武技
男爵家三男レオナルドの貴族教育が始まって、早一年余り。
秋が深まりつつあるリオネル城砦近くの森の中を、冷たい風が吹き抜けていく。
頭上を覆う広葉樹の葉は黄色や赤に色づき、わずかな風の揺らぎにもカサカサと乾いた音を立てていた。濡れた腐葉土と落ち葉の混ざり合う匂いが、木漏れ日の差し込む空間に濃く立ち込めている。
その森の獣道に、四人の少年たちが足を踏み入れていた。
先頭を歩くのは、男爵家に仕える従士の息子、シグルドである。
手にした短い手槍を油断なく構え、藪を払いながら進むその体躯は、同年代の子供たちと比べても頭一つ分大きく逞しい。日頃の訓練の成果を試す好機とばかりに、その瞳には少年らしい張り詰めた気負いが宿っていた。
その斜め前を、ピンと尖った三角の耳とふさふさとした尾を持つ犬人族の少年が進む。
鼻腔を細かくひくつかせ、湿った風が運んでくる匂いに全神経を集中させていた。彼が持つ鋭敏な嗅覚と聴覚は、森の生き物が残した微かな痕跡を的確に捉える役割を担っている。
さらに一行の足元、低い姿勢で地面の落ち葉を慎重に調べているのは、小柄な鼠人族の少年であった。
手先が器用な彼は、細い麻紐と若木を利用した罠の仕掛けを小脇に抱え、獲物の通り道となる窪みや足跡を入念に確認している。
そして、彼らの中央に歩を進めるのは、淡い栗色の髪をした少年――男爵家の三男、レオナルドであった。
日々の基礎鍛錬によって足取りこそ確かではあるものの、その手足はまだ幼く、体格も年齢相応に小さい。山野を駆け巡る獣人たちの軽やかさに比べれば、その身のこなしにはどうしてもぎこちなさが残っていた。背には小さな子供用の弓と矢筒を背負い、少年たちの足取りに合わせて静かに歩みを進めている。
一行の目的は、自らの手で獲物を仕留める「狩り」であった。
若木をかき分け、落ち葉を踏みしめながら、少年たちは森の静寂を乱さぬよう慎重に奥へと分け入っていく。
だが、この四人の後方――およそ三十メートルほど離れた木立の陰に、もう一つの気配が存在していた。
太いブナの幹と鬱蒼としたシダ植物の葉に体を滑り込ませ、完全に気配を殺した一人の男。
革の胸当てに身を包み、腰に佩いた長剣の柄に静かに手を添えているのは、騎士パウロであった。
足音ひとつ立てず、風下の死角を選びながら、少年たちの隊列との距離を一定に保ち続ける。
城砦に近い裏山とはいえ、そこは野生の獣が息づく領域である。万が一の危険に即座に割って入れる間合いを維持しながら、その鋭い眼光は、木々の隙間を縫って進む子供たちの背中をただ冷徹に見据え続けていた。
◇
僕は手にした短い手槍の柄を握り直し、足元の湿った落ち葉を踏みしめた。
十歳になった自分の身体は、同年代の子供たちと比べてもひと回り大きく逞しいという自負がある。男爵家に仕える従士の息子として生まれたが、胸の奥に抱き続けている夢は、単なる主家の護衛兵にとどまることではない。
いつかこの領地を飛び出し、広大な世界を渡り歩く「冒険者」となって、誰もが名を耳にするような『英雄』になること――。物語や吟遊詩人の歌に出てくる本物の英雄のように、自らの腕一本で魔獣を討ち倒し、人々を救ってみせるのだ。その強い憧れが、僕の背筋を自然と伸ばしていた。
前を行くのは、犬人族のウォリーだ。
頭の上の尖った三角の耳を細かく動かし、濡れた黒い鼻をひくつかせながら、風が運ぶ微かな匂いを追っている。ウォリーの鋭い嗅覚と聴覚は、森の中では何よりも頼りになる目と耳だった。
足元を低く屈んで進むのは、鼠人族のピッツ。
小柄な身体を器用に丸め、細い麻紐と弾力のある若木で作った罠の仕掛けを両手に抱え、落ち葉の隙間に隠れた獣道を入念に見極めている。ピッツの罠作りの腕前は大人顔負けで、小動物の足取りを読む勘は群を抜いていた。
