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クリスタルデイズ  作者: 翌桧 寿叶
ACT.Ⅱ 赫焔
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ACT.Ⅱ 赫焔「登場人物一覧」

【登場人物紹介】(ACT2終了時点)


 ■主要人物


◆ユリウス・ハルトマン(Julius Hartmann)


15歳。徴兵された新兵で、レイヴンズ・コールに配属された少年。元は整備兵志望で、機械や構造への理解に優れる。合理的かつ冷静で、感情を表に出すことは少ないが、仲間を見捨てることはできない。ACT2終盤ではクラリスを庇って脚を負傷し、以後は戦場の観察者・支え手としての側面を強めている。クラリスとの距離も、もはや単なる同期以上のものになりつつある。


◆クラリス・フォーゲル(Clarisse Vogel)


18歳。オルド(ORD-4.1)の操縦士。勇敢で誇り高く、育ちの良さを感じさせる振る舞いを見せる一方、戦場の現実には深く傷ついている。ACT2では恐怖に打ちのめされながらも、ユリウスを救うため未調整のオルドを強引に起動し、異常な神経リンクのもとで再起した。その戦闘能力は軍上層部にも戦局を左右しかねない特異な存在として注目され始めている。


◆リリィ・フォン・シュライフェン(Lily von Schleifen)


10歳。レイヴンズ・コール所属の後方オペレーター。有力者の息女で、年齢に見合わぬ言葉遣いと知性を持つ。哲学的で難解な表現を好むが、ACT2を通して戦場と司令部の現実を誰より近くで見続けた。クラリスの戦闘ログを最も正確に把握している人物の一人だが、政治的な場では発言権が乏しく、自らの無力さを痛感している。


 ■レイヴンズ・コール(第十二独立戦闘群)


◆ヴィクトル・シュナイダー(Victor Schneider)


少佐。レイヴンズ・コールの指揮官。本来は大隊規模編制を率いる立場だが、部隊は慢性的な損耗により編制以来一度も充足を満たしたことがない。冷静かつ厳格で、現場判断に優れる一方、その本心は誰にも読めない。ACT2ではファントムドーンの前線に残りながら、レオポルドと連携してクラリス、ユリウス、リリィを司令部の政治から切り離した。最近は政治にも目を向けているように見えるが、真意はなお不明。


◆コンラート・ヴェルナー(Konrad Werner)


レイヴンズ・コールの操縦士。ぶっきらぼうだが情に厚く、かつて失った恋人の面影を若い兵士たちに重ねることがある。口数は多くないが、部隊内では年長者として独特の重みを持つ。


◆エミール・フォルクナー(Emil Falkner)


整備班長。戦場経験豊富なベテランで、ユリウスの上司。口は悪いが面倒見はよく、現場の整備を現実的に回す要の人物。ヴィクトルとは長い付き合いがあり、軽口を叩き合いながらも強い信頼関係で結ばれている。


◆リカルド・メンデス(Ricardo Mendes)


副班長の整備兵。冷静で実務能力が高く、戦場でも落ち着いた判断を下す。ヴィクトルに同行して司令部へ赴くことが多いが、階級差もあり会議そのものに同席することはない。今回も応接室の外で待機していた。ヴィクトルとの距離の近さから噂が立つこともあるが、当のリカルド本人ですら、ヴィクトルが何を考えているのかは分かっていない。


◆エルンスト・バウマン(Ernst Baumann)


整備兵。無精ひげを生やした気の抜けた男に見えるが、腕は確か。軽口を叩きつつも仕事には手を抜かず、荒んだ前線の空気を和らげる存在でもある。


 ■ヘルダイバーズ(第七機動歩兵隊)


◆レオポルド・シュトラッサー(Leopold Strasser)


第七機動歩兵隊ヘルダイバーズの隊長。ヴィクトルとは軍学校以来の旧知で、実戦経験が豊富。理想論より生存を優先する現実派であり、部下の命を最優先に考える指揮官。ACT2終盤ではヴィクトルと共に、クラリスたちを司令部政治から遠ざけるため独断で動いた。


◆ライナー・ヴォルフ(Rainer Wolf)


17歳の新兵。寡黙だが責任感が強い。幼い頃に姉貴分のフリーダ・ノイマンを戦争で失っており、その記憶が行動理念になっている。若い兵士が戦場にどう適応していくかを象徴する人物の一人。


◆エーリヒ・シュタイン(Erich Stein)


ライナーの相棒。常に冷静で判断力に優れる。フリーダを失った過去をライナーと共有し、共に戦うことを誓っている。感情を露わにしないが、内面には強い芯を持つ。


 ■ノイエ・アーク軍・政治関係者


◆アウグスト・ラインハルト(August Reinhardt)


フォート・グラーデンの基地司令。冷徹さと現場感覚を併せ持つ軍人で、秩序維持と勝利の両立を重視する。損耗を当然のものとして受け止める冷たさを持ちながらも、単純な無能ではなく、常に基地と戦況全体を見て判断している。


◆ゲルハルト・ヴァイスマン(Gerhart Weissmann)


軍務総監。フォート・グラーデンにおける軍務一般、とりわけ人事と補充を統括する重鎮。感情を見せず、冷静かつ事務的に物事を処理するが、その判断は常に戦局全体を見据えている。ACT2終幕では、レイヴンズ・コールへの補充とファントムドーン継続を決定した。

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