第二十話「お礼に手作りご飯を振る舞ったらなぜかひまりもいたんですけど?」
いつもお読みいただきありがとうございます。
第十九話では、Sランク魔物・鋼鉄竜との戦いで、さくらとノアは「格の違い」を思い知らされました。
力の差、届かなさ、そしてそれでも生きて帰ってきた現実。
今回はそこから一転して、少し穏やかな日常回です。
お世話になっている人たちへ、さくらとノアが「自分たちにできる形」でお礼をするお話。
そして、戦いでは見えなかったもう一つの「強さ」——
誰かのために何かをすること。
それを受け取ってもらうこと。
そんな時間を描いています。
それでは、第20話「お礼に手作りご飯を振る舞ったらなぜかひまりもいたんですけど?」をお楽しみください。
翌朝、さくらが起きたら体のあちこちが痛かった。
昨日の鋼鉄竜との戦いの後遺症だ。
フロストに手当てしてもらって、アリアさんにもご飯を作ってもらって——
「……お礼しないと」
さくらはつぶやいた。
二人にはいつも世話になっている。
フロストは依頼でもないのに手当てをしてくれた。アリアさんは怒りもせず(少し怒っていたが)ご飯を作ってくれた。
「……ご飯、作ろう」
手料理でお礼をする。
それがさくらの出した答えだった。
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ノアに話した。
「……余も参加する」
「料理、できる?」
「……できる。魔法薬の調合と火加減は余の専門だ」
「チョコは上手かったね」
「……チョコだけではない。料理全般、火加減には自信がある」
「じゃあ分担しよう。私が具材を切って、ノアが火を使う工程を担当する」
「……それで行こう」
「何を作る?」
「……アリアがいつも作ってくれる煮込みが美味い。あれを作れないか」
「煮込み料理か。材料さえあれば難しくなさそう」
「……余も食べたい」
「作りながら食べる用も作る?」
「……それは欲張りすぎか」
「欲張りじゃないよ。多めに作ればいい」
「……では多めに作ろう」
さくらとノアが台所に立った。
アリアは「手伝う」と言ったが、「今日はお礼だから座っていてください」と断った。
アリアが少し嬉しそうな顔をして、居間に引っ込んだ。
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材料を揃えた。
野菜、肉、スープの素。アリアのレシピを思い出しながら。
「……まず野菜を切る」
「私が切る。ノアは火の準備して」
「……分かった」
さくらが包丁を持った。
野菜を切り始めた。
大きさが——まばらだった。
「……さくら」
「何」
「……大きさが違う」
「分かってる」
「……煮込むなら揃えたほうがいい。火の通り方が——」
「分かってるってば」
「……揃えろ」
「揃えようとしてるんだけど難しくて」
「……余がやるか」
「ノアは火担当」
「……余は火加減が得意だが、切るのも——」
「ノアは火担当!!」
「……分かった」
さくらが野菜を切り終えた。
大きさはまばらだったが、まあ何とかなるだろう。
ノアが鍋に火をかけた。
「……油を引いて、肉から炒める。アリアのやり方を見ていた」
「見てたんだ」
「……見ておいた。アリアの料理は美味いから、参考にしていた」
「几帳面だね」
「……当然だ。良いものは学ぶ」
肉を入れた。
じゅわっと音がした。
「……いい音だ」
「いい匂いしてる」
「……火加減はこのくらい。強すぎず、弱すぎず」
「さすが」
「……この程度は余の実力のうちだ」
肉に火が通ってきた。
さくらが野菜を入れた。
「……さくら、待て」
「何」
「……順番がある。硬い野菜から入れないと——」
「あ、そうか」
「……にんじんから。次に芋、それから柔らかい野菜の順だ」
「どうして知ってるの?」
「……見ていたから」
「ノア、アリアさんの料理めちゃくちゃ観察してたんだね」
「……美味いものを再現するには、観察が必要だ」
「魔王が料理を観察してた」
「……魔王城でも料理人の仕事は観察していた。美味い食事は領民の士気に関わる」
「そこまで考えてたの」
「……当然だ」
野菜を順番に入れた。
スープを注いだ。
煮込み始めた。
「……あとは時間だ」
「いい感じじゃない?」
「……悪くない出来だ」
二人が鍋を覗き込んだ。
確かに、いい感じに見えた。
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問題は、味付けだった。
スープの素を入れた。
塩を入れた。
さくらが味見をした。
「……うーん」
「どうだ」
「……薄い」
「薄いか。では塩を——」
「待って、入れすぎると取り返しつかないから少しずつ」
「……分かった」
少し入れた。
また味見。
「……まだ薄い」
「もう少し」
「……入れた」
また味見。
「……今度は何か足りない感じがする。薄くはないけど、味が単調というか」
