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最強勇者と奴隷魔王  作者: キミヒラ
これからのゼロ編

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レディXの正体

ヒカリは重傷だった。しかし意識はあった。

ソフィアはヒカリを横にし手当をする。


「私は負けたのね。ソフィ」


「負けたけど悔いはなかったと思うわ。あなたは頑張った。」


「それだけじゃダメなんだ。私はウォレミナを超えたかった……」


「もう喋らないで休みなさい。ヒカリ」


「でも伝えないと行けないことが」


「えっ?」


ヒカリはウォレミナがランファの暗殺を企んでることをソフィアに伝える。


「それってホントなの!」


「うん。優勝の時に狙うはずなんだ」


「そしたら止めないと」


するとソフィアに誰かが言う。


「止めちゃダメだよ。ソフィ」


そこに居たのはレディXだった。


「あなたは誰なの?なんで私のことを?」


「あいつとは戦いたいんだ。そのために私はここにきた。限られた時間であいつを倒さないといけないんだ」


レディXはその場を去る。ソフィアは不思議がっていたがレディXが誰か察していた。


(まさかあの子が!)


そして決勝が始まる。

決勝にはレディXとウォレミナがいた。

ウォレミナはレディXがただらぬオーラを放ってることに気づく


「アンタあたしを殺る気だねぇ。」


「私をただの格闘家と思ってたらキミ死ぬよ」


開始の合図が始まったとたん2人は目にも見えないスピードで移動。ウォレミナの蹴りを腕で受け止めるレディX。レディXの腕の防具が砕けた。


「へぇ。やるねぇお姉さん。じゃあ次は私から」


野獣のような獰猛さ、素早い動き、そして圧倒的なパワーの拳でレディXは襲いかかる。

ウォレミナは足で受け止めるが足の骨にヒビが入る。


「ぐぅ!」


我慢するウォレミナ。ウォレミナは足のことを考え確実に相手に蹴りを当てることを考えた。


「どうしたのお姉さん? 弱ってるの?」


レディXの挑発にのるウォレミナ。ウォレミナは

パンチを受ける。しかしレディXは気づいていた。


(感覚がない?今のは幻か?)


「フェイントで上手く避けたのさ」


ウォレミナは真上からレディXのヘルメットにかかと落としを食らわした。


ヘルメットは割れレディXの素顔が出てきた。

ゼロは驚く。


「つむぎじゃないか!」


それは仲間のひとりであるつむぎだった。

つむぎはウルマリアでの戦いで一度死に、幻影者ミラージアンとなった。つむぎは言う。


「ダメじゃないか、ゼロ。リディアに結婚の約束をしてボクに約束しないなんて。これが終わったらボクと結婚ね」


するとヒカリを手当し観客席に戻っていたソフィアがゼロに言う。


「ちょっとゼロ、アンタ何人と結婚するのよ!」


「あっちが勝手に言ったんだよ!」


弁解するゼロ。するとウォレミナが言う。


「試合中にプロボーズとは余裕あるなアンタ。

アンタは確か1度死んだと報告がある。

現実にいられるのも時間の問題だろう?」


「このスーツはミドリって刑事が隠してた。

能力限界延長スーツってやつらしいよ。

これでボクはいつもより長く現実にいられるワケだ。格闘大会なんていいじゃないか。予選にも弱いやつばかりで大したこと無かったけどねぇ」


「ほう、お前はヒカリの仇を取ろうとしに来た訳じゃないな」


「本当はヒカリと戦いたかったけど。君の方がボクにふさわしいからねぇ」


ウォレミナは回し蹴りをするがつむぎはそれを避ける。

懐に入って攻撃しようとするが空間キックを食らう。

空間キックを食らったことによりつむぎは遠くへ吹っ飛んだ。


「終わりだ。サイコ女!」


トドメをさそうと空間キックを再びしようとするウォレミナ。しかし足が動かない。


「なに!」


「フフフ。捕まえた。」


つむぎは空間キック出できたオーラ出できた足を捕まえていた。


「この足あなたの足と連動してるようだね。折ったらどうなるだろう?」


「や、やめろ! ぎゃああああ!」


ウォレミナの足を折ったつむぎ。ウォレミナは呻き声を上げ立てなくなった。


そしてつむぎは再びウォレミナに近づいた。


「とどめっ!」


トドメを誘うとしたつむぎ。しかしつむぎは消えてしまった。


「時間切れか……」


ウォレミナは呟く。こうしてつむぎは不戦勝となり。ウォレミナは優勝した。


担架で運ばれたウォレミナ。足は治癒魔法では治らず暫くは杖を着くことになった。


そして表彰式。つむぎはいないまま、ウォレミナとヒカリはそこに居た。

トロフィーをランファがウォレミナに渡す。

ウォレミナはランファには何もしなかった。

表彰式の後、ヒカリは言う。


「なんで何もしなかったの?」


「目的が変わったんだ。私の目的が。」


「目的?」


「ああ、あのサイコ女を倒すために修行するんだよ。だからあんたらとはもう関わらない」


ヒカリは安心した。そしてゼロがそこに来る。


「ウォレミナ!」


「ゼロか……何の用だ?」


「俺たちと来ないか?」


ウォレミナを誘うゼロ。しかしウォレミナは断る。


「悪いな私はもうゼブブ様の女なんだ。

あの方には……うっ!」


ウォレミナは何かを言おうとしたが激しい頭痛が襲う。


「大丈夫か?」


「大丈夫だ。あんたらとはまた会う時が来る。

その時はまた敵だ」


そういいウォレミナは去る。


ゼロたちがいないとこまで杖をつきながら移動したウォレミナ。するとそこにはカロリーナがいた。


「なぜ殺そなかった。ゼブブ様に逆らったらお前死ぬぞ」


「ゼブブなんて知らねぇ。私は私なりに生きるんだ。」


するとカロリーナは突如ウォレミナに槍を突き刺す。利き足をつむぎにおられていたがもうひとつの足が無事だったためそれで応戦しようとする。

しかし体が動かずカロリーナの槍に貫かれてしまう。


「そんな……」


ウォレミナは倒れ込みまもなく死んだ。


「利き足をやられたことが仇となったか。

いや、ゼブブ様に逆らった時点であなたはもう死んでたのよ」


そう吐き捨て、カロリーナはその場を去る。

ウォレミナの死体は黒い霧のように消えてしまった。

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