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原作品『アサシン』第1期 ~始まりの覚醒~  作者: ラン


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41.魔人ギルド

※この物語はフィクションです。実際にいる人物、団体とは一切関係ありません。


ラン原作品


現代異世界ファンタジー


『アサシン』


毎週土曜日に1話ずつ投稿!

※6月6日~7月5日まで毎日投稿!


原作だけでなく、イラストなども投稿しているので、気になる方はXを見に行ってみてください。


イラスト垢 @RAN_assn


創作メイキング垢 @Ran_Makin

 数日後…


スージーの部屋 リビング


ネム「スージーの作るお菓子サイコー!」


スージー「食べ過ぎると体壊すわよ。」


ネム「はーい」


 6人兄妹全員が揃って、スージーの部屋でお菓子を食べていた。


アカネ「なんかさ、日に日にお菓子作る腕上げてないか?」


サスケ「確かにな…」


ネム「そりゃ、スージーのお菓子だもん!マズイなんてありえない!」


アカネ「そう言うネムは料理させたらダークマター作るからな…」


ネメシス「あれはダークマターと書いて殺人兵器でもあるからな…」


レン「ネムお姉ちゃん、家のキッチン出禁だもんね。」


ネメシス「むしろそうさせた叔母さんに全力のGJを送るわ…」


サスケ「てか、今回も異世界関係の事すんのか?」


アカネ「そうだな…今日も異世界に関する調査を……」


 その時、スージーのスマホが不自然に光り始めた。


アカネ「ん?なんだ?」


???『やぁやぁ皆さん、ご機嫌よ!』


6人兄妹「!?」


 スージーのスマホから謎のフードを被り角を生やした存在がホログラムとして現れたのだった。


アカネ「な、なんだ!?このフード角野郎は!?」


???『フード角野郎では無いですよ?私は「異世界ギルド運営委員会」の会長の悪魔…周りからはよく悪魔商人と言われてます。』


サスケ「悪魔商人?」


悪魔商人『はい!』


スージー「で、その悪魔商人とやらが、私たちになんの用?」


悪魔商人『まぁまぁ、そんな警戒しないでください!あなた方6人は、よく異世界と人間界の狭間に出入りしてますね?』


アカネ「まぁ、そうだな…」


悪魔商人『そんなあなた方に私からお得なお誘いがあるのですが…』


スージー「お得なお誘い?」


悪魔商人『はい!それは…あなた方、“ギルド”を作る気はありませんか!?』


アカネ「ぎ、ぎ、ギルド!?」


サスケ「あのゲームとかで他の人と組んで一緒に討伐するとかのギルド!?」


ネメシス「ますます現実味のねぇ話だな…」


レン「ギルドとか言われるとそりゃそうだよ…」


アカネ「てか、なんでギルドを組んだ方が良いんだ?」


悪魔商人『そうですね…簡単に言えば、依頼などを受けて報酬を得ることができるし、その依頼を元に予定などを立てる事が出来ますよ。』


スージー「なるほどね…かなりわかりやすい説明ね…」


悪魔商人『これくらいわかりやすい方が、あなた方も聞いてて疲れないでしょ?』


アカネ「確かにな…ちなみに、俺の意見としては、作って良いと思ってる。俺らの目的である『異世界の謎を探る』の目的を果たしやすくなるしな…」


サスケ「俺的にも賛成だな。ギルドで更に異世界との繋がりもできるし、この商人の言う依頼を熟しながら異世界の謎に迫るのはありだな。」


ネメシス「まぁ、それもそうだな…また無鉄砲に行くより『この日に異世界に行く』って明確にわかってた方が良いもんな。」


レン「計画や時間も立てれて良いし、戦力の確保もいいと思うよ。6人だと色々厳しいと思うし…」


ネム「まぁ、1人の力にも限界はあるし、いいと思うよ。アカネの無鉄砲さの抑止欲にもなると思うし。スージーはどう?」


スージー「どうって言われても、私はどっちでも良いわよ。あんたらの好きにしなさいよ。」


アカネ「はい!出たー!スージーの無関心!」


ネメシス「スージーはほんと異世界に無関心だよな…」


サスケ「何で異世界調査してんだよ。」


スージー「そこの※脳筋バカのせいよ」

※脳筋バカ=アカネ


アカネ「誰が脳筋バカだ!」


ネメシス「誰もお前とは言ってないだろ」


悪魔商人『で?ギルドは作るのですか?』


アカネ「作る一択だ!」


