第二章終了時点 主要人物プロフィール
第二章『冒険者たち』完結!
ということで今回は、本編を少しお休みして――。
**プロローグ〜第二章終了時点の主要人物プロフィール**をお届けします!
第一章終了時にも掲載したキャラクタープロフィールですが、第二章を経て、ニールたちにもかなり変化がありました。
LEVELが上がった者。
冒険者ランクが上がった者。
新しい技能を身につけた者。
装備が変わった者。
そして何より――。
冒険者として、少しずつ「できること」と「考え方」が変わってきた者たち。
今回は第一章から登場している人物の情報をアップデートしつつ、シロナ、リディア、ハルキ、ディン、メリアなど、第二章で新たに登場・正体が判明した人物も加えています。
第一章終了時と第二章終了時のLEVEL・冒険者ランクの変化も載せていますので、
「こいつ、こんなに成長したんだ」
なんて見比べながら楽しんでいただけたら嬉しいです。
それでは――。
第二章を終えた、現在の彼らをどうぞ!
面白かったら、高評価・ブックマークで応援していただけると嬉しいです!
## ニール・レイン
性別:男/種族:人間/年齢:十五歳
LEVEL:3 → 11
冒険者ランク:★★ → ★★★
役割:剣士/《青の勇者》
本作の主人公。リーヴェルで木工職人の父ガイルとパン職人の母ミレアのもとに育つ。幼い頃から冒険者に憧れ、八年間剣の修練を続けてきた。
十五歳になりハリトと冒険者となり、第一章では二つ星へ昇格。《蒼天遺跡》で青の《勇者装具》に認証され、現代の《青の勇者》となる。
第二章ではハリトとともに故郷を離れ、ラグナードへ。ミーナ、シロナと行動をともにしながら、本格的に冒険者として経験を積んでいく。
真っ直ぐで行動力があり、考えなしに突っ込むというより、考えた結果として無茶をするタイプ。「仲間を置いて一人で進む」ことを嫌い、もともと「一人でできないなら仲間とやればいい」という価値観を持っていた。
一方、仲間が危険にさらされると「自分が何とかしなければ」と背負い込んでしまう面もある。
《石角羊》の群れとの戦いでは、ミーナとハリトを逃がすため一人で三十七体を相手に残り、ベルトさんの《緊急生存補助》によって生還。しかし限界を超え、三日間眠り続けることとなった。
その後LEVEL10へ到達し、
《勇者技能》――《蒼駆Ⅰ》
《伝説技能》――《蒼閃Ⅰ》
を獲得。
三つ星昇格試験では、仲間を「信じる」だけではなく、「任せる」「頼る」ことを覚える。
その成長によってLEVEL11へ上昇し、
《蒼駆Ⅰ》→《蒼駆Ⅱ》
《蒼閃Ⅰ》→《蒼閃Ⅱ》
へ成長した。
現在使用している剣は、十五歳になった時に父ガイルから贈られたもの。第二章終盤で素材を用いた強化を施したが、剣そのものを買い替えることはせず、父から受け取った剣を使い続けている。
勇者として何を成すべきなのか、その答えはまだ出していない。
けれど第二章を通して、ニールには新しい自覚が生まれた。
自分は《青の勇者》である。
そして同時に――仲間たちと依頼を受け、考え、戦い、時には戦わず、生きて帰ってくる一人の「冒険者」でもある。
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## ハリト・ヴェール
性別:男/種族:エルフ/年齢:十六歳
LEVEL:5 → 9
冒険者ランク:★★ → ★★★
役割:弓使い/斥候・後衛
使用魔法:風属性魔法
ニールの幼なじみで、一歳年上。
交易商セイル・ヴェールの息子。幼い頃に冒険者レオン・バルクの弓術を目にしたことをきっかけに弓を選ぶ。
冷静で慎重。観察力が高く、無茶をしがちなニールのブレーキ役。
ただし単にニールを止めるだけの人物ではない。ニールが本当に進むと決めた時には、自分も一緒に危険へ踏み込む相棒でもある。
第二章では、ニールとともにリーヴェルを旅立ち、ラグナードへ。
周囲を観察し、離れた場所から情報を集める能力を活かしてパーティーを支える。
三つ星昇格試験では、これまでの「ニールを支える」という立場からさらに一歩進み、自分自身で状況を考え、
「僕に考えがある」
と仲間へ提案。
問題の原因を探り、役割を割り振り、そして解決できることが残っていても、
「できることと、今やるべきことは違う」
と判断して、自ら「ここまで」と決める。
この経験によってLEVEL8からLEVEL9へ上昇した。
第二章終盤では、長く使ってきた弓そのものを買い替えるのではなく、素材を用いて強化。弓本体のしなりを活かしたまま補強され、より強い弦を扱えるようになっている。
第一章終了時点から謎の「緑」の反応に候補者として捕捉されているが――。
その意味を、本人はまだ知らない。
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## ミーナ・フェル
