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馬じゃないのか…  作者: 雲猫’
必然的な出会い編
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馬だって人の言葉を理解できるんですよ

今回短めです。

 驚きましたよ。このヘイムグルになって初めて言葉の通じる人間ひとにあったのは。


こんにちは白です。あれから私は助けた事になっている女性?と対峙しています。なんでしょ、この人。さっきから口をパクパク、まるで陸に上げられた魚みたいになっていますよ。


『もしもーし、どうしたの~?』


「!?やっぱりしゃ、喋った!!」


『私が喋るとダメなんですかね?馬だって喋る権利ありますよ。それより、足の怪我大丈夫ですか?かなり出血してますけど…』


私がそう話すと彼女?は自分の怪我を思い出したのか、痛そうにしながら布で足を縛り止血し始めた。


『あんまり強く縛ると血の循環が滞って足が壊死えししますよ』


そんな事を助言すると、彼女?はこちらを見ながら驚いた顔で言った。


「おまえ頭の良いんだな…。大丈夫だ。家に帰ったらちゃんと治療するから。それと、ありがとう。さっきは助かった。正直もうダメかと思った。」


『さっきの魔物はミルの実の仇だったのでお礼を言われる事はしてないですよ。それより、そんな怪我で家まで帰れるんですか?』


「(ミルの実の仇?)……確かにこの怪我で帰るのは無理かな。(薬草が無事なのはありがたいけど、届けるまで時間がかかりそうだな…)」


彼女?は大事そうに腰に着いたポーチを見詰めている。

何か大事な用事でもあったのかな?


「(そう言えば、この子馬?で、良いのか…)さっきミルの実と言わなかったか?どこに生えているか教えてくれないか?」


ミルの実が欲しかったのかな?

ごめんなさい後八個しかないのであげられません。私の命に関わるので。

でも……



『ミルの実が必要ですか?ちょっと待ってて下さい。』


ここでアイテムボックスから出すわけにもいかないので、離れて出して採って来たことにしましょう。

チートがバレたらどんな事になるか…

人間ひとには用心した方がいい感じです。


お父様、お母様、黒とみんな元気ですかね…。

私は群れに帰れるのでしょうか?


《群れなら心配無いよ。暴走しないように瑠璃ボスさんが長を見張っているから。…けど黒ちゃんは、今頃暴走してるよ。魔物蹴散らしながらね。》




ところで、この人は女性でいいんですかね?






白ちゃんは考えているようで考えてなかったり、逆もあり。そんな性格です。


結構能天気なんですよ。

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