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最強勇者と奴隷魔王  作者: キミヒラ
フェルア滅亡編

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80/93

生きている武器シルヴァ

キメラクイーンとなったリディアはゼロの説得で

収まったが憎しみを抱く兵士によって殺された。

そしてゼロは逮捕されてしまった。


フェルアの女王のディアナの妹であるソフィア、

またの名をジュリアと言う彼女は必死にディアナに

懇願する。


「なんでゼロを逮捕したのお姉様!」


「ゼロは反逆者キメラクイーンと共に反乱を起こした罪よ」


「違うわ! リディアは騙されただけよ!

彼女は何も悪くないわ。ゼロは私に怒られる覚悟で彼女と結婚し同盟を考えてたのよ!」


「それなら尚更よ! モンスティオは今では

滅ぼすべき国として他の国が認定したのよ!

そんな国と同盟を結んだら私たちがどうなるか

わかってるよね?」


「お姉様……」


落ち込むソフィア。ディアナはさらに言う。


「それにサビエラが殺されたのよ。

あなたはそれでも許せるの?」


「サビエラを殺したのはイスルギよ!

私たちの仲間の」


「だったら簡単よ。ゼロの指示で殺したのよ!」


「そんな! ありえないわ!そんなこと!」


ソフィアは怒る。ディアナは反論する。


「ゼロとサビエラが仲が悪いことは知ってるでしょ。戦力的にも有力で個人的な感情で殺したのよ」


「たしかにゼロとサビエラはライバルみたいなものよ。でももし倒すとしたら決闘をするはずよ!

暗殺みたいなことはしないわ!」


「とにかくそれ以上ゼロのことを擁護するとあなたも逮捕よ」


ソフィアは逆らえなかった。姉の部屋を退室した

ソフィアはゼロの持ち物を引き取った。

そこには魔族殺しの大剣があった。

ソフィアはその剣に触れる。すると何者かが

脳内に話をかけた。


(ソフィア)


「誰?」


ソフィアは答える。すると声の主は言う。


(目をつぶってごらん。私が見えるわ)


ソフィアは目をつぶる。するとそこには宇宙空間のような場所が広がった。そこにリディアと同じ背格好の銀色の髪のショートヘアの少女がいた。


「あなたは誰なの?」


「私の名はシルヴァ。ゼロの武器、ゼロの鎧」


「ゼロの武器?」


「ゼロの奥さんであるあなたとお話がしたかったの。あなたの手にした武器それが私なのよ」


「えっ? どういうこと」


「私は生きている武器……武器人アルマノイドという存在。私はずっとゼロの武器として生きてきたの」


「今まで私はあなたとゼロの戦いを見てたのね」


「そういうことだよ。ソフィ、あなたに頼みがある。ゼロを助けて」


シルヴァの言葉に戸惑うソフィア。


「私にはできないわ。下手なことしたら私はお姉様に逆らうことになる」


「あのディアナは別人だよ!」


「えっ?」


「ゼロのお仲間の子猫ちゃんを殺した人

がきっと化けてるんだよ。本物のディアナなら

ゼロをこっそり助けるはず」


「たしかに! でもリディアのせいでモンスティオが悪の権化となったのは事実よ」


「それも誰かがしくんでいる。

かつてのゼロの仲間が何者かの指示でやっている。私はそう思うの」


ソフィアはあることを思い出す。それはゼブブという悪魔の存在である。そのものがゼロのかつての仲間を操っているのではとシルヴァに言う。


「ソフィ、元魔王の言ってる通りそいつが元凶だよ」


「つまりそいつがややこしいことをしようと?」


「そう。この世界を陥れようとしている元凶がそれよ」


ソフィアは話を飲み込むが混乱していた。


「たとえ偽物でもお姉様に言われ、会ったばかりのあなたに言われ私は何を信じていいのか分からないわ」


するとシルヴァは近づきソフィアを抱きしめる。


「ソフィ、あなたが信じるものを信じて

そうすれば道は開かれる」


ソフィアは元の世界に戻った。するとそこにはゼロの大剣でなく銀色の杖があった。


「これは?」


(それが今の私よ、ソフィ)


「シルヴァ? あなたシルヴァなの?」


(そう。私は自由自在に体の形を変え武器として

使ってもらう一族。あなたにとってこの姿が適しているということ。

ソフィ、これからはあなたが思ったことをすればいい。今ゼロは元魔王と共に牢獄にいる。

私に言えるのはそれだけよ)


