第二十二話「適性測定」
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「第二試験では、諸君らの魔法適性を測定する。」
攻撃力ではない。
魔力量でもない。
「君たちが、どのような魔法に適性を持つのかを調べる試験だ。」
ガルドの後ろでは、係員たちが巨大な魔法陣の準備を進めていた。
演習場の床一面に刻まれた円形の魔法陣。
その柱には七色の宝石が埋め込まれている。
赤、青、黄、緑、茶、白、黒。
7色のカラーの柱が建てられた。
「きれい……。」
ルミナも目を輝かせる。
「これが適性測定……。」
誠も初めて見る光景に感動していた。
「すごい……。」
「こんな魔法陣、初めて見た。」
ガルドは説明を受験者にする。
「一人ずつ中央へ進み、この魔法陣へ魔力を流してもらう。」
「適性のある属性の宝石だけが光る。」
「複数光る者もいれば、一つだけの者もいる。」
「結果は今後の育成方針にも大きく関わる。」
いよいよ、自分の才能が分かるのだ。
最初の受験者が前へ出る。
最初の受験者が前へ出る。
そっと柱へ手を置く。
淡い風が吹いた。
次の瞬間。
青い宝石が輝く。
「風属性。」
係員が記録する。
「適性良好。」
周囲から拍手が起こる。
続いて別の少女。
赤い宝石が輝く。
「火属性。」
また別の少年。
茶色と緑の宝石が同時に光る。
「土属性・植物属性の複合適性。」
受験者たちは次々と測定を終えていく。
ルミナの順番になった。
「行ってきます。」
ルミナは柱の前へ立つ。
ゆっくりと手を置いた。
すると――
ボォッ!
赤い宝石が大きく輝く。
炎が柱の周囲を舞い上がった。
会場から歓声が上がる。
「おお!」
「かなり強い!」
係員も頷く。
「火属性適性・上位。」
「魔力制御も良好。」
ルミナは胸をなで下ろした。
「よかったぁ……。」
ついに誠の番。
周囲がざわつく。
「測定不能の子だ。」
「あの透明属性って子か。」
「今回は何も起きないよな……?」
ついに誠の番。
周囲がざわつく。
「測定不能の子だ。」
「あの透明属性って子か。」
「今回は何も起きないよな……?」
その瞬間。
七色の宝石が一斉に光り始めた。
赤、青、黄、緑、茶、白、黒
すべて同時に。
「え……?」
受験者たちが息をのむ。
しかし、それだけでは終わらなかった。
七色の光はゆっくりと混ざり合い――
透明な光へ変わっていく。
誰も見たことのない色。
魔法陣全体が輝き始めた。
会場は完全に静まり返る。
係員は震える声で呟く。
「こんな反応……記録にない。」
ガルドも言葉を失う。
(やはり、透明属性……。)
誠は周囲を見回した。
「あれ?」
「僕、また何かやっちゃいました?」
この少年が持つ力の正体を。
そして、この光こそが、数百年前に伝説だけを残して姿を消した"神話級属性"の証であることを――。
(つづく....)
ここまでお読みいただきありがとうございます!
ついに誠の正体が。。。次回もお楽しみに
天才なのに勘違いすぎて凡人疑いされる絶賛連載中です




