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俺の考古学の知識では、シュメール王国が滅んだ

 俺の考古学の知識では、シュメール王国が滅んだ四〇〇〇前は、地球の反対側の日ノ本では七〇〇〇年前の鬼界アカホヤ噴火で無人地帯となっていた九州が、大陸での争いに敗れ逃げてきた弱小民族が、三〇〇〇年の間に九州で生活を営み始めたところだった。


 金龍神の話では、そんな九州にシュメール王国を破壊したあとアヌンナキがやってきて、ドラゴンで九州を徹底的に破壊した。居場所を求めて日ノ本列島に逃げてきた弥生人の祖先にとって、崩壊した大地のどこにも逃げ場はなかった。


そんな絶望的な時に、天に尾を引く惑星からアヌンナキは降り立ち、自ら神と名乗った。そして、シュメールの時と同じように、自らの遺伝子を組み込んだ子を弥生人の王として降臨させ、スメラギミコトと名付けたのだ。


 もちろん、目的はスメラミコトを傀儡にして弥生人を奴隷化して、金の採掘を行い、四〇〇〇千年後に集めた金を搾取するためだ。


 そんな企みなど知らない弥生人たちは、救いを求めてスメラギミコトを崇拝した。スメラギミコトは弥生人たちの崇拝に答えるように、アヌンナキに与えられた鬼法を使って、ドラゴンを退治し、大陸から流れてきたスメラギミコトを頂点とする弥生人と本土から流てきた縄文人との争いの末、九州に弥生人の一大国家が出来上がる。


 短命のスメラミコトが十数代を数えるころには、スメラギミコトの与える知識と文化が融合して、九州全土を支配する巨大な文明国家が出来上がった。しかし、残念ながら九州地区には金鉱脈は存在しなかった。


 なぜ、アヌンナキの予想が外れてこの地に金が無いのか?スメラミコトが出した結論はこの地の金は地中深くの龍脈に取り込まれ、この地に封印された金龍の血肉となっている。


 この日ノ本列島の本体ともいえる龍体の肉体を司る第一チャクラから第五チャクラにクサビが撃ち込まれ霊気を吹きだすことも、穢れを吸いこむこともできなくなっている。しかし、精神を司る第六チャクラと霊的意識を司る第7チャクラが稼働していることで、金鉱脈に龍気を流しこみ、金を龍気に変えていたのだ。


 金を龍気に変える? それが事実なら、自分たちが住む惑星ニビルの大気が金龍に喰い破られ龍気に変えられる可能性があるわけだ。

 金龍神の第六チャクラと第七チャクラに竹クサビを打ち込み、とどめを刺す。スメラミコトは金を独り占めしている悪龍を倒すことを決意した。


 アヌンナキの日ノ本征服計画侵攻は九州にスメラミコトを産み落とした約一五〇〇年後、すなわち紀元前660年、スメラギ紀元年、体制を整えた神武スメラミコトはついに九州で決起し、そして東征を目指した。


 一方、ギルガメッシュの子孫も自分たちが流れ着いた北海道の函館恵山岬、第五チャクラ、すなわち龍の逆鱗の場所でドラゴンと一戦を交え、すんでのところで金龍が与えたバールに助けられていた。


そして今回と同じように金龍の分体に会い、チャクラをクサビで封印された金龍に代わって、大祓戸の大神四柱を探しだし、封印を解くことを依頼したのだ。


この大祓戸の四柱のうち瀬織津比売はすでに仲間になっている。後は速開都比売、気吹戸主、速佐須良比売だけど、瀬織津姫と同じように金龍の体に当たる日本列島の龍穴の場所で龍脈の霊気の流れを読み取り占うシャーマンの地位にいる者たちなのだ。

 

 そして数百年後 神武東征とギルガメッシュの子孫の南下が交差する。


 今から2600年前、考古学的には縄文時代が終わり、弥生時代が始まり、記紀では初代天皇、神武天皇が葦原の中つ国を手中に治めるため、九州の日向から世界の中心へそと言われる中洲(奈良)に向かって東征を始めたのだ。


 しかし、事実は遥か昔に封印された金龍神の第六チャクラと第七チャクラを探し出し、金龍神のとどめを刺し、地中深くに蓄えられた金のプラズマを地表に引きずり出すため、九州全土から二千の兵を集め決起したのだ。


 その時のスメラミコトの名がイワレビコ、のちのおくり名(死んだ後に送る名)を神武天皇という記紀に書かれている初代スメラミコトだ。


彼は九州の日向(宮崎)から大分を通り安芸(広島)を経由して吉備(岡山)に到達した。ここに来るまでに各地の国を攻め落として中国四国地方を平定した。そして兵士の数は一万を超えていた。

ここでイワレビコは自分たちが使っている鉄の武器の精錬技術それに造船技術と稲作を伝え、8年後に1万の兵の武装と兵糧が完了させた。


 そして、いよいよ浪速(大阪)やってきたのだ。


 二六〇〇年前の大阪地方は、大阪平野部は河内潟と言われる生駒山のふもとまで内海になっていた。天王寺あたりを頂点に南側からの大きな岬になっており、瀬戸内海との潮の入れ替わりで内海の潮の流れは速かった。それでこの辺りを浪速国と言ったのだ。


 その内海、生駒山を望む沖合には立派な数十艘の帆船が整列していた。さすが、海洋民族と言われていただけはある。先端技術の結晶である一隻に百人以上乗れそうなこの時代には不釣り合いな大きさの帆船だ。先兵隊と思われる二〇〇〇以上の兵が生駒山に押し寄せている。


 その大軍と対峙するのはスネナガヒコ率いる五〇〇人ほどの一軍だった。

 記紀にも登場する神武スメラミコトの大和平定の最大の敵であるスネナガヒコだが……。


 その正体は、奈良にある第2チャクラに到着したギルガメッシュの子孫だったのだ。


放浪の旅の間に封印の地での出会い、そして結婚、出産、死別、そしてかの地で道を分かつことになった者たちなど、最初は函館に流れ着いた14人と函館で初めて知り合った瀬織津姫という巫女は代を重ね、ギルガメッシュの子孫が従えた集団は一〇〇人を超え、定住することが必要になってきた。


 そこで、中洲の土着の豪族ニギハヤヒの集落に身を寄せることになったのだ。

 ギルガメッシュの子孫はスネナガヒコと名乗り、幼い長女をニギハヤヒに嫁入りさせ、中洲の豪族の一人となっていた。


 スネナガヒコはイワレビコがアヌンナキの遺伝子を受けたシュメールの子孫であり、東征の本当の目的が金龍神の第六第七チャクラを破壊し葬り去ることを知って、イワレビコ討伐に立ち上がったのだ。


◇ ◇ ◇


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