05 短剣を試す
ハイサイ!nankul naisaです。
アイデアはたくさん思いつくのですが形にするのは苦手なのでAIと一緒に作ってます。
この作品は一年前に書いたものですが、眠っていたのをnoteに出してみて、なろうの方が読みやすいかと思って出してみました。
影真は右手に短剣を握り、通路を慎重に進んでいた。
刃渡りは三十センチほど。軽く、拳の延長として扱いやすい。
最初は普通に握って戦い方を試していたが、頭の片隅でどう戦闘に組み込むかを考えながら進む。
◇◆◇
通路の角を少し気を抜いて歩いていたとき、黄色い影がふいに現れた。
見慣れたひよこモンスターだった。
影真は驚きつつも構えを取る。
「……しまった、油断した」
ひよこモンスターが突進してくる。 影真は踏み込んで短剣を握ろうとするが、反応が少し遅れてしまう。 瞬時に思わず短剣を逆手に握り対応したところ、妙にしっくりきた感触が腕に伝わる。
――シュッ。
刃が羽毛を裂き、ひよこは「ピギャアアア!」と甲高い鳴き声をあげて倒れた。
羽毛が舞い、通路へ微かに残るその声が、戦闘のリアルさを強く印象づける。
倒したひよこモンスターからは小さな極小魔石が現れ、影真はそれを袋に収める。
影真は短剣の刃を軽く振って清め、収める。一息ついて拳も握り込み感触を確認しながら、次にどう戦うか頭の中で反復する。
◇◆◇
再び歩を進めると、通路の曲がり角にもう一体のひよこモンスターが待ち構えていた。
今度は突進前に様子を伺う影真。逆手に握った短剣で牽制し、踏み込みながら間合いを調整する。
――チュッ。
刃が羽毛を掠め、ひよこモンスターは「ピギャアアア!」と声を上げて倒れた。
落ちた極小魔石を袋に入れると、後日ギルドに持ち込み換金することで資金が「1,000P」「2,000P」と積み重なっていく。
次のひよこモンスターを見つけるたびに、間合いや逆手の短剣の角度を微調整して戦う影真。拳とのコンビネーションも試し、斬撃と打撃のタイミングを頭の中で何度も反復しながら実践で調整する。
極小魔石を集める作業、戦闘の試行錯誤、ギルドでの換金――この充実した日々の繰り返しが、今の影真には最高の娯楽だった。
軽く頬を緩め、短く呟いた。「……これで資金も貯まるし次は防具を買おう」
試行錯誤しながら実践を続け、彼の逆手の短剣と拳の連携は着実に磨かれていく。
最後までお付き合いありがとうございました。
ゆる~く更新出来たらと思ってます。




