39.あなたの側に
※この物語はフィクションです。実際にいる人物、団体とは一切関係ありません。
ラン原作品
現代異世界ファンタジー
『アサシン』
毎週土曜日に1話ずつ投稿!
※6月6日~7月5日まで毎日投稿!
原作だけでなく、イラストなども投稿しているので、気になる方はXを見に行ってみてください。
イラスト垢 @RAN_assn
創作メイキング垢 @Ran_Makin
NO side
スージーの部屋 リビング
アカネ「とりあえずどうするよ…ネムの件…」
サスケ「放っておこうぜ?めんどくせぇし…」
ネメシス「サンセー…スージー絡むとマジ兄妹の中だと1番面倒臭いからな…」
レン「私的にも、今はネムお姉ちゃんから離れた方がいいかな。お姉ちゃんもネムお姉ちゃんも頭を冷やした方がいい気がするし…」
アカネ「スージーもそれでいいな?」
スージー「まぁ、あの子が私に相当執着してるとは思ってたけど、ここまで来ると、半分恐怖だったからそれでいいわ。」
アカネ「俺的には真顔で心無い発言できるスージーの方が怖かったけどな…」
ネメシス「てか、ネムも魔人になれば解決じゃねぇのかよ?」
アカネ「まぁ、それはそうなんだけどよ…」
スージー「私的にはそれが正攻法とは言い難いわ。」
ネメシス「え?なんでだよ」
スージー「私たちは悪魔と契約した…だけど、何回も話題に出すけど、私たちは何を代償に取られたから明確にわかってない…」
レン「確かにそうだね…代償がわかってない以上、これ以上契約者を出すのも怖いよね…」
アカネ「って言って、もう5人もしてるとかバグだろ…」
スージー「そこを考えると悪魔との契約が一概に正しいかって言われるとなんとも言えないのよ…」
ネメシス「確かにな…これでもし『力を使う度に寿命を削られる』とかだったら使うの躊躇うもんな…」
サスケ「それ聞くと余計怖いじゃねぇか!何余計な事言ってんだチビ!!」
ネメシス「いや憶測だからな!?マジで受け取んなよ!」
アカネ「まぁ、可能性的にないわけじゃないからな…」
レン「そう言えば、今日はどうするの?異世界調査…」
アカネ「まぁ、そうだな…いつも通り適当に散策でいいだろ。で、魔獣を見つけ次第倒す!」
ネメシス「脳筋だな…まぁ、そうするしかねぇか…」
アカネ「おうよ!じゃっ!行く準備するぞ!スージー!お前のスマホから行くぞ!」
スージー「わかってるわよ。自室に置いて来たから待って。」
そう言うと、スージーは自室に行き、スマホを取りに行く。
その時…
廊下からドタドタとリビングの方へ足音が近づく。
アカネ「おっ?スマホあったか?」
スージー「……い………」
アカネ「え?なんだって?」
スージー「ない…私のスマホ…」
アカネ「はぁ!?」
サスケ「盗まれたか!?」
レン「誰か間違えてお姉ちゃんのスマホと間違えて持ってるとか?」
アカネ「俺のは自分のだぞ?」
サスケ「俺のもだな…」
ネメシス「俺も別になんも…」
スージー「レンも自分のね…じゃあ誰が…」
アカネ「まさか、腹いせにネムが持ってたとか?」
ネメシス「あり得そうだな…」
アカネ「なら電話かけてみるわ!」
アカネがネムに電話をかけるが、しばらくして携帯が圏外にあるのか着信が繋がらない。
アカネ「ダメだ…」
レン「……」
サスケ「どうした?レン?冷や汗なんてかいて…」
レン「私の予想が当たらなかったら良いんだけど…ネムお姉ちゃん、もしかして、お姉ちゃんのスマホを使って異世界に行ったんじゃ…」
アカネ「まさか、ネムに限ってそんなこと……ありそうだな…」
ネメシス「スージーに認められる為…とかの理由で行きそうだよな…」
アカネ「こうしちゃいられねぇ!早く異世界行くぞ!」
異世界と人間界の狭間 街
アカネ「今度はネムで異世界かよ…」
ネメシス「部屋にスージーのスマホなかったな…」
スージー「ネムが持って行ったんでしょ…」
サスケ「スマホくらいは持ってくなよ…」
レン「でもスマホがないと異世界の出入りはできないよ?」
アカネ「グダグダ言ってる暇はねぇ!さっさとネム連れ戻すぞ!」
ネムside
異世界と人間界の狭間 荒野
私はひたすら荒野を彷徨った…
ここに居れば、私が魔人になれるヒントもあるし、魔獣とも遭遇できる…
私はひたすら荒野を歩いた…魔人になる為、魔獣を探す為…
その時…
目の前に黒い巨人が現れた。
これが魔獣だと確信した…
私は非常ように持って来ていたハサミを取り出した。
魔獣は私に何か意味不明な事を言っているが関係ない!
