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原作品『アサシン』第1期 ~始まりの覚醒~  作者: ラン


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48/66

47.時の果て 後半

※この物語はフィクションです。実際にいる人物、団体とは一切関係ありません。


ラン原作品


現代異世界ファンタジー


『アサシン』


毎週土曜日に1話ずつ投稿!

※6月6日~7月5日まで毎日投稿!


原作だけでなく、イラストなども投稿しているので、気になる方はXを見に行ってみてください。


イラスト垢 @RAN_assn


創作メイキング垢 @Ran_Makin

 次の日の事…


 その後、青年がどうなったかは分からないが、サスケから『目覚めた』と言う連絡は来ない…だが、スージーからすれば来なくて良いとも思っていた時の事…


 噂をすればなんとやら…と言うタイミングでサスケから『目覚めた』と言う連絡が来た。


 スージーはその一報を受けた後、すぐ自身の部屋に兄妹達を呼び出した。


 スージーの部屋 リビング


スージー「………」


青年「………」


サスケ「さて、そこの軍人…」


青年「はい…」


サスケ「なんでスージーに触れたか説明してもらおうか…」


青年「いや、その…これには理由が…」


サスケ「言い訳無用!!言い訳するなら、お前の後ろにいるネムにお前の両手と襟を切断してもらうからな?」


 青年の後ろには刃物を構え、青年の命を奪おうとするネムの姿があった。


青年「ひっ!」


サスケ「じゃあ、言い訳無しに真実を語れる…」


青年「わかったよ!…実は、その子が僕の双子の妹に似てて…つい…」


サスケ「……よし、ネムやれ」


ネム「合点!!」


青年「本当だって!言い訳じゃないって!」


アカネ「お前ら一回落ち着けって。前の時間の悪魔も言ってただろ?『こいつには双子の妹がいた』って」


ネメシス「一応事前には聞いてはいたからな」


レン「そんなにお姉ちゃんとその妹さん、そっくりなの?」


青年「えっと、雰囲気が凄く似てる」


サスケ「やっぱこいつコロすか…」


青年「ひっ!」


アカネ「脅すとこいつがビビって話にならなくなるからやめろ」


ネメシス「ちょっと気になった質問をしていいか?」


青年「え?何?」


ネメシス「お前、昨日スージーに飛びついた時、“ネス”って言ったよな?」


ネム「それ私も聞いた!」


アカネ「確かに“ネス”って言ったな…」


ネメシス「ネスがお前の双子の妹の名前なのか?」


青年「…うん、そうだよ…僕の、双子の妹の名前はネス…」


アカネ「でもよ、スージーは雰囲気が似てるだけで別人だ…ネスじゃねぇ…」


青年「わかってる…わかってるけど…でも…ネスは、僕にとってはとっても大切な存在なんだ…でも、ネスは僕を守ろうとして…親に、殺されて…」


ネメシス(あの説は本当だったのか…)


青年「僕は、元々軍人になんかなりたくなかった…でも、親が『軍人になれ』ってしつこく言ってきて…でも、ネスは僕の事をよく分かってくれて、僕を庇ってくれた…でも、そのせいで親から反感を買って、殺されて…」


