第二十一話「第二試験」
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「第一試験、終了!」
試験官ガルド・レインの声によって終了した。
「緊張した……。」
「危なかった……。」
第一試験を終えたばかりだというのに、会場には疲れ切った表情を浮かべる者も少なくなかった。
「ちゃんと合格できてよかった。」
ルミナも笑顔で頷く。
「うん!」
「二人とも合格できて本当によかった!」
このまま全部合格して、魔導士になろう!
ルミナの夢だもんね。
「もちろん!」
「絶対に最後まで合格する!」
その様子を少し離れた場所から見ていたフェルナンドは、笑みを浮かべた。
「……まだ、自分がどれほど規格外なのか気付いていないか。」
ゼノも頷く。
「だからこそ、あの少年は面白い。」
やがて、試験官ガルドが前へ立つ。
会場全体が静まり返った。
「それでは受験者諸君。」
「これより――」
「第二試験!」
「魔法適性検査を開始する!!」
その言葉と同時に、演習場の床一面へ巨大な魔法陣が浮かび上がった。
ゴォォォ……
淡い青白い光が会場全体を包み込む。
「な、何だ……?」
「床が光ってる……。」
試験官は説明を始める。
「第二試験では、諸君らの魔法適性を測定する。」
攻撃力ではない。
魔力量でもない。
「君たちが、どのような魔法に適性を持つのかを調べる試験だ。」
係員たちが受験者一人ひとりの前へ、小さな魔法陣が刻まれた台座を運んでいく。
台座の上へ立ち、魔力を流すだけでよい。
「適性がある属性は魔法陣が反応し、適性値が表示される。」
誠は首をかしげる。
(適性って何だろう。)
(透明って出たら、また止められたりしないよね……。)
しかし――
フェルナンドは誠を見つめていた。
(この試験なら……。)
(君の力が、また一つ明らかになる。)
「それでは――」
「第二試験、開始!!」
この試験が、王国の歴史を大きく揺るがすことになるとは。
(第二十二話「適性測定」へ続く)
ここまでお読みいただきありがとうございます!
段々と面白くなってきました。誠はどんな適正になるのか楽しみです!
次回もお楽しみに
天才なのに勘違いすぎて凡人疑いされる絶賛連載中です




