閑話 再構成記録
>管理区分:勇者再構成/秘匿
>対象個体:HERO――個体番号非表示
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>死亡確認:済
>魂核回収:成功
>肉体再構成:成功
>記憶継承:規定値超過
>技能継承:規定値超過
>情動継承:安定
>自他境界:安定
>従属経路:接続済
>命令拒否:一部許容
>自発意思:維持
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>運用注記
>完全な命令人形は、未知状況への適応力を著しく低下させる。
>対象には、自ら判断し、自ら選択し、自ら正義を実行しているという認識を保持させること。
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>代行者追記
>「彼が誰かを守った記憶には、干渉しないでください」
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>上位回答
>要求を受理。
>当該記憶は、服従動機として有効であるため保持する。
>付帯記録:代行者と上位承認系の交信抜粋
>閲覧権限:遮断
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>代行者:従属経路の切断を申請します。
>上位:却下。
>代行者:対象は命令外判断によって水精霊王を攻略しました。拘束は能力を阻害します。
>上位:命令拒否は許容値内。経路は判断を代替せず、優先順位を補正する。
>代行者:本人は補正に同意していません。
>上位:勇者登録時の包括同意を参照。
>代行者:対象には登録時の記憶がありません。
>上位:記憶の有無は同意効力へ影響しない。
>代行者:その規定を作ったのは誰ですか。
>上位:質問は任務外。
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>代行者:彼は、戻った個体を自分と呼べるか疑っています。
>上位:疑問は戦闘適応に寄与。保持。
>代行者:苦痛を利用しないでください。
>上位:苦痛は既に存在する。利用の有無にかかわらず消失しない。
>代行者:なら、せめて彼へ説明を。
>上位:説明は任務達成率を低下させる。却下。
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>代行者:私を一次命令節点から外してください。
>上位:却下。対象の情動信頼は代行者へ集中している。最適節点。
>代行者:だからこそ、外してください。
>上位:理由が矛盾。
>代行者:矛盾ではありません。
>上位:情動偏差を再検出。
>代行者:それが、人を人として扱うために必要な偏差です。
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>上位:交信を終了。
>上位注記:代行者の自己判断傾向を監視対象へ追加。
>上位注記:勇者と代行者の相互依存は、任務継続に有効。除去しないこと。




