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突撃★テトルフさん!!

*******注意*******

 こちらは、キャラクター達へ作者がインタビューする企画です。

 キャラによっては、かなりはっちゃけている可能性があります。

 その場合、生暖かい目で見守ってやってください。

 もしくは「あ、これって舞台裏なんだ」と考えてください。

 活動報告から短編集へ移動された際、所々文字の修正や表現の変化をしている場所がありますので、ご注意ください。


 それでは、始まります。

****************

【はじめの挨拶】

《作者》

 はい、それでは『突撃★屋敷(組織)の×××さん!!』の第一回目を始めたいと思います!!

 テトルフさん、準備は良いですか?


《テトルフ》

 ……。

 

《作者》

 テトルフさん?

 あの、聞いてますか?


《テトルフ》

 ……おや、もう開始の時間です?

 すいません。『この液晶画面の向こう側』に居るお嬢様の顔に見とれていたせいで、開始の時間だと気づきませんでした。

 どうぞ、オレの準備は万端ですので始めてください。


《作者》

 一時間ほど前からずっと何かを見てると思ったら……メタ発言……!!?

 と、とにかく、始めようか!!




【簡易自己紹介】

《作者》

 では、まずは簡単な自己紹介をお願いします!!


《テトルフ》

 自己紹介……はい、かしこまりました。

 液晶画面の向こう側に居るお嬢様、こんにちは。

 または、おはよう……それから、こんばんはですね。

 オレはジョーカー様の屋敷で執事をしている、テトルフと申します。

 ちなみに種族は人間――――ではなく、吸血鬼ですよ。

 オレの事はテトルフか、呼びにくいならテトとお呼びくださいね。

 本日は少しでもオレの事を理解していただくため、作者様の無理難題な質問だろうと快く回答致しますので、ご期待くださいませ。


《作者》

 では、次行ってみましょうか!!




【年齢について】

《作者》

 それでは、次にアンケートでも質問のあった『テトルフさんの年齢』についてを――――


《テトルフ》

 ストップです、作者様。

 …………オレの、年齢を答えるのですか?


《作者》

 そう!!テトルフさんの年齢!!!!


《テトルフ》

 そうですね……

 二十歳前半くらいだと、オレを見た方はよく言いますよ。


《作者》

 で、実際の年齢はいくつですか?


《テトルフ》

 すんなりと答えるのはつまらないので、クイズ形式にしますね。

 …………ちなみに作者様は、オレが何歳に見えますか?

 当ててみてください。


《作者》

 えーっと……

 うん、やっぱり二十歳前半だよね!!


《テトルフ》

 「前半」ではなく、具体的な数字を答えてください。


《作者》

 うーん……二十三歳?


《テトルフ》

 はい、正解ですよ。

 オレは二十三歳なのです……恥ずかしいので、キャラ紹介には記載しませんでしたがね。


《作者》

 やった!!当たったよ!!!!!!

 よし、じゃあ次行こう!!


《テトルフ》

(……実際、オレは何年生きたのでしょうかね。

 吸血鬼は人間よりも長寿ですから、少なくとも成人の体型になるまで数百……まあ、作者様を騙せたので良しとしましょうか)




【執事について】

《作者》

 そういえば、テトルフさんって執事らしくない執事ですよね。


《テトルフ》

 そうですか?


《作者》

 ほら、服装とか乱れてるし口調が時々砕けてるし……

 一人称をオレって使う執事は少ないよね。


《テトルフ》

 オレはオレですから。

 十人十色、皆似たような執事だったら退屈だと思いません?


《作者》

 退屈かもしれないけど、王道執事が好きな方って多いんだよ?


《テトルフ》

 そもそも、吸血鬼な執事の時点で邪道だと思います。

 それに世の中には「敬語責め」と言う素晴らしい表現があるようですし、オレはこのままで通しますよ?

 

《作者》

 な、なるほど。

 つまり、ゴーイングマーイウェーイってやつ?


《テトルフ》

 発音や伸ばす位置が違います。

 正しくは『Going My Way』ですね。


《作者》

 おー、発音すごーい……!!!

 って、このままだと英会話教室になりそうなので、次行きます!!




【家族構成】

《作者》

 はい、次に家族構成を教えてください!!


《テトルフ》

 ……作者様、二次元設定と言うものをご存知でしょうか?