そして、隊列の中央を歩くのが――男爵家の三男、六歳になったレオナルド様だ。
まだ手足も短く、体格も年齢相応に小さい。背負った子供用の小さな弓と矢筒が、その小柄な背中で揺れている。日頃の鍛錬のおかげで足取りこそしっかりしているが、山野を跳ね回るウォリーやピッツの身のこなしと比べれば、木々の間を縫う歩みにはどうしてもぎこちなさが残っていた。
(僕がしっかり守らなきゃな。将来、英雄になる男が、一番年下の若様を守れないなんてあってはいけない)
槍を構え直し、改めて気を引き締めた、その時だった。
前方を歩いていたウォリーが、ふいにぴたりと足を止めた。
尖った耳が後ろへ向けてピンと跳ね、濡れた鼻をスンスンと鳴らしながら、鋭い視線を背後の茂みへと向ける。
「……おい、シグルド。若様」
ウォリーが身を低くし、唸るような低い声で囁いた。
「後ろだ。……誰かついてきてる」
「え……!?」
僕は息を呑み、即座に槍の穂先を後方へ向けようとした。野盗か、あるいは魔獣か――全身の毛が逆立つような緊張が走る。
だが、それを静かに制したのはレオナルド様だった。
六歳の少年は慌てる素振りすら見せず、小さな手をすっと上げ僕の動きを止めると、困ったような、どこか苦笑いの混ざった顔を浮かべた。
「シグルド、槍を下ろしてください。ウォリーも、その相手への警戒を解いていいよ」
「で、でも若様! 誰かが尾行して……」
食い下がるウォリーに、レオナルド様は背後の深い木立をちらりと一瞥し、ため息まじりに小声で言い含めてきた。
「……いいかい、みんな。気がつかないふりをしてあげてほしいんだ。大人の面目ってものがあるからね」
その言葉と、レオナルド様の呆れたような眼差しを見た瞬間、僕の頭の中で合点がいった。
(……ああ、パウロ様か!)
レオナルド様の教育係であり、城砦でも腕利きの騎士であるパウロ様だ。六歳の若君が子供たちだけで森へ入るのを、大人がただ見過ごすはずがない。姿を見せずに追ってきているのは、護衛であり監視なのだろう。
正体が分かれば、余計な恐怖は消えた。
槍の穂先をゆっくりと地面へ戻し、それ以上は何も言わずに前を向き直した。大人の護衛がついているからと気を抜くわけにはいかない。英雄を目指す者として、自分の力で獲物を仕留め、若様の前で格好をつけてみせるのだ。
「……よし、行くぞ。獲物を探すんだ」
気を取り直し、森の奥へと目を凝らしながら、再び慎重に歩みを進め始めた。
◇
木立の影から少年たちを観察していた私は、息を潜めたまま苦笑いを噛み殺した。
(……やれやれ、完全に気づかれたな)
犬人族の少年が足を止め、鼻を鳴らして背後を警戒した直後、レオナルド様が仲間たちに小声で何かを言い含める様子が視界に入った。
少年たちの動きから過度な警戒心が消え、何事もなかったかのように歩みを再開したのを見て、己の尾行が若君に筒抜けになったことを悟った。気配を完全に殺していたつもりだったが、犬人族の子の嗅覚を侮っていたらしい。
だが、気づかれたからといって引き返すわけにはいかなかった。
私は教育係であり、万が一の危険から主家の御子息を守る任を負った騎士だ。相手が「気づかないふり」をしてくれるというのなら、こちらも「気づかれていないふり」を装って影から見守るまでであった。
それからしばらくの間、森の中には少年たちの静かな足音だけが響いていた。
やがて、先ほど仕掛けたという罠の場所へ戻った一同から、歓喜の声が上がった。
「かかった! かかったぞ!」
「でっかいキジだ! ピッツ、すげえ!」
鼠人族の少年が仕掛けた若木と麻紐の罠に、見事な羽根を持つキジがしっかりと掛かっていた。
少年たちは跳ね回って喜び、レオナルド様もまた小さな手を叩いて微笑んでいる。普段のマナーハウスでは決して見せない、年相応の子供らしい無邪気な笑顔。
(……ふむ。やはり外へ出れば、ただの愛らしい子供であられるな)