性別:女/種族:ハーフビースト/年齢:十七歳
LEVEL:3 → 7
冒険者ランク:★★ → ★★★
役割:双短剣/斥候・追跡・探索
動物の耳と尻尾を持つハーフビーストの少女。
優れた聴覚や感覚、観察力を活かした探索・追跡を得意とする。
明るく快活で、人との距離を縮めるのが早い。ニールとは第一章の二つ星昇格試験で出会い、出会った直後から軽口を叩き合えるほど会話の相性がいい。
第二章ではニール、ハリトと行動をともにするようになり、三人のパーティーに欠かせない存在となる。
足跡、匂い、風向き、草木の状態など、ニールには見えないものを見つけるのが彼女の役目。
当初は仲間についていく側でもあったが、第二章では自分の観察した情報をもとに、自分自身で進む道を決められる冒険者へと成長していく。
三つ星昇格試験では、《鉄牙猪》を倒せる状況でありながら、
「倒せるかどうかじゃなくて、倒す必要、ある?」
と問い、戦わず迂回する道を選択。
自分の判断でパーティーの進路を決めた経験によってLEVEL6からLEVEL7へ上昇した。
第二章終盤では、それまでの短剣から新しい一対の短剣へ更新。軽量で扱いやすく、戦闘だけでなく採取などにも使える、ミーナの冒険スタイルに合わせた装備となっている。
琥珀色のラグナ石を使った髪飾りがお気に入り。
《石角羊》事件で三日間眠り続けたニールを心配していた一人でもある。
本人は、その理由を――。
まだ「仲間だから」と考えている。
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# ニールたちと旅をする冒険者
## シロナ・エルネージュ
性別:女/種族:ハーフエルフ
LEVEL:26
冒険者ランク:★★★★
役割:魔法使い/治癒・支援
使用魔法:《癒しの光》など
第一章でニールたちが《蒼天遺跡》周辺を調査していた際に出会った「銀髪の少女」の正体。
長い銀髪と白い旅装、杖を持つ四つ星冒険者。
第一章では名前もLEVELも冒険者ランクも明かさなかったが、第二章で再会し、シロナ・エルネージュと名乗る。
穏やかで丁寧な口調を使う一方、ニールの言動には容赦なく淡々とツッコミを入れる。
豊富な冒険経験を持ち、戦闘力だけではなく「進むべき時」と「戻るべき時」を判断することを重視している。
「進めることと、進んでいいことは違います」
「戻ることと、諦めることは違いますから」
など、第二章ではニールたちへ冒険者としての考え方を伝える存在となった。
ただし、答えを一方的に教えることはしない。
ニール、ハリト、ミーナの三つ星昇格試験では試験官を担当。
危険な場面でも基本的には手を出さず、三人自身が考え、選択する姿を見守った。
決まったパーティーには所属せず、これまでさまざまな仲間と旅をしてきた。
旅をする理由は、まだ見たことのない町、景色、魔法、人々、文化を――。
「私が見たいから、見に行くんです」
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# ラグナードの人々
## リディア
性別:女/種族:人間
職業:冒険者ギルド受付
ラグナード冒険者ギルドの受付。
ニールたちがラグナードを拠点として活動するようになってから、依頼や冒険者ランクに関わる窓口を担当する。
ニールが《青の勇者》であっても特別扱いせず、一人の冒険者として評価する。
三つ星への昇格において重視したのも、単純な戦闘能力ではない。
未知の状況で考えること。
依頼の目的を忘れないこと。
危険を発見しても興味だけで踏み込まないこと。
必要なら撤退すること。
そして、得た情報を持って生きて帰ること。
それらも含めて「冒険者の実力」であると考えている。
ニール、ハリト、ミーナの三人を三つ星昇格試験へ推薦し、試験終了後には正式に★★★への昇格を認めた。
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# 七つ星冒険者
## ハルキ・サトー
性別:男/出身:《異界》
冒険者ランク:★★★★★★★
役割:剣士
世界でもごくわずかしか存在しない、最高位の七つ星冒険者。
黒い鎧を身につけ、巨大な剣を扱う。
魔物の大群を一人で止めた、危険度の高い魔物を単独で討伐したなど、数々の逸話を持つ。
出身地として登録されているのは、この世界ではなく――《異界》。
基本的に単独で行動し、国やギルドから直接依頼を受けるほどの実力者。
仲間と行動するニールとは冒険者としてのあり方が大きく異なる。
ニールへ、
「仲間がいるなら、死なせるなよ」
と言葉を残す。
圧倒的な実力を持つ七つ星冒険者でありながら、ベルトさんでも正確に解析できない謎を持つ人物。