「……アリアの煮込みには深みがある。何か入れていたはず」
「何入れてたんだろう」
「……観察はしていたが、香辛料の種類までは——」
「それは見てなかったのか」
「……見ていたが、名前が分からなかった」
「香辛料の棚を見てみよう」
アリアの台所の棚に、小瓶がたくさん並んでいた。
ラベルが読めるものもあれば、読めないものもある。
「……これかもしれない」
「何?」
「……匂いが似ている」
「嗅いでみて」
ノアが小瓶を開けて嗅いだ。
「……これだ。アリアが使っていた」
「入れてみよう」
少し入れた。
味見。
「……おっ」
「どうだ」
「……おいしくなった気がする」
「余も」
二人で味見した。
「……まあ」
「まあ?」
「……アリアの味には及ばないが——」
「でも食べられる?」
「……食べられる」
「良かった」
「……八十点、といったところか」
「厳しい採点だね」
「……余は妥協しない」
「まあ、食べてもらえれば」
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盛り付けをしていたとき、台所にアリアが入ってきた。
「……どう、進んでる?」
「煮込みができました。少し待ってて——」
アリアが鍋を覗いた。
匂いを嗅いだ。
少し考えた顔をした。
「……一個いい?」
「何ですか?」
「ちょっと味見させて」
アリアが味見をした。
静かにうなずいた。
「悪くないわよ。ただ——」
「ただ?」
「もう少しだけ、ローリエを入れるといいわ。あと火を弱めてもう十分」
「ローリエ……これですか」
「そう。一枚だけ。入れすぎると苦くなるから」
「……なるほど」
「あとは火を弱めてじっくり煮込むと、野菜が柔らかくなっていい感じになる」
「教えてくれるんですか? お礼なのに」
「一人で全部やると失敗するでしょ。手伝いじゃなくて、ちょっとアドバイスするだけ」
「……アリア」
ノアが言った。
「なに、ノアちゃん」
「……お主は、どうしてそんなに優しいんだ」
アリアが少し笑った。
「優しくないわよ。ご飯が美味しく仕上がったほうが、私も嬉しいから」
「……それは——」
「美味しいご飯を作ろうとしてる二人を見てると、手伝いたくなるのよ。それだけ」
「……そういうものか」
「そういうものよ。さあ、火を弱めて待ちましょう」
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十分後。
居間に料理を並べた。
煮込みと、さくらが切ったパン(断面がまばら)と、ノアが作ったスープ(こちらは安定していた)。
フロストを呼んだ。
「……いただきます」
「フロスト、今日はお礼だから」
「……恐縮です」
「恐縮しないで食べて」
「……はい」
フロストが静かに食べ始めた。
「……美味しいですね」
「本当に?」
「……はい。魔王様とさくら先輩が作ったのですか」
「二人で。アリアさんにも助けてもらった」
「……アリア様もご一緒に?」
「アドバイスだけよ」
「……いずれにしても、美味しいです」
「良かった」
ノアが煮込みを一口食べた。
「……八十五点に上がった」
「採点が上がった」
「……ローリエのおかげだ」
「ノア、自分でも食べてるじゃん」
「……自分でも食べる。お礼と言っても余も作ったから余の分もある」
「まあそうだね」
「……美味い」
「うん、美味しい」
「……アリアには及ばないが」
「及ばないけど、私たちが作ったから」
「……そうだな。それが——まあ、悪くない」
さくらは少し笑った。
「うん、悪くない」
アリアが嬉しそうに食べていた。
フロストが静かに二杯目をよそっていた。
そのとき。
玄関の戸が開いた。
「おじゃましまーす!! いい匂いがしたので!!」
ひまりだった。
「……え」
「ひまり、なんで?」
「近くを通ったら美味しそうな匂いがして!!」
「通りすがり?」
「はい!!」
「……入ってきてる」
「いいですか!!」
アリアが笑いながら言った。
「いいわよ、ひまりちゃん。座って」
「ありがとうございます!!」
ひまりが当然のように席に着いた。
「……ひまり」
「はい先輩!!」
「なんで入ってきてるの」
「匂いにつられて!!」
「それは通りすがりじゃなくて侵入では?」
「アリア様が許可してくださったので!!」
「……まあ、アリアさんが良ければ」
「ありがとうございます!! いただきます!!」
ひまりが煮込みを食べた。
「……美味しい!! 誰が作ったんですか!!」
「さくらとノアが」
「先輩とノア様が!? すごい!!」
「すごくはない。アリアさんに助けてもらった」
「それでも!! 手作りご飯!! 感動です!!」
「感動することでもない」
「感動します!!」
ノアがひまりを見た。
「……お主はなぜここにいる」
「匂いにつられてきました!!」
「……招待されたわけではないが」
