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青空と消しゴム  作者: シェットランド・シープヒューマン
5 ライジングボルトサンファイアネクストサンシャイン諸島 下
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06 暗号解読 ボルト島バージョン

06 暗号解読 ボルト島バージョン


『+ (_) 6 ! vv 4 , $ 4 И + () (_) .』


 好樹とみーくん(多分)はぐったりとした目で紙を見つめていた。

 今日の日中のことが思い起こされる。

「一体アレは何だったんだろう。」

「本当にねぇ。」

「……。」

「……暗号の解読でもしようか。」

「うん。」

 こうして、次の暗号解読が始まった。


(毎度毎度のことながら、全く分からん。)

 好樹は頭を抱えていた。

「ミント、これは多分記号や数字を使ってアルファベット文字を表しているんだよ。」

「へー、そうなんだ。じゃあ『(_)』はUかな。」

「そんな感じだね。じゃあどんどん解いてみて。」

「分かった。やってみるよ。」

「ファイト!」


「…手に詰まった。みーくん、助けて。」

「ええっ。ミント、早すぎだよ。」

「そんなこと言ったって、分からないんだよ。」

「今までに分かったのが…?『(_)』『vv』『И』『()』と、あと句読点(くとうてん)。…たったそれだけか」

「分からないものは分からないんだよ。例えば昔、算数の授業の時に引き算のひっ算をしていて、小数点以下の零を消すってわからなかったのと一緒だよ。」

「ああ、有効数字ね。テストとかに出ると、結構面倒くさいよね。」

「そういえば、みーくんはテストの時全く教えてくれなかったよね。」

「すべてはミントの為。ちなみに負の感情も遮断していたよ。テストが終わった後のわくわくな感情だけが残ったよね。」

「う……あ、そうだそうだ。みーくん、終わってからやれあれが間違っている、やれこれが間違ってるって、うるさかったよ。」

「……ま。まあまあ。そんなことより暗号解読!さあさあ。」

「……さっき教えてって言ったんだけれども。」

「……。」

「……。」

「……始めますか。」

 みーくんは一呼吸おいて。

「イッツアショウタイム!」

(こりゃ、完全に影響を受けてるな。気に入ってたもんなあ。あの本。)

「では。」


『+→T』『(_)→U』『6→G』『!→I』『vv→W』『4→A』『$→S』『И→N』『()→O』『,→、』『.→。』


 みーくんが言った変更法はこれだった。これを置き換えると。

『TUGIWA,SANTOU.』

 こうなるのだった。さらに手を加えると。

『次は、サン島。』

 結果的に、この答えが妥当だろうと一人と一つは判断した。

 疲れた二人は泥のように眠った。

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