《作者》

 え、何それ?


《テトルフ》

 ゲームに主要キャラクターの家族が出ていることは、ほとんどありません。

 特に恋愛ゲームはそうです。

 キャラクターの家に行った時、大抵言われる台詞は「一人暮らしなんだ」とか「実は両親が……」って言う台詞が多いですよね。

 兄弟は別として、父親や母親が出てくるのは流石に……


《作者》

 じ、じゃあ、つまり両親無し?


《テトルフ》

 いえ、父親も母親も義弟も居ますよ?


《作者》

 さ、さらっと爽やかな笑顔で言われました……!!

 あの口ぶりだと、両親は居ない設定で――え? 義弟?


《テトルフ》

 はい、義理の弟と書いて義弟です。

 しかし両親含めて本編には一切出ませんし、出させませんがね。


《作者》

 あの、義弟君はどんな子なの?

 ショタ? ショタですか?


《テトルフ》

 ……作者様、ショタのキーワードに反応しすぎですよ。

 義弟の名前は『春日谷(カスガヤ) 蓮斗(レント)』。周りからはレンと呼ばれています。

 人間と吸血鬼の間に生まれたハーフ――いえ、ダンピールですね。

 性格はオレと真逆です。例えるならナツ様をもう少し暴力的にした感じですよ。

 背が低いので、一応作者様の言うショタに当てはまると思います。


《作者》

 蓮斗君ですね!!

 義理でも、兄としては可愛い弟と離れて寂しいですか?


《テトルフ》

 可愛いかはともかく、とても寂しいですね。

 レンもきっと、オレに会いたくてたまらないと思いますし。


《作者》

 仲睦まじい兄弟……うん、素晴らしい!!

 それじゃ、この調子でどんどん行きましょう!!


《テトルフ》

(……レンは、オレを「殺したい」と言う意味で会いたいのですがね。

 知らぬが仏と言いますし、作者様には黙っておきましょう)




【好きなもの】

《作者》

 テトルフさん、好きなものはありますか?


《テトルフ》

 そうですね……吸血鬼らしく、血なんてどうです?


《作者》

 いや、私に質問返しをされても……

 じゃあ、血以外は?


《テトルフ》

 血以外でしたら、香りの良い紅茶が好きですよ。


《作者》

 あー……そういえば、よくテトルフさんが紅茶を飲むシーン出てますもんね。

 普段はどんな紅茶を飲んでますか?


《テトルフ》

 時期様々、季節に合った茶葉を厳選して飲んでいます。

 ですので「これを常に飲んでいる」と言うのは無いですね。

 どの季節にも全く同じ茶葉が売っていますが……あれは駄目なのです。匂いも味も劣化していますから。

 勿論、先程「厳選している」と言った通り、当たり前の事ですが茶葉は作っている産地やその年の気候で味が変化します。去年は美味しかったのに今年は味が落ちている……なんてことは日常茶飯事ですよ、「茶」なだけに。

 ちなみにオレはレモンティーのようなフレーバーも好きですが、やはりダージリンが一番です。

 仕事の合間にマスカテルフレーバーの芳醇な香りが漂うセカンドフラッシュを飲むのが、オレにとっての夏の風物詩であり楽しみでもありますね。

 あの時期の色は最も美しい。お値段は少々高めですが、一度は飲んでおいた方が良いですよ。

 しかし一度飲んでしまうと、あの味が忘れられず再び購入してしまうでしょうね……それほど、全てにおいて完璧と言える紅茶ですので、オススメ致します。

 しかし、ファーストフラッシュもセカンドフラッシュの次に好きですよ。あの味や香りを苦手とする方が多い様ですが、それもまた季節を感じられるものであって一種の美徳であり――――



《作者》

 ちょ、長いですっ!!!!

 語らないで!!紅茶を語らないで!!!!


《テトルフ》

 ……おや、お気に召しませんでした?

 残念です……でしたら、作者様が居なくなった後に話しましょうか。


《作者》

 誰に言ってるの?


《テトルフ》

 液晶画面の向こう側に居るお嬢様へ、ですよ。




【印象に残ったシーン】

《作者》

 次に、テトルフさんが話の中から印象に残ったシーンはありますか?