私の胸に、温かくほほえましい安堵が去来した。
――だが、その一瞬の気の緩みが致命的だった。
ガサリ、と激しく木立が揺れた。
「――ッ!?」
私が異変を察知したのと、犬人族の少年の尖った耳が激しく痙攣したのはほぼ同時だった。
しかし、少年たちが態勢を立て直す間など、森の獣は与えてくれなかった。
「ブモォオオッ!!」
裂けるような咆哮とともに、密集した藪の陰から飛び出してきたのは、丸太のように太い体躯を持つ巨大な野猪――ボアであった。
泥と剛毛に覆われた黒い巨体が、猛烈な突進速度で少年たちの前へと躍り出る。
(しまっ――!?)
木陰から飛び出し、私は全力で地を蹴った。
(脚力強化!)
体内のマナを脚へ集中させる。踏み込んだ足が腐葉土を深く抉り、身体が一気に前へ押し出された。
だが、距離はおよそ三十メートル。鍛え抜かれた騎士の脚力と武技をもってしても、突進するボアの速度には割り込みが間に合わない。
ボアの血走った目は、最も手前にいた犬人族の少年を捉えていた。
一直線に突進してくる牙の切っ先。
「ウォリーッ!」
シグルドが叫んだ。
犬人族の少年は間一髪のところで横っ飛びに身体を投げ出し、牙の直撃こそ免れたものの、そのまま勢い余って背後の太いブナの幹へ背中から激しく激突した。鈍い打撲音とともに、犬人族の少年が泥の上に転がる。
「この野郎っ!」
シグルドが手槍を正面に構え、歯を食いしばって前に踏み込もうとした。
だが、子供の腕力でボアの突進を正面から受け止められるはずがない。串刺しにされるのは目に見えていた。
「シグルド、止まれ! 誰も動くな!」
私の怒声よりも早く、凛とした鋭い声が森の空気を切り裂いた。
レオナルド様だった。
少年たちの動きが、その声の圧力に縫い止められた、刹那――。
ヒュンッ、と耳を劈く硬質な風切り音が鳴り響いた。
到底六歳児の腕力から放たれたものとは思えない速度で、一直線に森の空気を裂いた。
身構えたシグルドのすぐ横をすり抜け、倒れ込む犬人族の少年の鼻先を通過した矢は――吸い込まれるように、ボアの分厚い筋肉の隙間、頭蓋と首の骨の連結部という急所へ深々と突き刺さった。
「グガッ……!?」
ボアの首が大きく沈んだ。
それでも突進の勢いは止まらない。巨体は二歩、三歩と惰性のまま前へ進み――やがて前脚から崩れ落ちた。
「うおおおおッ!」
即座に駆け込んだシグルドが、体重を乗せて手槍の穂先をボアの首筋へ深く突き立てる。 痙攣ののち、巨獣は完全に動きを止めた。
「はぁ……はぁ……っ」
草木を薙ぎ倒しながら、私は息を切らせてその場へ躍り出た。
抜いた長剣を構えたまま、何よりもまず駆け寄ったのはレオナルド様のもとだった。
「レオナルド様! ご無事ですか! お怪我はございませぬか!?」
肩や腕に手を添え、怪我がないかをくまなく確かめる。
レオナルド様は無言のまま小さく頷くだけだったが、弓をだらりと下げ、信じられないものを見るように己の小さな両手を凝視していた。
私は即座に振り返り、泥の上に倒れ込んでいる犬人族の少年へと駆け寄った。
「犬人族の君! 動けるか!? 骨は折れていないか!」
幹に激突した少年の背中と肋骨を手早く検分する。激しい打撲の痛みに顔を歪めてはいるものの、幸いにも骨が折れた感触はなかった。
「う、うぐっ……だ、大丈夫……息が詰まっただけ……」
「無理に動くな。……シグルド、鼠人族の君も怪我はないな?」
「は、はい! 僕は平気です!」
「ぼ、ぼくも……!」
仲間たちの無事を確認し、心の底から重い息を吐き出した。
危機は去った。だが――武人としての胸を支配していたのは、安堵だけではなかった。
冷え切った森の静寂の中、ゆっくりと立ち上がり、再びレオナルド様の前へと歩み寄った。
少年は依然として、弓を握っていた己の手のひらを呆然と見つめ返している。
