無記憶転生(ボーナス満載)たのしい!1
また会いましたね!!
ゆっくりのんびり、楽しんでいってね!
意識がぼんやりする。
「あ……。ちょっと待って……。まだ聞きたいことが……。」
ーー
意識がはっきりしてくる。
「うっ。生まれましたっ!!」
何だあの子?
猫耳……。猫耳?!!
かわいい!!
あれ?
っていうか思うように体が動かせないなぁ……。
なんか抱きかかえられた。
この人たちが……。
わたしの親……?
なんかイケメンと美女って感じだなぁ。
っていうかうるさいなぁ
鳴き声?かなぁ?
って、わたしだ!
赤ん坊になってる!!
ーーーーーー
はい。というわけで、ぶじ、転生しました。
アイリスです。
どうやら、
村の領主の娘に生まれたようです。
なぜなら、明らかに屋敷っぽいとこに住んでて、
文明が中世くらいな見た目をしているからです。
窓の外に家が並んでて、周りが森っぽいのは視界でとらえました。
いまだ、ゆりかごの中にいれられて、お母さんに本を読んで寝かしつけられてます。
それにしても……
「ぶぅあぶぁぶぅああ」(母さんかわいすぎる~。)
「なぁにぃ~ 私のかわいい赤ちゃん?」
何言ってるかはわからないけど、とりあえずかわいい。
20歳ぐらいかなぁ?若いしちっちゃいし白髪で儚げでもうかわいい。
「ぶぁ、ぶぅあうあ!」
生まれてきてよかった。感動。
何をしてもらったのかは言うまでもない
なんてすばらしい世界なんだろう。
ちょっとずつ、眠くなってきた……
うぅん…… なんか大事なこと忘れてる気が……
ーーーーー
生まれてひと月。
ちょっとずつ言葉がわかるようになってきた。
言葉がわかって、気になったことがある。
そう。魔法だ。
魔法……。 あるんだろうか。
まだ、家の人が使っているのを見たことがない。
家の人といえば。
猫耳さんである。
名前がわかるまで猫耳さん(仮)で通そうと思う。
彼女はとにかくかわいい。
仕草がかわいい。笑顔がかわいい。
家の家事などをしているようだが、うれしいことに時々会いに来てくれる。
わたしに会いに来てくれるのは、
まず母。一日一緒かってぐらい一緒にいる。
つぎに猫耳さん。数日に一度一時間ぐらい来てくれる。
ほかのメイドさん。わたしの世話や母のお出かけ中などの間いっしょにいる。
父。仕事が忙しいらしく一日に一度くらいしか会わない。でもめちゃくちゃわたしといるの好きみたい。
メイドさんは10人ぐらいいて、かわるがわる来て仕事してるかんじだ。
昔の世界とはおおちがいだ。おぼえてないけど。
昔の世界は……なんていうかこう空気?みたいなものがあったはずだ。
じゃあ魔法も空気みたいなのでできるんじゃないだろうか。
うーん。
むりそうだなぁ。
またあした。かんがえるかぁ……
ーーー
さてさて、私も生まれてからかれこれ一年が経ちました。
「アイリスちゃんお誕生日おめでとぉおおおおおお!!!」
どうもみなさん。まだ立ち上がれもしないアイリスちゃんですよぉお。
猫耳さんに撫でられ中。本望である。
なんと、あの猫耳さん、まだ子供だったことが判明。
なるほど。どうりであんまり来ないわけだ。
遊ぶのも忙しいもんね。
しゃべれないけど、言葉がわかるのってやっぱりわたしすごいんじゃ!!?
うん。わたし、すごい。わたすご。
褒めたたえよ。
今日はわたしの誕生日会。
久しぶりにみんなで集まってるみたい。
「はいはーい!ちゅうもーく!!」
あ、お母さん!!
「いまから、アイリスちゃんのスキル鑑定をおこないまーす!!」
スキル鑑定?
なんかスキルもらえるのかな?
「じゃあ始めるよー!」
なにやら、ごそごそと水晶のようなものをとりだしてきなすった。
パァアアアア!!
うわ!!光った!!まぶし!!
「えーと?なになにー。わたしの愛しのアイリスちゃんのスキルは~?」
おわ!!
なになに?
光る板!!!ステータスボードじゃん!!
これが文字かぁ……
(よめねぇ……)
泣いていいですか?
せっかく言葉がわかるようになったのに!
つぎは文字!!
なんやねん!!
「『役割模倣』と『金剛細工』に決まりましたぁ!!」
「えええええ!!スキル二つ持ちぃ!!!??」
あれ?みんなびっくりしてる。
スキル二つって珍しいんだ。
へえええええ。
わたしすごい?すごいじゃぁん!
転生した体の持ち主の分余計に枠があったのかな?
ロールプレイってことは、真似みたいなものかな?
金剛細工はわたし金属工作大好きだったから?
ほへええ。
いいじゃあん?
「というわけで、アイリスちゃん一歳を祝して!!」
「「かんぱぁい!!」」
乾杯!!
ーー
なんか忘れてる気がするけど、いいや!!
ちょっとでもいいな!って思ってくれたらうれしいなぁ!




