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馬じゃないのか…  作者: 雲猫’
必然的な出会い編
14/35

子馬でも力が強い…ハズ

さぁ白ちゃん思う存分走ってくれ!


『あいきゃん・ふら~い♪』


飛ぶんじゃなくて走るんだよ!?

 皆さん今私はアルテを乗せて走っております!流石チート種族なヘイムグルです。

速度もかなり出せます♪風になった気分です。


 まぁね、私って普通の馬と比べると子馬のわりに大きかつたのです。

驚きましたよ、アルテに「白は子馬の割に大きいね」なんて言われましたから。それに私は群れの中でも一番のちび…でしたよね。密猟者から脱出した時始めて普通の馬と会ったんでよ

。気づきませんよ、実はヘイムグルは馬型の中でも大きい分類なんて。


 私でこの大きさなら同い年の中でも一番大きい黒は一歳馬ほどあったんですか!?

ちなみに、私はちょっと小さめのポニーの大きさだとか…。なら群れ全体で一番大きいお父様はどれだけ大きいのですかね…確めたいですね。


 たとえ小さなポニーでも人を乗せられるので、私も出来るのでは?と、思い乗ってもらうと、以外にも軽くこうやってかなりのスピードで走れました。

 脚が弱く走れなかったのが嘘のようです♪やっぱりチート種族は伊達じゃないんですね。


『それにしても、良く地図も無しに場所がわかりますね。私なら迷いますよ。』


現に今迷って群れに帰れないんですから。


「まぁー慣れかな。何度もこの森に来てるから。(この子ホントに頭がいいんだな…それにしても、この角はユニコーンかな?)…そこの道を左に曲がって…」


そうそう、私たちは話している内に打ち解けて今ではさん付け無しで、アルテは段道理に話しています。


「所で白、どうやって密猟者から逃げて来たの?密猟者達は捕まえた生き物が逃げないようにしてなかったの?」


『全ての脚を縛られてましたよ。』


《さも当たり前だと白は答えた。アルテは驚いて聞いた》


「どうやって逃げるの?身動き取れないでしょ…ソレ」


『簡単ですよ。燃やしました♪馬車の荷台ごと(^ω^)』


「そう……(燃やしましたって、そんな簡単にはいかないでしょ)」


 なんでしょうか、呆れられてるような気がします。

 ソレより、大分走りましたけど、まだ出口が見えませんね。どれだけ広大なんでしょこの森は…。さっきから視界の上のマップは赤矢印モンスターがチラホラ、変な動きをしています。私達に気づいてないようですが…これは嫌な予感しかしませんね。


 いつでも敵に対処できるようにしないと…。アルテは怪我でマトモに闘えない。

ここは私が避けないと。絶対に敵と戦闘にならないようにしないと!


『アルテ、少しスピード上げますよ!たてがみに掴まって下さい。』


「えっ!ちょっとまっ…」


 ゴメンなさいアルテ。今気遣う余裕が無いんです!


[!!]


 マップの赤矢印モンスターが赤く点滅してアラート状態になったようです。


 ヤバイですね、気づかれました!

さっきまでアチコチ変な方向を向いていた赤矢印モンスターが一斉に此方を向いています。

 何かが変ですよこの森!


『走っても走っても…出口がないですよ!!!』

「そんな事有るわけが…でもこんなに速く走っているのに出口に着かないのはおかしい…何か術でも掛かっているのかな?」


『術…ですか? アルテは術に対しての対処法は知ってますか?』


「魔術は専門外!私の幼馴染みなら専門なんだけど…ゴメン」


 そんな顔しないでくださいよ。私が虐めているみたいです。


『何か方法があるハズですよ。三人寄れば文殊の知恵?ですよ!』


「でも私たちは二人だけだよね今。それに魔物が居るから逃げているんだよね?何匹居るの?」


『(気配で解ることにしよう)気配では6匹ですね。かなり巨大なのが1匹、後の5匹は大型犬くらいですかね。』


「気配でそこまで解るものなの?」


『私これでも野生の生き物ですよ!魔物と大差無いくらい荒波に揉まれているハズなんです!』


「ハズ?ハズって何っ。願望なの白?」


 そんなノリで更に事態は悪化していく。

どうにかならないか…。


 魔物達は考える時間も与えてはくれないようだ。


 一番近かった赤矢印モンスターが白のすぐ後ろまで迫っていた。アルテを乗せた白は下手には動けない。


『(どうしよう…。アルテには気づかれずに倒した方が良いかも知れない)』


 思いたったが吉ですね。


『(始めての戦闘で魔術を使っていれば良かった…)』


 今更ながら後悔しますよ。アルテに気づかれずに魔術を使うとしたら、どの属性かな…。とても静かな、それでいてなるべく一撃、或いは足止め出来る属性…


『(氷!!)』


 そうだ!氷だ。出来るかも。イメージ、イメージ…氷…寒くて…北極…氷漬け…シロクマ…


[!!]


『………氷結フリーズ


「……白、さっきから黙ってどうしたの?もしかして疲れたの?大丈夫?」


 …もしかして魔術失敗した?

でも何だか肌寒いような気がします。

…もしかして、これだけしか効果無いの?

才能無いのかも私。


《ドコからか肌寒い風が吹いて来る。その風は段々と強くそして凍える程に冷えていく空気は白達の後方の魔物達に襲いかかった!みるみる内に魔物達は凍り付いた。恐るべし白の魔術》


「白、後ろの魔物が凍り付いた……」


『(最後のシロクマが良くなかったのかな…)』


「白、アレ見て。白いクマが居る。新種の魔物かな…」


『………』


 理解しました。魔術はイメージなんですね…。





遠いお父様、お母様…。私はドコからかシロクマを呼んでしまいました。どうすれば良いのでしょうか…。




熊ってさぁ可愛いよね♪


次回は白ちゃんの両親の話をしようかな…


この小説見てくれている人が居るのか疑問な今日この頃…。

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