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# 《エルティア大森林》で救助された冒険者
## ディン・ハーグ
性別:男/冒険者ランク:★★★
役割:剣士
《エルティア大森林》周辺で行方不明となっていた三つ星冒険者。
メリア・ノールとともに行動していたところ、森の奥から複数種の魔物が一斉に外へ逃げ出す異常事態に巻き込まれる。
負傷したメリアとともに岩場へ避難し、救助を待っていた。
ニールたちによって無事救助され、ラグナードへ帰還。
助けてもらった礼として、三人が三つ星へ昇格した後には食事を奢る約束を果たしている。
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## メリア・ノール
性別:女/冒険者ランク:★★★
役割:薬師
ディンとともに《エルティア大森林》周辺で行方不明となっていた三つ星冒険者。
薬草や植物に関する知識を持ち、逃走中も強い匂いを持つ植物などを利用しながら、魔物に追跡されにくいよう工夫していた。
逃走中に脚を負傷するが、救助に来たシロナの《癒しの光》による治療を受ける。
ディンとともに森から生還し、森の奥から複数種の魔物が外へ向かって逃げていたという重要な証言をギルドへ持ち帰った。
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# 第一章から登場している人々
## ガイル・レイン
性別:男/種族:人間/職業:木工職人
ニールの父。
十五歳になったニールへ一本の剣を贈った。
特別な魔剣ではない、ごく普通の剣。
しかし第二章を終えた現在も、ニールはその剣を手放していない。
ラグナードで素材を用いた強化を施しながら、父から受け取った剣として使い続けている。
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## ミレア・レイン
性別:女/種族:人間/職業:パン職人
ニールの母。
息子が《青の勇者》になっても必要以上に特別扱いせず、勇者になったからといって危険な行動をしていいわけではないと釘を刺す。
ニールにとって「勇者になる前から存在する日常」を象徴する人物の一人。
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## セイル・ヴェール
性別:男/種族:エルフ/職業:交易商
ハリトの父。
エルフの集落と人間の町を結ぶ交易商。
森で採れる薬草や木の実、鉱銀などを人間の町へ運び、代わりに塩、製鉄品、布などを持ち帰っている。
人間とエルフ、二つの生活圏をつなぐ存在でもある。
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# ニールたちの幼なじみ
## トーマ・ベルク
性別:男/種族:人間
ニールたちの幼なじみ。
鍛冶師バルド・ベルクの息子。
ニールが勇者になっても態度を変えず、「世界って人手不足なんだな」と平然といじるなど、昔からの友人らしい距離感で接する。
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## リコ・ファーレン
性別:女/種族:人間
ニールたちの幼なじみ。
薬草屋の娘。
トーマ、ダンらとともに、ニールたちの幼少期からリーヴェルでの日常を構成してきた一人。
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## ダン・クロウ
性別:男/種族:人間
ニールたちの幼なじみ。
牧場を営むクロウ家の息子。
父親はロイド・クロウ。
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# リーヴェルの人々
## バルド・ベルク
性別:男/種族:人間/職業:鍛冶師
トーマの父。
《ベルク鍛冶店》の鍛冶師。
ニールが持ち帰った青の《勇者装具》を調べるが、素材も構造も自分の知識にないものだと判断する。
分からないものを無理に扱わず、
「知らねえもんがあるから、調べるんだ」
という職人らしい姿勢を持つ。
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## ロイド・クロウ
性別:男/種族:人間/職業:牧場経営
ダンの父。
ニールからは「ロイドおじさん」と呼ばれている。
《白穂草》を採りに出た際、通常とは異なる場所まで移動してきた《グラスドッグ》に遭遇。
彼の経験は、後に第二章でも大きくなっていく「魔物の生息域の異常」を示す初期の手がかりの一つとなった。
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## エマ・リンド
性別:女/種族:人間/職業:冒険者ギルド受付