六歳の体格、子供用の弓では到底生み出せぬ威力。
戦場を生きる騎士である私には、それが何であるかがはっきりと分かっていた。
「……レオナルド様」
低く、押し殺した声で呼びかけると、自分の力に驚いた少年がようやく我に返ったように顔を上げた。
私は思わず頬を緩めた。
教育係としての誇らしさを胸に、少年の灰色の瞳をまっすぐ見据える。
「……今のは、『武技』でございますな」
◇
パウロから告げられたその一言に、私は呆然と目を見張った。
(……武技?)
今のが?
前世で使っていた競技用の弓とは、形も癖もまるで違う。
それでも一年余り触れてきた。癖はある程度掴んでいる。
(確かに狙った。そこへ当てたこと自体は分かる。だが――あの威力は何だ?)
言葉を失ったまま、私は震える自分の右手をじっと見つめ直した。
短く頼りない指先。先ほどまで握りしめていた子供用の小さな弓。そのどこをどう探しても、あの凶暴なボアの分厚い頭蓋と頸椎を深々と貫くような腕力など宿っているはずがなかった。
だが、確かにあの瞬間――矢を引き絞り、ウォリーの危機に息を詰めた刹那、何かが私の全身を駆け抜けたのだ。
『武技』
この世界で六年を生き、書庫の文献やパウロとの座学を通じて、知識としては把握していた概念だった。
それは、魔法使い以外の戦士や平民であっても、体内に宿る「マナ」を利用して発現させる御業だ。
瞬間的に硬度を高めて敵の刃を弾く防御の技や、己の筋力以上の破壊力を一撃に叩き込む打撃の技、あるいは一瞬だけ獣のような速度で間合いを詰める身体強化――。この世界の武人たちが「武技」と呼んで重宝している技術の正体である。
(まさか、あれが私に発動したというのか……?)
しかし、もう一度同じことをやれと言われても、絶対にできる自信がなかった。
感覚を反芻しようとしても、指先にはただ重だるい倦怠感が残っているだけで、再現性の欠片も掴めない。発動した明確な条件すら分からないのだ。
前世の大学時代、私はアーチェリーに打ち込み、国体選手として選ばれ、一時はオリンピック候補の合宿にまで名を連ねた経験があった。結局、夢の舞台には届かず家業に進み、のちに政界へ行くことになったが、矢を射る感覚、精神を極限まで研ぎ澄ます集中力だけは、魂の記憶としてこの幼い身体にも刻まれていたのだろうか。
その極限の集中が、体内の何かに火をつけたのだろうか。
もっとも、それは平和な時代の競技としての技術だ。幼い頃から狩りや戦に弓を使うこの世界の達人たちに比べ、どこまで通用するかは分からない。
(……マナ、か)
私は荒くなった呼吸を整えながら、この世界の根底を流れる精神的エネルギーと私は理解している。
マナとは、生き物の体内に宿る一種の力だ。
魔法はそれを何らかの媒体を通して別の現象へ変換する。一方、武技はもっと直接的で、マナを肉体や武器へ流し込み、一時的にその性能を引き上げる。
パウロが先ほど使った脚力強化も、その一種だ。
魔法であれ、武技であれ、理屈は同じだ。
ルーンを刻む霊木を媒体にしようが、精霊と契約しようが、神への敬虔な祈りを捧げようが、それらを起動する燃料は百パーセント術者本人のマナである。
己の器を超えるマナを行使することはできないし、人智を超えるような天変地異を起こすことなど物理的に不可能だ。マラソンランナーが己の心肺機能と筋肉の限界を超えて走り続けられないのと同様に、力には常に明確な上限とコストが存在する。
少なくとも今のところ、私には魔法の才らしきものは見つかっていない。
ルーンを刻んだところで体内のマナを循環させる感覚がまるで掴めず、神聖魔法を祈るほどの信仰心も持ち合わせていない。精霊の加護に至っては、エルフや一部の選ばれた者たちだけの特権だ。
だが――この「武技」という身体操作の延長だとしたらどうだ?