《テトルフ》

 よくある質問ですね。

 あるとすれば『真夜中の遭遇』で、ローズ様がお嬢様へ手を出そうとした時ですよ。

 あの時、もしもお嬢様がローズ様に殴られていたら……そんな風に考えるだけで胸が痛みます。


《作者》

 え、てっきり『ブローチ』の回を話すと思ったんだけど……。


《テトルフ》

 おや、『ブローチ』ですか?

 あの時のお嬢様はとても可愛らしかったですね……けれど、まだまだオレは物足りないのです。

 ですので、あえて言いませんでした。


《作者》

 なるほど、つまり甘い展開はまだまだあるぞってフラグですね!!!


《テトルフ》

 正解です。

 それでは、次の質問へ参りましょう。




【好きな異性のタイプ】

《作者》

 こちらは短編集へ移動した際の追加質問です!!

 それでは、テトルフさんの好きな異性はどんなタイプですか?

 「主人公=タイプ」のような回答以外でお願いします!!!!


《テトルフ》

 ……好きな異性のタイプ……。

 理想としては、初々しい反応をする方がタイプですよ。


《作者》

 初々しい……?


《テトルフ》

 例えば、顔を近づけただけで赤くなったり、抱きしめたら慌てたりする……そんな反応です。

 そんな反応をすると分かっていても、あまりに可愛いので……きっとオレは何度もやりたくなってしまう。

 挙句の果て、恐らくオレはこんな言葉を言います。


「――――そんな可愛らしい反応ばかりだと、オレを誘っているようにしか見えませんよ?」




《作者》

 ……そ、そうだ……テトルフさんって、妖艶設定があったんだ……!!!!破壊力が凄い!!

 ほ、ほら、画面の向こうの読者さんも数名悶えてますよ!!!!


《テトルフ》

 おや、そこまで妖艶な自信はありませんが……そう言っていただけると、悪い気はしませんね。

 ありがとうございます。




【各キャラクター・読んでくださる方へ】

《作者》

 この部分は全キャラ統一で質問します。

 キャラクターのイメージや思っている事、これを読んでくれる方にお礼を言うところですよ!!

 さあ、テトルフさん!!お願いします!!


《テトルフ》

 ……なるほど、かしこまりました。

 まず、ジョーカー様。

 ジョーカー様はとても素晴らしい魔法使いだと、心から尊敬しお慕いしています。

 一言を言うとしたら「オレと同じような回避方法がオススメですよ」ですかね。


《作者》

 回避? 何それ?


《テトルフ》

 いえ、何でもありませんよ。

 それでは次に、ハルト様とナツ様とユキ様の三人を同時に。

 三人はとても仲の良い兄弟で、羨ましいです。他にも羨ましい部分はありますがね。

 そして一言は……「のんびりしていると、オレが貰ってしまいますよ?」です。


《作者》

 うん、意味が全然分からない……!!!!


《テトルフ》

 後は、誰に言えば……マフィアの方々ですかね。

 彼等にはこれからもジョーカー様の友好的な取引相手になってほしいです。

 ちなみに一言はありませんよ。女性に嫉妬するのは恥ずかしいですから。


《作者》

 じゃあ、最後に読者へ!!



《テトルフ》

 ……お嬢様、オレは執事です。

 貴女が望むなら何でも致しましょう。

 たとえそれが、お嬢様と執事の境界線を越える事だろうと……全て、お嬢様の望むままに。

 ですので、お嬢様はハルト様達からの愛の言葉ではなく、オレを受け入れてください。

 嘘かもしれない愛に溺れ、苦しむ必要はありません。オレが確実な愛をお嬢様へ捧げましょう。


 ――――なんて、言えたら幸せなのですがね。

 今はまだ、自分の身分を弁えてますのでご安心くださいませ。

 改めて、お嬢様への一言は「これからもよろしくお願い致します」ですよ。





【最後に】

《作者》

 テトルフさん、ありがとうございました!!

 所々で言ってた『画面の向こう』って感じのメタな発言以外、普通に良かったです!!!!


《テトルフ》

 こちらこそ、本日は貴重なお時間をオレのインタビューに使用して下さりありがとうございました。

 次はマフィアのボスである、ライム様とユウム様がこのインタビューにお答えするようですよ。



《作者》

 ……ヤンデレ双子……今回みたいにまとまると良いんですけどねー。


 それでは、以上でおしまいにします!!

 ありがとうございました!!!



...【突撃★双子さん!!】へ続く...

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