黒崎は、ベッドに横になっていた。

今日は、国民の期待を拒絶した。

それが、正しかったのかどうか。

答えは、すぐには出ない。

黒崎は、静かに考えた。

総理大臣は、国民の代表ではある。

しかし、国民の望みを何でも実現する存在ではない。

憲法。

法律。

国会。

司法。

それらの仕組みの中で、責任を負う存在だ。

黒崎は、窓の外を見た。

東京の夜景が広がっている。

この国には、自分以外にも多くの人がいる。

政府を批判する人。

支持する人。

政治に関心のない人。

ただ、明日の生活を守ろうとしている人。

その全員が、同じ国で暮らしている。

黒崎は、静かにつぶやいた。

「……俺一人の国じゃないからな」

そのとき、スマートフォンが震えた。

小野寺からのメッセージだった。

『総理。明日以降、国会での説明について正式な調整が始まります。政府としての方針を、改めて国民に示す必要があります』

黒崎は、画面を見つめた。

そして、返信した。

『分かりました。体調と相談しながら、準備しましょう』

送信。

黒崎は、スマートフォンを置いた。

そして、静かに目を閉じた。

国民が望んでも、受け取ってはいけない権力がある。

今日、黒崎はそれを拒絶した。

だが、その理由を国民に伝える仕事は、まだ終わっていなかった。

第96話では、黒崎玲司が政府内で検討されていた広範な権限強化に反対し、総理大臣個人への権力集中を明確に拒絶しました。


また、海外の情報提供者が保管していた資料から、社会の対立を拡大するために、政府のどのような対応も利用する計画が存在した可能性が明らかになっています。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。