悪魔商人『即決で助かります!では、こちらの申込書に記入をお願いします!』


 そう言うと、スマホから1枚の申込書が現れ、具現化され、テーブルの上に落ちる。


アカネ「これ、デジタルじゃなくて、ガチの紙か!?」


悪魔商人『はい!我々の技術が有れば異世界間の壁なんてどうって事ないです!』


スージー「ギルド名にギルド設立理由…現段階のギルドメンバーの数…他にもetc…」


アカネ「記入ダル…スージー頼んだ」


スージー「私に投げんな。まぁ、メンバーの数は現状6人…この人数ってどうやって増やすの?」


悪魔商人『私のところに来て入会手続きをして、ギルドリーダーが承認すれば加入可能です。』


アカネ「ん?ギルドリーダー?」


悪魔商人『はい。ギルドメンバーの1番上に“リーダー”と言う項目があるでしょ?そちらは必ず記載来てくださいね?リーダーがいないとギルドなんて成り立たないので。』


アカネ「なら!俺がリーダーだな!このメンバーの中だと1番やる気があるからな。」


ネメシス「いやないだろ」


レン「うん」


アカネ「なんでだよ!?」


ネメシス「お前らが申請書類書いてる間、こっちはギルド規約読んでんだよ。」


レン「うん。そしたら、ギルドリーダーに関する注意事項があったんだけど…

1.ギルドリーダーはギルドの根幹を担う存在…ギルドの揉め事、他ギルドとの揉め事の責任は全てギルドリーダーが担う事になります。


2.ギルドリーダーはギルド入会希望者の申請には必ず答える必要があります。


3.依頼で発生した報酬はギルドで分け合う様に。それの責任はギルドリーダーが担う事。


アカネ、できる?」


アカネ「え?それ全部俺がすんの?」


悪魔商人『はい。ギルドリーダーなのですから全てして貰わないと困ります。』


アカネ「………」


 アカネはしばらく沈黙した後、スージーを見て言いました。


アカネ「じゃっ!スージー任せた!」


スージー「なんで私なのよ!?」


アカネ「いや、俺はそんなめんどくせぇ事したくねぇし、サスケは天然ズボラ野郎だからリーダー向きじゃねぇし、ネムもリーダーって柄じゃねぇし、ネメシスも担える程の責任能力ねぇし、レンはそもそも幼いからな。だからお前だよ!スージー!」


スージー「はぁ!?私はやりたくないわよ!異世界に興味なんてないし」


アカネ「そこをなんとかしてくれ!」


ネム「私的にもアカネがリーダーより頼りになるんだけど…」


ネメシス「まぁ、確かに俺もこれを見て全部熟せるかって言われると危ういしな…レンも同じだし…」


レン「うん」


サスケ「俺はそんなめんどくせぇ事に時間取られたくないしな」


スージー「要は全員めんどくさいって事でしょ?」


アカネ「そうだが?」


スージー「………はぁ…」


 スージーのデカいため息が部屋中に響く。


 そして、重々しく顔を上げ、口を開いた。


スージー「わかったわよ。やってやるわよ…ギルドリーダー…」


アカネ「マジか!サンキュー!!」


ネム「スージーがリーダー…なんだかワクワクする。」


ネメシス「まぁ、うちだと1番の適任だよな」


レン「そうだね」


悪魔商人『リーダーが決まった様でよかったです。ところで、ギルド名って決めました?』


6人兄妹「え?」


悪魔商人『申請書類の1番上の欄。1番重要なものを記入して貰わないと設立できませんよ?』


アカネ「まぁ、ギルドと言えばのやつだよな…」


サスケ「どうすんだよ?ギルド名なんてなんも考えてねぇぞ?」


アカネ「まぁ、いきなり言われてさっきギルドの事も知ったわけだしな…名前なんてサッパリ考えてねぇもんな…」


ネメシス「どうすんだよ。1番重要なもの決まってないはまずいだろ」


アカネ「今から即興で考えるか!ん〜……はっ!『異世界調査隊』はどうよ!?」


ネム「安直過ぎ!」


アカネ「ならネムはなんかあんのかよ!」


ネム「『スージー親衛隊』…」


アカネ「それはテメェとそこのクソ兄貴だけだよ!」


ネメシス「ダメだ…半分大喜利が始まった…」


レン「お姉ちゃん、いい案ない?」


スージー「………」


 スージーはサスケ、アカネ、ネメシスの3人を見る


スージー(サスケ(Sasuke)…アカネ(Akane)…スージー(Susie)…ネメシス(Nemesis)………)


 その時、騒がしい空間の中にスージーが1つの言葉を落とす。

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