5、わけ
「.....母さん..........僕のため、って....どういうこと.....?」
震える声で聴いた僕とは対照的に、迷いのない満々としたような声で母さんは返す。
「そのままの意味よ。
ゆうが生まれた頃から、角は一つなのは分かってた。このままだったらゆうがお友達にいじめられるかもしれない、仲間外れにされるかもしれない。
だから、ゆうを守るために、丁度死んだお父さんの角を借りて、ゆうが安心して過ごせるようにしようと思ってたのよ。伝える勇気がなくてすぐ渡せなかったけどね。」
母さんの言葉を聞いて僕の中の何かがぷつんと切れた。
いままでで出したことのない、一番低い声で僕は呟く。
「一つなのは分かってた?僕を守るため?安心して過ごせるように?角を借りて?
………すぐ、渡せなかった?」
母さんが心配そうに僕を呼ぶ。
「…ゆう……?」
「丁度ってなに!!借りるってなに!!
お祖父ちゃんは………そんなに軽いものだったの!?
『丁度死んだから』って…っ…、、お祖父ちゃんちゃんはあんたの所有物じゃないんだよっ!!」
母さんの言葉に声をかぶせる。
僕のいつもとは違う大声に、母さんは驚いて突っ立ってることなんて、何事かと思った姉さんがこちらへバタバタと向かってきてることなんて気にせず、僕は言葉を続ける。
「僕のためだっていうなら、なんでもっと早く教えてくれなかったの。母さんの勇気がない間に僕がどう過ごしてたか知ってるの!!?」
そう言葉を残して僕は家を出て行った。
おーおーー
ゆうが大声出しちゃいましたねぇ〜〜
あらぁ〜筆が進みますよ〜〜
ところで、本日、とある展示会にいってきたのですが、それはそれはすごすぎた〜〜
作った人すげぇな〜って思いながら見てました!
たのしかったー!さいこー!!もともとなかった語彙力がさらになくなりましたぁっ!!笑




