46.時の果て 前半
※この物語はフィクションです。実際にいる人物、団体とは一切関係ありません。
ラン原作品
現代異世界ファンタジー
『アサシン』
毎週土曜日に1話ずつ投稿!
※6月6日~7月5日まで毎日投稿!
原作だけでなく、イラストなども投稿しているので、気になる方はXを見に行ってみてください。
イラスト垢 @RAN_assn
創作メイキング垢 @Ran_Makin
現代 禁足地 荒野
スージー達はなんとか、現代に帰って来る事が出来た。
しかし、辺りは暗くなっており、時刻はすでに5時前となっていた。
アカネ「はぁ…帰って来れた…」
悪魔「それじゃあ、私はこれまでにしておくわ。ギルド『アサシン』、今後の活躍に期待してるわ?」
そう言うと、時間の悪魔は去っていってしまった…
ネム「なんやかんやで良い人だったね…」
ネメシス「人が好きだって言ってたし、多分そうなんだろう…」
レン「こんなに友好的なのも人が好きって事なんだと思う。」
アカネ「てか、さっさとこいつ下ろしたいんだけど…」
サスケ「仕方ねぇな…じゃあスージーの部屋に行こうぜ。」
スージー「なんでいっつも私なのよ…」
人間界 学校寮 スージーの部屋
スージー達はなんとか帰って来る事ができ、青年をソファの上に寝かせた。
アカネ「にしてもよ…この男、こんな腑抜けた面でよく軍人できるよな?」
スージー「失礼じゃない?」
サスケ「でも腑抜けではありそうだよな…」
ネム「まさしく『顔に性格が出てる』って奴だよね。」
スージー「一応初対面よ?」
アカネ「でも言いたくもなるだろ?」
スージー「まぁ…分からなくはないけど…」
アカネ「だろ!?」
スージー「だからって口に出す必要ある?」
アカネ「いや、思った事言っただけだけど?」
スージー「それがダメなのよ?」
ネム「そんなのは良いから、疲れたし、お腹減った!」
スージー「まさか、ここでご飯食べるとか言わないわよね?」
アカネ「作るのだるいし俺もここで食って帰るわ」
スージー「あんたは帰れ」
サスケ「俺も、スージーのご飯食べたい」
スージー「そこら辺の土なら提供してやるわ」
サスケ「酷くね?」
ネメシス「流石に叔母さんが待ってるぞ?」
レン「お姉ちゃんの料理、食べたい…」
ネメシス「ダメだこりゃ…」
ネム「叔母さんに『3人でスージーの所でご飯食べて帰る』って言っておく!」
ネメシス「待て!俺は言ってないぞ!?」
スージー「食べて帰るなら振る舞うわよ」
ネム「だってさぁ!」
ネメシス「じゃあ、言葉に甘えて…」
そして、6人兄妹で机を囲み、夕食を取る。
そんな中でもスヤスヤ眠る、青年。
アカネ「それにしても、こいつ起きねぇな…」
サスケ「まぁ、思いっきり頭ぶつけてたし、気絶してるんだろ…」
ネメシス「にしても、スージーあの時手を離すの早すぎるだろ…」
スージー「仕方ないわよ、不愉快だったんだから…」
ネム「スージーが触った襟部分、切ろうかな…」
ネメシス「1人ヤンデレ発生したし…」
レン「でも、起きてくれないと、色々問題あるだよね?」
アカネ「まぁ、そのアクアを倒す為の鍵だからな…起きてくれなきゃ話にならねぇ…」
ネメシス「やっぱあの時頭ぶつけて死んだか?」
サスケ「もしくは、脳震盪起こしてるもあるぞ」
スージー「あんたらね…」
その時…
青年「ん?」
青年が目を覚ましたのだった…
青年は、頭をぶつけた弊害があるのか、目の焦点がおかしく、頭を抱えながらゆっくりと上体を起こす…
ぼやけ、クラクラする頭を抱えながら、青年は目の前の光景を理解しようと、上手く回らない頭を使う。
目の前には似た容姿をした6人がいる…だが、頭の処理が追いつかない。
その時、青年の目に、1人の少女の姿が収まる。
青年にとっては懐かしい面影を模した、自分にとってずっと『大事』な存在の、彼女が…
青年「え?………」
アカネ「?なんて?」
ネム「何か言ったよね…」
ネメシス「聞き取れなかったが…」
青年はふらつく足取りで1人の少女の元へ歩き始める。
青年が歩き止まった先にいるのは、スージーだった…
青年「ネス!」
スージー「は?」
青年は、スージーの手を取り、瞼に涙を浮かべる。
青年「よかった…生きてたんだ…よかった…」
スージー「!?!?!!??」
スージーは手を取られ、呆気に取られるが、瞬時に状況を理解し、取られていない片方の手を強く握り込む…
スージー「私に………触んな!!!!!」
その時、見事な左ストレートが青年の顔へ飛ぶ。
青年は殴り飛ばされ、再び気絶
スージー「何こいつっ!!ほんっと信じらんない!!!」
アカネ「見事な左ストレート…」
スージー「こいつは絶っっっっっ対家に泊めないから!誰か連れて帰って!!」
ネメシス「まぁ、そうなるよな…」
サスケ「仕方ねぇな…目覚めた時にこいつに説教する為に俺の家に連れて帰る。」
スージー「なんでもいいからそいつ部屋から追い出して…気持ち悪い…」
レン「お姉ちゃんからの全力拒否…」
ネム「襟だけじゃなくて手も切り落としていい?」
スージー「いいわよ」
アカネ「いやダメだろ」
青年はサスケに連れられ、スージーの部屋を去って行き、他の兄妹達も続々と部屋を出ていった。
次回、2話同時投稿(※新キャラ発表だよ)