「アリア様に許可をいただきました!!」
「……まあ、食べていいが」
「ありがとうございます!! ノア様、料理上手ですね!!」
「当然だ」
「どこで覚えたんですか?」
「……魔王城の料理人を観察していた」
「え、魔王が料理人を観察するんですか!?」
「領民の食事の質は士気に関わる。良い食事を理解するには、良い料理人を見るのが一番だ」
「なるほど……!! 魔王様、経営感覚がありますね!!」
「……当然だ」
「ビジネスパートナーとしてやはり優秀です!!」
「……ビジネスパートナーの話は今はいい」
「チョコの次は料理でも——」
「今はいい!!」
フロストが静かに三杯目をよそっていた。
「……フロスト、食べすぎでは」
「美味しいので」
「そうか」
「……魔王様が作ったものが美味しいのは、当然ですね」
「……そういうことにしておく」
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食事が終わって、後片付けをした。
アリアが「今日はゆっくりしてね」と言って、奥に引っ込んだ。
フロストも仕事があると言って出ていった。
ひまりが居間でのんきにお茶を飲んでいた。
「……ひまり」
「はい先輩!!」
「今日って何か用あったの?」
「特にないです!!」
「ないの?」
「匂いにつられただけで!!」
「……なんで入ってきたの」
「入りやすかったので!!」
「入りやすい理由にならない」
「アリア様が優しいので!!」
「アリアさんのせいにしないで」
「……ただ、先輩たちがいるところが居心地いいな、と思って」
「居心地?」
「なんか、ここにいると落ち着くんですよね。コルナに来てから一番落ち着く場所です」
さくらは少し黙った。
「……ひまりは、元の世界に帰りたい?」
「……帰りたいですよ、そりゃ」
「うん」
「でも——今は、ここも好きです」
「そっか」
「先輩は?」
「私も帰りたい。でも今は——」
「今は?」
「……今は今かな」
「今は今!! 先輩らしい!!」
「らしい?」
「ノア様から移ったんですか?」
「移ってないけど……まあ」
ノアが横で静かに言った。
「……余から移ったのか、余がさくらから学んだのか——どちらが先か分からなくなってきた」
「どういう意味?」
「……『今は今だ』と言い始めたのはさくらだが、余も言うようになった。でも今、さくらが言うときはどこか——余の言い方に似ている」
「……似てる?」
「……似ているかもしれない」
「移ったんですね!! 双方向に!!」
「……そういうことになるかもしれない」
「尊い!!」
「尊くない」
「尊い!!」
「……うるさい」
「ノア様が先輩に影響されて先輩がノア様に影響されて——」
「うるさい!!」
「尊いです!!」
ポチがひまりの足元に来た。
ひまりがポチを撫でた。
「ポチもここが好きでしょ?」
「ケルベロスだ」
「ポチでしょ!!」
「ケルベロスだと——」
「ポチポチ!!」
「やめろ!!」
ひまりがポチを抱き上げた。
「ポチ、ここが好き?」
ポチがしっぽを振った。
「好きなんだ!! ですよね!! ここはみんなが好きになる場所なので!!」
「……なぜ、お主がそんなに誇らしげなんだ」
「だってここはアリア様のお家で、アリア様はみんなに優しくて、先輩とノア様もいて——そういう場所は素敵じゃないですか!!」
「……まあ」
「まあって認めてますよね!!」
「……認めておる。ここは——悪くない場所だ」
「悪くないじゃなくて、良い場所ですよ!!」
「……良い場所だ」
「そうです!!」
さくらは台所を片付けながら、それを聞いていた。
良い場所だ、とノアが言った。
さくらもそう思う。
アリアさんがいて、フロストがいて、ひまりがいて——なぜかここが落ち着く。
「……帰ったら、こういう場所がなくなるんだな」
思わず声に出た。
「……さくら?」
ノアが振り返った。
「……なんでもない。独り言」
「……そうか」
「うん」
でも——ノアが少し、考えるような顔をした。
さくらは気づいたが、何も言わなかった。
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夕方、ひまりが帰った。
「ご馳走様でした!! また来ます!!」
「招待してないけど」
「でも来ます!!」
「……来てもいいが、次は連絡して来い」
「ノア様に許可をいただきました!! ありがとうございます!!」
「許可した覚えはない」
「では事後承諾で!!」
「……帰れ」
「帰ります!! またね先輩!! ポチも!!」
「ケルベロスだ!!」
「ポチ!!」
「ケルベロス!!」
ひまりが帰った。
居間が静かになった。
アリアが奥から出てきた。
「ひまりちゃん、元気ね」
「いつでも元気です」
「ご飯、美味しかったわよ。二人とも」
「……本当に?」
「本当に。ちゃんとお礼になってた」
「……良かった」
