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第十二話 魔術儀受付

王都へ到着した誠たちは、ゼノに案内されながら広場の中心へ向かっていた。


人が多い


「とにかく人が多い」


子供



魔導士


受付係


この会場全体が活気に満ちていた

中央には巨大な時計塔


その周辺には長い列ができている。

看板には大きく書かれていた。


魔術儀 参加受付会場。


誠は思わず立ち止まる。


「すごい……」


ルミナも周囲を見渡していた。


同じくらいの年齢の子供たちがたくさんいる。


その中にはすでに魔法を使っている子もいた。


小さな火を出す少年。


風で紙飛行機を飛ばす少女。


水を球にして遊ぶ子供。


誠は驚く。


「みんな魔法使えるんだ」


ルミナは少し笑う。


「誠も使えるじゃない」


誠は首を振る。


「いや、僕は結界しかできないし」


ルミナは心の中で突っ込んだ。


(いや、その結界がおかしいのよ)


ゼノは二人を呼ぶ。


「こっちだ」


受付の列は意外と早く進んだ。


王国の職員たちが淡々と処理していく。


名前


年齢


出身


属性


簡単な確認だけらしい。


前の子供が受付している。


「属性は?」


「風です!」


受付員は紙に記入


隣では魔力測定の案内


誠は少し緊張した。


(失敗したらどうしよう)


やがて順番が来た


受付員が微笑む


「次の方どうぞ」


ルミナが前に出る。


「名前をお願いします」


「ルミナ・アルファコードです」


受付員が記録する。


「属性は?」


「火属性です」


受付員は頷く。


「登録完了です」


あっさり終わった。


ルミナは戻る



受付員が見る。


「名前をお願いします」


「真逆誠です」


受付員は書く


「属性は?」


誠は普通に答えた


「透明です」


受付員の手が止まった


空気が変わる


周囲が静かになる


受付員は聞き返す


「……もう一度お願いします」


誠は首をかしげた。


「透明です」


周囲がざわつく


「透明?」


「聞いたことない」


「そんな属性ある?」


受付員も困っていた


資料を確認する









ない


透明がない


受付員は少し困った顔をした


「申し訳ありません」


「登録されていない属性です」


誠は焦る


「あれ?」


「やっぱり変なんですか?」


受付員は考えたあと頷いた


「確認のため測定をお願いします」


隣へ案内される


そこには巨大な水晶が置かれていた


誠は少し緊張した


一体、何が起きるんだろう


(つづく)

ここまでお読みいただきありがとうございます!

まさかの属性の登録なし、誠は無事に魔術儀を受けられるのでしょうか。

次回が楽しみです。


ぜひ気軽に評価・コメント&ブックマークをして次回もお楽しみください!


天才なのに勘違いすぎて凡人疑いされる 絶賛連載中です

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