体内のマナを瞬間的に肉体や放つ矢へと流し込み、物理的な威力を増大させる技術。それは魔術的な才能というより、身体操作を反復して身につける技術に近いのではないか。
マナの消費は肉体的なスタナと同じで、十分な食事と休息を取れば自然と回復する。
ならば、反復訓練によってその感覚を掴み、発現の再現性を高めていく余地は十分にあるはずだ。
(……悪くないな)
剣や槍で前線に立つ才能はなくとも、遠距離から確実に急所を射抜く技術。
この未熟で危険に満ちた世界において、自分の身を最低限守るための自衛手段として、これほど実用的な手札はない。
「レオナルド様……?」
私の顔色を伺うように、パウロが心配そうに覗き込んできた。 心配そうに駆け寄ってきたシグルドや、怪我を押して頭を下げるウォリー、ピッツの姿が目に入る。
私は小さく息を吸い、弓を握り直して、いつもの幼い表情を取り繕って微笑んだ。
「……うん、びっくりしたよ。手が勝手に動いたみたいだった」
「無意識の開眼……さすがはアントニウス様の御子ですな!」
パウロは感嘆混じりに頷いているが、私にとっては武才云々などどうでもよかった。
得られる道具は何であれ、利用価値があるなら磨いておくべきだ。
(少し、この『マナ』の使い方を意識して、弓の稽古に取り組んでみるか……)
仕留められたボアの巨体を見つめながら、私はまだ見ぬ己の身体の機能――そしてこの世界の技術体系の一角に、静かな興味の炎を灯していた。
-----用語解説-----
武技
体内に宿るマナを肉体や武器へ直接作用させ、一時的に能力を高める技術の総称。
脚力や腕力、身体の強靭さを瞬間的に高めるもののほか、武器による一撃の威力を増すものなど、その用途は多岐にわたる
魔法がルーン、精霊、神など何らかの媒体を通してマナを別の現象へ変換するのに対し、武技は肉体や武器へ直接マナを作用させる点に特徴がある
主に騎士や兵士、狩人などの武人によって用いられるが、特別な身分や職業だけに許された技術ではない
習得には適性だけでなく、反復した訓練と身体感覚の獲得が必要とされる
-----世界設定-----
マナと魔法
マナとは、この世界の生物が体内に宿す魔法的なエネルギー
魔法や武技を行使する際の源となり、消耗したマナは食事や休息によって徐々に回復する
魔法は、マナを何らかの媒体を通して別の現象へ変換する技術である
ルーン魔法
ルーンと呼ばれる術式を媒体としてマナを変換する魔法体系
比較的新しい技術であり、攻撃、防御、召喚、付与、結界、探知など多くの分野に細分化されている
精霊魔法
精霊を媒体としてマナを変換する魔法
炎や風など、実際の物理現象を生じさせることができる点に大きな特徴を持つ
神聖魔法
術者のマナを通して、神の御業を現世に具現化する魔法
その発現には神への信仰や適性が深く関わる
これらとは別に、マナを肉体や武器へ直接作用させる技術は「武技」と呼ばれる