するとソフィアは杖となったシルヴァをしまった。

そこに女騎士ジャンヌが現れる。


「ジュリア様、あなたは離れてください。

貴方様まで反逆者になっては行けない!」


「ジャンヌ……わかったわ」


ソフィアはその場を立ち去ろうとするが

逆らった。というよりジャンヌの言った言葉は

メッセージであり、牢獄にいるゼロを助けてください、この一件にはなにかが絡んでるというメッセージであった。


(ありがとうジャンヌ! )


ソフィアは牢獄へ向かった。


一方ゼロはアスナと共に牢獄に捕らえられていた。


「なんで私まで捕われてるのだ!」


「仕方ないだろう。お前は元魔王。捕まっても仕方がないんだよ!」


「ふざけるな! 私は無実だ!やったのはリディアだ!私は関係ない!」


「やかましい! そう叫ぶんならお前は置いてくぞ! お前を置いてったら俺の罪は軽くなるかもしれない! だから置いていこう!」


「おい、こら! 私を置いてくだと!

私の力を利用しようとしてるんだろ!

だったら置いてくな!」


「状況が変わったんだよ! お前の仲間だか分からんが誰かがこんなややこしい状況にしてる。

だからこそ許せないんだ!」


ゼロは多くの仲間の死を目の当たりにして

アスモデウスや仲間を利用しているゼブブ、

そして元魔王のアスタロトに怒りの矛先を向けていた。アスナはそれを黙って見ていた。

するとそこにソフィアが現れる。


「ゼロ! 助けに来たわ」


ソフィアはシルヴァが変身した杖でスリープの魔法をかけ、兵士たちを眠らしてここまで来た。

ゼロは心配して言う。


「ソフィア! こんなことしたらお前まで!」


「大丈夫よ。なんとかするわ! 行きましょう!」


するとソフィアはアスナもつれていこうとするがゼロがとめた。


「そいつはおいてけ! もう必要ない!」


「ダメよ! アスナも仲間よ!」


「今思えばこいつのせいだ。魔王の後釜を狙ってるヤツらのせいなんだ! 俺はハーレムも結婚も叶った。だから!」


「いい加減にして! 私はアスナに命を救われたのよ! 見捨てられないわ!」


「お前! アスナに嫉妬してたり親の仇と思ってたんだろ? それでいいのか!」


「あなたと付き合うんじゃなければいいのよ!

行くわよ!アスナ!」


「あ、ああ……」


アスナは唖然としていた。急いで逃げ出す3人だが

兵士に囲まれてしまった。そこにはジャンヌたちが

いた。


「ジュリア様! あなたを反逆者として捕らえます!」


「ジャンヌ!」


ジュリアは剣を構えた。するとそこにある男が現れた。

男はポーズをとりこう叫ぶ。


「ボディビルフラッシュ!」


サイドチェストを決め光る眩しい何かで目眩しを

した男がそこにいた。それはアスモデウスの部下

マイクだった。

マイクは赤い髪の筋肉ムキムキのイケメンの青年だった。


「大丈夫かい、姫?」


「えっ?」


姫と呼ばれ一瞬戸惑うソフィア。握手を求めるマイクの手をゼロは振り払う。


「俺の妻に手を出すな!」


そういいゼロは強くマイクを睨む。マイクはそのゼロの行動に余裕もったような表情で微笑む。

するとソフィアがゼロに言う。


「ちょっとこの人に助けてもらったのよ!

なんてことするの!」


「こいつの仲間に俺ら苦しめられたんだぞ!

ジョンとか、黄色いチビとか」


「あと青いやつもだな」


アスナが2人の話に割り込み指摘した。

かつてゼロとその仲間たちはアスモデウスの部下のジョン、ボビィ、マーキュリーに苦しめられた。

それなのにマイクに助けられたのが不可解だった。


目眩しのあと兵士たちはゼロたちがいないことに気づいた。


「反逆者はどこだ!」


兵士たちが慌てながらも捜索する。その時である。


「きゃああああ!」


叫び声がした方向へ兵士たちは向かう。

そこにはソフィアがジャンヌをジャンヌのフルーレを使い殺害していたのだった。

血まみれで倒れているジャンヌ。

そこにはゼロとアスナの死体もあった。


「これはどういうことですジュリア様?」


「私はなんてことを! ジャンヌが悪いのよ!

ゼロとアスナを不意打ちで殺すから!」


「先程の光のやつはどちらに?」


「逃げていったわ。それよりも私は投降するわ」


ソフィアは兵士たちに捕まった。

そして彼女は連れ去られてしまったのだ。


そして別の牢獄には女性がいた。

ディアナである。

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