座敷馬は広い家限定です
前にテレビで家の中で飼われているポニーを見ました。可愛かった…。
ついに、アルテのお母さん登場。でも、少しだけ。
それに、ある以外なキャラが再登場?
覚えている人居るかな。
どうも皆さん、アルテの家から今日は。
実際はユーリの家でもありようですが、まぁそこは気にしない。
腹こしらえも済んで、ただ今フル回復しました。今ならあの森を一面火の海に出来そうな位元気です!
なので、恩返しも兼ねて牧場探索を実行したいと思います。勿論、二人の許可をとってからですよ。そして、然り気無~く アルテのお母さんに会ってみます。
と、い言うわけで、
『アルテ、この牧場回ってみても良いですか? 勝手に作物食べたりしませんから…』
「えっ? 勿論良いけど…ねえ、ユーリ良いよね、白が牧場回っても。」
アレからアルテはユーリのお母さんに薬草を煎じてもらいお母さんに飲ませたようです。でも、効果は…あまり良くないようで……
「ああ、うん、いいぞ。白、賢いし。」
了承も得たことですし、いざ、突撃!(アルテの)母を訪ねて!!
**********
「白、ここは、果樹園。で、あっちに在るのは…」
ただ今、アルテに牧場を案内してもらっています。それにしても…広い。広すぎる。
牧場というよりは、広さ的には小さな村程ありますよ。広大な牧草地。これまた広大な果樹園。極めつけは、またまた広大な畑と………
『(田んぼ…)』
びっくりです。稲作がこの世界でもあったんですね。今の季節は、確か初夏 。秋になったら穂が頭を垂れるのが綺麗なんですよ~。でも、最近の研究で頭を垂れるのは効率が悪いとか。それで、穂が垂れない種類が作られたと、あちらの世界のニュースで聞いた覚えがあります。
私的には、穂が垂れて、風に揺れる方が良いのですが、やっぱり効率がいい方が良いのでしょうか? あのニュースの後一度も聞かなくなりましたが、どうなったのでしょう?
まぁ、今更ここで考えても永遠に分からない事なんですから、考えるのは止めましょう。
でも、何でしょうもない事は覚えているのに、自分の事はあまり覚えていないのでしょうか…。
「ほら、白。あそこは馬房だよ。で、あっちが牛舎に、その隣が養鶏所。」
『凄いですね~。全部が全部広いです。』
そう、みんな尋常じゃない程みんな広いです。
「私とユーリの一族が代々やってきた牧場だからね。そりゃ広いよ。」
『どうしてこんなに広いのですか?管理が大変そうですよ。』
「そんなに大変じゃないよ。確かに人手は無いけど、ユーリが考えた魔術や魔導具なんかでカバーしてるから。」
ユーリは魔術が得意なようですね。どんな魔術なんでしょうか…気になる。
それと、魔導具は何なんでしょう。
『アルテ、魔導具ってなんですか?』
「…そっか、白はずっと森に住んでいたから知らないよね。えっとね、魔導具ってのは、魔力で動く機械の事の総称なんだよ。形も大きさもバラバラ、色んな物があるんだって。」
ほぉほぉ、成る程。詰まりは魔力で動く電化製品みたいなものもあるのかな?食器洗い機とか。
「ねぇ、白? 馬繋がりで、馬房を覗いてみない?」
『そうですね、角が有りますけど、一応馬なんですかね。』
「馬~、で、いいんじゃないかな…」
そういえば、あの馬さん元気でやっているでしょうか。どこの牧場か解りませんが、元気でやっているでしょうか。
「最近ね、5年前に盗まれた馬が戻って来たんだよ♪ 当時は子馬だったけど。」
どこかで聞いたことがある話ですね。でも、あの馬さんは歳だって言っていましたし…年数が合いませんよ。
「その馬はすっかり老け込んじゃって、盗まれた先でどんな扱いをされてたのか…。犯人いつか〆る。」
うん。(゜-゜)(。_。)、
あの馬さんで間違いないかも知れない。人も環境によって急激に老ける事があるようですから、馬でもあり得ますかね?
*********
『おや、まぁ、まぁ! こんなに早く再会できるなんてねぇ。』
『お久しぶりです。いえ、さっきぶりです。』
馬さんでしたやっぱり。世界は案外狭かった。
馬房には50頭近くの馬達が居て、子馬も最近産まれたのでいつもより賑やかなんだそうです。
私よりも小さな子馬が牧草地を走り回って遊んで居る姿は和みますね~。
実は、私自分より小さな子馬を見るのは初めてなんですよね…どれだけデカイんだヘイムグル…。
**********
馬さんと子馬を眺めてのほほんとしていると、それまで黙っていたアルテが話しかけてきた。どうやらアルテは空気を読んで黙っていてくれていたようです。なんか申し訳ない…。
「ねえ、白。あの馬何か言っていなかった?」
『ん? 特には何も。』
「……そう。」
『どうしたんですか? 何か知りたいことでもあったのなら、聞いてきますよ?』
「いや、いいよ。嫌なことは忘れている方がいいし。」
『……馬さんが今まで居た環境の事ですか? なら、少しなら知ってますよ。』
「でも、さっき特に何も無いって……」
『それはさっきの会話での話ですよ。ここに来るまでに馬さんとは一度会っているんですよ。誘拐先で。』
「もしかして、白を誘拐した密猟者と馬泥棒は同一犯?」
『はい。私が捕まった時、全部の脚をロープで縛られて馬車に乗せられていたでしょう? その時、馬車を引いていたのがあの馬さんだったんですよ。』
「あぁ、あの馬車の荷台を炎上させたあれね……ねぇ、白…」
『勿論、馬さんに火が燃え移らないようにしてましたよ。』
「うん、それは分かってるよ。」
『じゃぁ何ですか?』
「グッジョブ( ̄▽ ̄)b」
なかなかノリのいいアルテでした。
そしていよいよ、アルテのお母さんの所に行きますよ。堂々と。
「母さんは馬とか動物が大好きなんだ。会いたいなら会えるよ。」
だそうです。
*********
「母さん、さっき話した白だよ。」
アルテに案内されて入った家は特別広いわけでは無いので、いくら小さいポニー程馬のでも、少し狭い位。でも、それほど狭くはない。普通の大きさの家ですね。
これからは窓から首だけでおじゃましようと思います。
『始めまして、白です。』
「あら、本当に角が生えてる…。どうも白ちゃん。アルテを助けてくれてありがとう。それに薬草もくれたし、本当にありがとう。」
…ん? なんか元気ないと言うより、様子がおかしい。
何だろう、なんか、こ~、何かに取り憑かれてるような………
『いえ、林檎を山ほど貰ったのでもうちゃらですよ。』
変な感じ、確かに会話しているのはアルテのお母さん何だけど、目の前に居るのは違う、そう、人ではない何かの気配。
魔物ではない。これは今まで感じたことのない気配。
『(かなり厄介かも知れません)』
こんなのはお母様とかが得意だったはずです。でも、まだ未熟な私ではどうしたら良いのでしょうか…。
ところで、アルテ。私がこのフローリングの床を歩くと傷付きませんかね。ちょっと心配です。
遠い遠い、お母様。こんな事態の時どう対処すれば良いのでしょうか…
ん? 何だか、額がむず痒い…何か掻けそうなもの無いですか?角ばった木材とか………。
次回、白に異変が!!Σ(゜Д゜)
投稿は、もうひとつの小説を書いてからになります。