「またいつでも作っていいのよ。今日みたいに」
「……アリア」
「なに、ノアちゃん」
「……今日は、ありがとうございました。昨日の手当ても、今日のアドバイスも」
「どういたしまして」
「……お主には、いつも世話になっている」
「世話なんかじゃないわ。ここにいてくれるのが嬉しいんだから」
「……いてくれると、か」
「そう。さくらちゃんもノアちゃんも、ここにいてくれると賑やかで楽しいから」
ノアが少し黙った。
「……余たちが、帰ったら」
「寂しいわね」
「……寂しいか」
「そう。でも——帰りたいでしょ、二人とも」
「……まあ」
「帰りたい気持ちと、ここが好きな気持ちは、両方あっていいのよ」
「……両方、か」
「矛盾しないから」
ノアはしばらく黙った。
「……そうか」
「そうよ」
「……アリアは、本当に——」
「本当に?」
「……すごい人だと思う」
アリアが笑った。
「ただのおばさんよ」
「おばさんではない」
「あら、ありがとう」
「……事実だ」
さくらが片付けを終えて戻ってきた。
「何話してたの?」
「……大したことではない」
「秘密?」
「……秘密ではない。帰ったら寂しいという話だ」
「アリアさんが?」
「……アリアが、と余も、少し」
さくらは少し固まった。
「……ノアが寂しいと言った」
「……言ってない。少し、と言った」
「少し寂しいと言った」
「……まあ」
「初めてじゃない?」
「……初めてかもしれん」
「正直だね」
「……今日は正直な気分だ」
アリアが微笑んでいた。
「さくらちゃんも、寂しい?」
「……寂しいです、少し」
「じゃあ二人ともね」
「はい」
「帰るまでは、ここにいていいから」
「……ありがとうございます」
「ノアちゃんも」
「……ありがとう、アリア」
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**【魔王の小さな冒険 其の二十「魔王、手作りご飯を振る舞った件」】**
のあちゃんは布団の中で、今日のことを振り返っていた。
料理をした。
「……八十五点だった」
誰もいない暗闇に向かって、のあちゃんはつぶやいた。
「……次は九十点を目指す」
アリアの煮込みはいつも九十五点くらいある。
余はまだ及ばない。
でも——今日は悪くなかった。
フロストが三杯食べた。
ひまりが美味しそうに食べた。
アリアが嬉しそうだった。
さくらが笑っていた。
「……作ったものを、誰かが美味しそうに食べる」
のあちゃんはつぶやいた。
チョコが売れたときと、少し似た感覚だった。
でも、少し違う。
市場で売れるのは知らない人に喜ばれること。
今日は——知っている人たちに。
「……知っている人たちに、美味いと言われた」
それが、どうして、こんなに——
「……悪くない、どころではないな」
のあちゃんは少し笑った。
帰ったら寂しい、と言った。
初めて言った。
言ってみたら——案外素直に出た。
「……さくらもそう言った」
二人とも、少し寂しいと思っている。
帰りたいのに、ここが好きで。
矛盾しない、とアリアは言った。
「……矛盾しない、か」
のあちゃんは目を閉じた。
帰る日は、来る。
帰らなければならない。
でも今は——
「……今は、ここでご飯を作って、みんなに食べてもらう」
ポチが胸元でくるりと丸まった。
「……次は九十点にする」
誰にも聞こえない声で言った。
その言葉が、少し楽しみだった。
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第二十一話に続きます。
第20話、読んでいただきありがとうございました。
今回は完全に“ご褒美回兼、関係性深掘り回”でしたね。
まず大きいのは、ノアの変化。
・料理をする
・人に振る舞う
・「寂しい」と口にする
これ、初期のノアからするとかなり大きな進歩です。
特に「寂しい」は、ほぼ初めての感情の言語化なので、かなり重要なポイントだったりします。
そしてさくらとの関係。
お互いに影響し合っている、という描写が今回かなり明確に出ました。
どちらが先か分からなくなるくらい自然に混ざっているのが、この二人の良さですね。
ひまりについては——まあ、通常運転です(笑)
でも「居心地がいい場所」と感じているのは、実はこの作品のテーマの一つでもあります。
そしてアリア。
この人は戦えない代わりに、「居場所を作る」という意味で最強クラスのキャラです。
今回の
帰りたい気持ちと、ここが好きな気持ちは、両方あっていい
は、かなり核心的なセリフになっています。
この先の展開にも関わってくる考え方ですね。
⸻
次回以降は、
・日常を積み重ねるのか
・再び戦いに寄るのか
・それとも「帰る」というテーマに触れていくのか
いくつか分岐できるタイミングに入っています。
どの方向に広げるかで、作品の色も少し変わってきそうですね。
引き続きお付き合いいただけると嬉しいです。




