24.特訓開始!
※この物語はフィクションです。実際にいる人物、団体とは一切関係ありません。
ラン原作品
現代異世界ファンタジー
『アサシン』
毎週土曜日に1話ずつ投稿!
原作だけでなく、イラストなども投稿しているので、気になる方はXを見に行ってみてください。
イラスト垢 @RAN_assn
創作メイキング垢 @Ran_Makin
その後のスージー達は…
異世界と人間界の狭間
荒野
アカネ「よし!ここで特訓だ!」
スージー「……あんな事あったばっかだからやる気が起きない…」
アカネ「まぁ、サスケに遭遇しちまったけどよ…強くならねぇと、お前の望む平穏は帰って来ないぞ?」
スージー「それは困るわね…早速やるわよ」
アカネ「いきなりやる気出すな」
そう宣言すると、2人は特訓を始めた。
だが、2人の戦いの姿勢はやはり未熟で、まだまだと言う感じだった。
アカネ「これで強くなれるのかよ…」
スージー「さぁ?知らないわよ」
アカネ「そもそもよ…俺らって、魔人ではあるものの、戦いの経験なんてねぇぞ?」
スージー「拳ステゴロでなら慣れてるけど、実際に武器持って戦うとなると感覚が全然違うもの。」
アカネ「ステゴロって言うな」
スージー「でも事実じゃない」
アカネ「それもそうだけどな…」
そんな愚痴を言いながらも、特訓を続ける2人。
武器を振るい続け、強くなろうと努力した
アカネ「なぁ、スージー…」
スージー「何よ…」
アカネ「一回戦ってみようぜ?」
スージー「は?誰と?」
スージーはその様な質問をした時…
アカネがスージーに特攻してくるが、スージーは咄嗟に剣を前に構え、アカネの大鎌を受け止める。
スージー「ちょっ!何よあんた!」
アカネ「手合わせだよ!実戦踏まえた方が成長するしな!」
スージー「何脳筋な事言ってんのよ!?」
アカネ「強くなりたいんだろ?なら実戦あるのみだろ!」
スージー「あんたがそんなこと言うなら…
やってやろうじゃない!!」
スージーはアカネの煽りを受け、手合わせに乗る。
荒野中に響く、金属と金属がぶつかる音。
スージーとアカネの2人が手合わせをしていた時…
ドーーーーンっと、2人の間に何かが割って入って来たのだった。
アカネ「っ!?なんだっ!?」
土煙が晴れると、目の前には見たこともない鬼の角のようなものを生やした化物が現れた。
スージー「こいつ…もしかして、魔獣?」
アカネ「だろうな…そんな気がするぜ…」
2人は目の前に現れた存在へ警戒心を向ける。
鬼形魔獣「?ここに人間がいるなんて珍しいな…いや、こいつら、魔人か…」
アカネ「お前、突然俺とスージーの手合わせに割って入ってくるなんていい度胸だな!?おい!」
鬼形魔獣「は?手合わせ?知るかよ…俺のテリトリーで勝手な事してたのはてめぇらだろ?」
アカネ「はぁ!?テリトリーだぁ?知るかよ!んなこと!」
鬼形「これだから新参者は困る…いいか?人間界はいずれ、我々魔獣の物となるんだ。この世界に、貴様らの居場所などない!」
アカネ「好き勝手言いやがって…魔獣の居場所だ?この世界は人間の世界だ!お前らの世界なわけねぇだろ!?」
スージー「それに、あんたらって人間からできた存在なんでしょ?なら、人間を根絶させたら魔獣は減る一方よ?」
鬼形魔獣「根絶?そんな事誰が言った?」
スージー「前にあったオークみたいな魔獣がそんな事を抜かしてたわよ」
鬼形魔獣「あいつか…これだから低脳は困る…」
スージー「は?」
鬼形魔獣「俺が考える世界では、人間を生かさず、殺さず…人間を使い、魔獣を永遠に増やし、全ての異界を同様の支配に置く…それが俺の理想だ。」
アカネ「とんだ理想論だな、おい…」
スージー「魔獣1人1人考える事も違うのね…」
鬼形魔獣「当たり前だ…お前たち人間に個性があるように、俺達魔獣にも個性はある。だがな…」
魔獣が何かを言いかけた時、スージーとアカネの2人に向って、指をさす。
鬼形魔獣「その理想の世界を作るためには、貴様ら魔人は不必要だ!」
そう宣言すると2人に高々と拳を振りかざす。
降りてきた拳をアカネが咄嗟に鎌で受け止める。
アカネ「こいつっ!あの魔獣より力がつえぇ!」
スージー(アカネが受け止めてる間にこいつを斬る!)
スージーは裏手に周り、魔獣を斬る為に構える。
剣が魔獣の肌に触れるが、硬く、斬ることができず、弾かれてしまう。
スージー「っ!(なんて硬さ…)」
アカネはなんとか拳を払い除け、体制を立て直す。
アカネ「スージーの剣が弾かれてたな…」
スージー「弾かれるくらいには硬いわ…」
アカネ「なら…」
アカネは高く飛び、魔獣に特攻する。
アカネ「力づくでやるしかねぇ!」
そう宣言し、魔獣に鎌を振り下ろす。
だが、スージー同様、鎌は弾かれ、奴の肌に傷1つ付けられない。
アカネ「マジかよ…」
スージー「これは、技術が必要なやつかも…」
アカネ「技術って言ってもな…俺らにそんなものねぇじゃねぇか!」
スージー「えぇ…だからと言ってこいつを野放しにするわけにはいかないわ…このままだと、本当に人間の世界なんて滅ぼされてしまうわ…」
アカネ「技術…技術…首を斬るとか?」
スージー「そんなん、私達には尚の事無理よ。それに、私は斬れたとしても斬るまでに苦労するわ…あんたなんて、ただでさえ荒っぽいのに、首斬るとかの繊細なことなんてできないじゃない。」
アカネ「酷くない?」
スージー(もう1人くらい、魔人がいれば話が変わるのに…)