アカネ「それで、親が言う運命を辿ったと…」


青年「ううん…違う…親は、僕が殺したから、もう親なんて居ない…」


レン「え?じゃあなんで軍人に…」


青年「僕を拾った人が軍人学校の学園長だったから…ならざる追えなかったんだ…」


アカネ「結局は軍人の運命から逃げられなかったと…」


青年「でも、こうやってまたネスに会えたし、良いかな…」


スージー「……言わせてもらうけど、私はネスじゃないから」


青年「うん、分かってる…でも、僕にとってはどう足掻いてもネスなんだ…」


スージー「…はぁ…」


アカネ「まぁ、そう言う事情だったわけだが、こいつにはギルドアサシンに加入して貰わないとな…」


青年「ギルド?」


アカネ「あぁ、お前は知らなかったな…この世界のこと…」


 そう言うと、アカネは事細かに青年に異世界の事を教えた。


 それに伴い、なぜ彼をこの世界に連れてきたのか、今の彼の存在が何かも説明した。


アカネ「…ってわけだが…」


青年「えっと、異世界があって魔獣に悪魔とか色々居て、僕はアクアって奴を倒す為の鍵で僕は今データ体で…」


 プシューと言う音が鳴りそうなくらい顔を赤くし、必死に頭の中で状況整理をするが、頭が上手く回らず、何一つ理解できそうにない状況だった。


アカネ「まぁ、いきなり聞かされたらわかんないよな…俺もかなり理解に苦しんだし…」


ネメシス「これも十八番になり始めたな…」


アカネ「まぁ、お前は要するにアクアを倒す為の最終兵器って事だ!」


青年「1番わかりやすい!」


アカネ「正直、今の状況下だとお前が必要不可欠ってわけだ!だから、ギルドアサシンに入ってくれ!」


青年「……」


 青年はスージーをチラッと見る。


 スージーは本人には言わず、ただ黙って今の状況を見ている。


青年「…僕が死んだ後の存在が、今この世界で暴れてネスを苦しめてるんでしょ?なら、僕はそいつと戦う!今度こそ、ネスを守る為に…」


アカネ「いや、昨日お前に対して腑抜けって言ってごめんな?」


青年「え?僕そんな風に言われてたの?」


ネメシス「言ってたな」


レン「うん」


青年「僕、よく色んな人達にナメられるけど、ここでもナメられてたんだ…」


アカネ「そう言えば、ギルド入隊するのに申請書類必要なんだった!」


???『大丈夫ですよ!』


アカネ「!この声って…」


悪魔商人『そろそろ追加だろうとスタンバッてました!』


アカネ「タイミングナイス悪魔商人!こいつをギルドアサシンに入れたいんだ!申請書類をくれ!」


悪魔商人『お任せあれ!』


 そう言うと、スマホから申請書類が紙として現れ、青年のと下へ落ちていく。


青年「これに記入すればいいの?」


アカネ「そうだ!」


青年「えっと、まず名前…」


 青年はペンを取り、申請書類を埋めていく。


 そして必要か記入が終わり、最後はギルドリーダーの承認のタイミングになった。


アカネ「スージー、わがまま言うなよ?こいつはアクアを倒す為に必要な存在なんだ…」


スージー「…わかったわよ…」


 スージーが書類に承認し、晴れて青年の入隊が決まった。


悪魔商人『では、“ミヤ”さん!今後はギルドアサシンの一員として頑張ってください!」


ミヤ「はい!」


アカネ「そう言えば名前聞いてなかったな…なら、全員で自己紹介も兼ねてやろうぜ!俺はアカネだ!」


ネメシス「俺はネメシスだ」


レン「私はレン」


サスケ「サスケだ」


ネム「ネムだよ」


スージー「…スージー…」


アカネ「………」


 アカネがスージーの顔を見つめている


スージー「何よ…」


アカネ「いや、『スージー』って言いにくいよな?」


スージー「は?」


アカネ「お前さ、ミヤが言ってた“ネス”に変えねぇか?」


スージー「嫌よ」


アカネ「ネスなら色々簡単に済むぞ?」


スージー「私のアイデンティティ無くなる」


アカネ「無くならねぇよ。お前のアイデンティティは無表情だからな。」


スージー「あんたはっ倒すわよ?」


ネム「私的には、私と似た名前になるからいいかな…」


スージー「それあんたの事情ね?私は嫌よ」


ネム「なら!せめてギルド内だけでもネスって呼ばせて!」


スージー「はぁ!?どんだけ似た名前にしたいのよ!」


アカネ「わかった!ギルド限定の『あだ名』にしようぜ!それなら良いだろ!?」


スージー「あだ名でそんなの言われるの嫌だけど…承認しないとあんたらずっと言い続けるだろうし、ギルド限定のあだ名でなら良いわよ…」


 スージーは諦めたかの様に大きなため息を吐く。


アカネ「ならよろしくな!ネス!」


ネス(旧:スージー)「…(嫌すぎる…)」

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