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第4話「初めて空を飛んだ日」



「ここがバルキム児童養護施設だ!! アボココ王国の都市『フワリ』の中心部に位置する!!」


 トラックから降りた。コンビニにトイレに行ったときに縄を解いてもらってからは、、なぜか、、また縛られることはなくて、、よかった。。


 児童養護施設は肌色のコンクリートで全体ができている。。



「確か、、フワリって、、あの世界的スターの好田大血が住んでいるところだよな……」


「これから何度も好田大血に会うことになるんだけどね……」


 ルシアが奇妙なことを言った。


「俺と好田が何度も会うだと?? なんでだ??」



「それは、、お前が世界王候補の一人だからだ!!」


 気が付くと、、今までどこにいたのか、、全く気付かなかった、、いきなり俺の横に立っていたあるおじさんが、、さらに不思議なことを言い出した。。


「委員長!!」


 ポークがそのどこにでもいそうな急に現れたおじさんに頭を下げた。。


「委員長!! いきなり現れるのはやめてと言ったはずです。いつもビックリしてしまいます!!」


 ルシアも敬語で話している。。


「誰だ?? あんた??」



 俺はその神出鬼没のおじさんに聞いた。。



「はじめまして。。『世界王実現委員会』の委員長であるチシュウ・グレイズという。チシュウだ。シチューじゃないぞ!!」


 いらない説明を付け加えた、、チシュウというおじさん。


「確か、、俺のことを『世界王候補』って確かに言ったよな?? 嘘だろ?? なんの冗談だ??」


「今、、言ったとおりだ。お前は1000年に1度、現れて、、ある程度の世界平和を実現する世界王候補の一人だ!! わしは世界王実現委員会、、通称『王実』のリーダーだ!!」


「俺が世界王になるかもしれないってことか??」


「信じられないか?? まあ、、無理もないな!! 誰だってこんな話を急にされて、、簡単に。。はい、そうですかと受け入れられるわけもないからな。だが、、事実だ!!」


「嘘だ!! 俺が偉大な世界王になるわけがねえ!! 嘘ついてんじゃねえ!!」


 チシュウは俺の腕をいきなり掴んだ。。


「えっ?? 何すんだよ!! ああああ、、わああああああ」


 俺はいきなり宙に浮かび始めた。


「嘘だろ?? あり得ねえ!!」


「わしたちは特別な力を使える。宙に浮かぶこともできるんだ。これで信じてくれたか??」


「夢か??」


「夢ではない!! これは現実だ!!」


「俺が世界王なわけねえ。。信じられねえ!!」



 チシュウはいきなり高度500メートルまで俺を手をつないで連れて行った。。


「空を飛ぶって最高だろ?? 気持ちいいだろ??」


「俺は高所恐怖症なんだ!! 手を離すなよな!!」


「世界王だって信じてくれないと、、手を離しちゃうぞ??」


「あああああ、、わかった!! 落ち着けよ!! とりあえず、、信じるよ!! ここまで非科学的なことされちゃ、、な。。あんたたちスゲエな!!」



 こうして、、チシュウと初めて空を飛んだ記念すべき、、「世界王発覚の日」になった。。



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