こいつを倒してスージーに認められる…
私は魔獣に刃を刺す。
魔獣の肌に触れたハサミはぐにゃぐにゃに曲がり、もう使い物にならなくなっていた。
その時、魔獣が私に大きな拳を振り翳した…
もうダメだと思って目を瞑った…
その時…
???「ネム!!」
聞き覚えのある声が聞こえる。
その時、目の前の巨人へ剣を振る1つ見覚えの顔が見えた…
ネム「スー…ジー……」
スージー「はぁ…」
ネム「っ!」
私の体が跳ねる…
また、叱られ…
スージー「あんたが無事よかったわよ…」
ネム「え?」
スージー「危ないから後ろに居なさい。レンとネメシスより前には出ない事。いいわね?」
ネム「え?」
アカネ「全く…こいつはなんやかんやでツンデレだな?」
サスケ「なら、俺に対してもいずれデレてくれるのか?」
スージー「そんなの永遠に来ないから安心しなさい。」
ネメシス「まぁ、魔獣相手は俺らにまかせろ!」
レン「ネムお姉ちゃん、無理はダメだよ…」
ネム「…みんな…」
みんなが守ってくれる…だけど…
なんだろう…このもどかしさは…
NO side
魔獣「チッ!邪魔が入った…」
目の前の魔獣がスージー達に怪訝な顔を向ける。
そんなの当たり前だ…
自身の宿敵である魔人が現れたのだから、警戒をする。
魔獣「あの人間の女を殺してストレス発散しようと思った矢先にこれだ…」
スージー「残念だけど、ネムには指一本触れさせないわよ?」
魔獣「まぁいい!貴様らにこの俺様を倒せるか?」
アカネ「あ?調子乗ってられんのも今のうちだぞ?ゴラ!」
スージー「調子乗ってんのはあんたでしょ。」
サスケ「まぁいい…さっさとこんな奴斬って去るぞ!」
魔獣「俺を斬るだと?」
スージー達は魔獣に特攻する。
各々、魔獣にダメージを与えるが…
魔獣「俺には、効かんな…」
その体には一切の傷がついていなかった。
スージー「こいつ、前の鬼の奴と一緒?なら!アカネ!」
アカネ「わかってる!」
アカネが即座に足払いをし、魔獣は転倒。
アカネとスージーで魔獣を抑え、サスケが首を斬りにかかる。
だが…
刃は弾かれ、奴に傷一つ付ける事ができなかった。
魔獣「ふん!くだらない事を…」
魔獣が前の悪魔同様、魔法を使おうとする。
ネメシス「俺に任せろ!」
ネメシスが魔獣の手と魔球を攻撃するが、魔球には弾丸を溶かされ、魔獣の手はその弾丸を弾いたのだった。
レン「お兄ちゃんが無理なら、私が!」
レンが魔獣の頭を狙う。
だが、頭に当たったものの傷ひとつ付かない。
そして、魔獣から飛んでくる魔法攻撃。
スージー「どうなってんのよ…傷一つ付かないわよ!?」
アカネ「前の鬼にした戦法も、ドラゴンにした戦法も全部意味がなかったぞ!?」
サスケ「マジでどうなってんだよ。」
魔獣「当たり前だ…貴様らの様な攻撃は、俺様には効かん。」
アカネ「はぁ!?じゃあ詰みじゃねぇか!?」
魔獣「そうだ!貴様らは完全な詰みだ!貴様らはここで、俺様に殺されるんだ!!」
スージー「あんたみたいな汚ったない奴に殺されるとか……ごめんに決まってるでしょ!」
スージーが怒りの一撃を魔獣に喰らわせる。
その時、傷一つ付けられなかった魔獣の体に傷を付ける事が出来た。
スージー「!?どう言う事!?」
アカネ「今、こいつに傷付けたよな!?」
サスケ「どうなってんだ?全く糸口が掴めない…」
魔獣「貴様…どこで…いや、元々の素質だと?貴様は、俺様にとっては厄介な相手らしいな…なら!」
そう言うと魔獣がスージー目掛けて攻撃してくる。
魔獣「さっさと芽を摘むに限る!」
スージーは咄嗟に防御に入り、なんとか無事ではある。
ネム「っ!スージー!(スージー「来ちゃダメ!」!」
スージー「今はもっと危険よ!今からでもいい!ネムは逃げなさい!」
ネム「でも、スージーが死ぬのは私…」
スージー「私より自分の命優先しなさいよ!」
ネム「っ!」
スージー「もう、私から離れて…自分の道を歩みなさいよ…」
ネム「……(なんで…なんでスージーはいっつも…)」
ネムの中に悔しさとスージーに対するどうしようもなく、そして底知れない黒い感情が渦巻く…
ネム(あぁ…私も、最初からスージーの……◼️◼️なら…)
???『随分と面白いものだな…』