アルヴェリア冒険者ギルド・リーヴェル支部の受付。
ニールとハリトが冒険者として歩き始めた頃から二人を見ている。
ニールが《青の勇者》になったと主張しても浮き足立たず、勇者であることと冒険者としての信用は別物として扱った。
また、《異界》から来たと語る者がごくまれに存在することなど、ニールに世界についての知識を教えている。
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# 冒険者たち
## レオン・バルク
性別:男/種族:人間/職業:冒険者・弓使い
ニールとハリトが幼い頃に出会った冒険者。
弓を扱う姿が幼いハリトに強い印象を残し、ハリトが弓使いを目指すきっかけとなった人物。
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## ガレス・ボーン
性別:男/種族:人間/年齢:二十七歳
LEVEL:十五程度
冒険者ランク:★
かつては★★★程度まで上がった経験を持つ冒険者だったが、さまざまな事情によって現在は★までランクを落としている。
LEVEL自体は新人冒険者より遥かに高い一方、冒険者ランクは低い。
その存在自体が、
「LEVEL=強さ・成長」
と、
「星=冒険者としての信用・実績」
が別物であることを示している。
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# 二つ星昇格試験の同期
## カイル・ローデン
性別:男/種族:人間/年齢:十八歳
第一章終了時LEVEL:8
第一章終了時冒険者ランク:★★
槍使い。
ニールたちと二つ星昇格試験を受けた同期。
第二章終了時点でのLEVEL・冒険者ランクは未確認。
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## オルド・バッシュ
性別:男/種族:人間/年齢:二十四歳
第一章終了時LEVEL:6
第一章終了時冒険者ランク:★★
盾を扱う前衛型の冒険者。
ニールたちと二つ星昇格試験を受験した。
第二章終了時点でのLEVEL・冒険者ランクは未確認。
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## セラ・ミルフィ
性別:女/種族:人間/年齢:十九歳
第一章終了時LEVEL:6
第一章終了時冒険者ランク:★★
魔法使い。
《風弾》などの魔法を扱う。
魔法を専門的に学ぶ道にも関心を持っている。
第二章終了時点でのLEVEL・冒険者ランクは未確認。
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## レイヴ・アルディス
性別:男/種族:人間/年齢:三十四歳
LEVEL:三十二前後
冒険者ランク:★★★★
経験豊富な四つ星冒険者。
ニール、ハリト、ミーナ、カイル、オルド、セラが参加した二つ星昇格試験の試験官。
「強い奴を二つ星にするんじゃない。仕事を任せられる奴を、二つ星にする」
という基準を持つ。
第二章でニールたちが三つ星へ昇格する際にも、この「戦闘力だけではなく、仕事を任せられるか」という考え方は引き継がれている。
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# 《蒼天遺跡》に存在するもの
## 蒼龍型の試練体
分類:古代の試練用存在
《蒼天遺跡》地下で眠っていた巨大な蒼龍型の存在。
ニールを《青の勇者》候補として認識し、継承資格を試した。
ただし、これは真の青の《守護機》ではない。
役割は候補者の認証と継承資格の判定。
ニールが仲間を捨てるという選択そのものを拒み、
「仲間に頼る」
「俺が助ける」
「助けてもらう」
という答えを示したことで、継承資格を認めた。
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## ベルトさん
正式分類:青の《勇者装具》
使用者:ニール・レイン
同調段階:第二章で上昇
五百年前から《蒼天遺跡》に残されていた青の装具。
ニールの魂紋を認証し、彼を新たな継承者として選んだ。
ニールからは現在「ベルトさん」と呼ばれている。
『――肯定』
『――否定』
『――回答不能』
『――未熟』
など、短い言葉で意思を伝える。
《石角羊》事件では、ニールの生命が危険な状態へ陥ったことで、
《生命危機――検知》
《緊急生存補助――起動》
を発動。
ニールを生存させるため身体へ強制的な補助を行ったが、仲間であるハリトとミーナまで脅威として判定しかける。
ニール自身の意思によって停止した後、彼との同調はさらに進んだ。
万能な装具ではなく、周囲の人間や魔物の居場所、依頼の正解など、何でも教えてくれる存在ではない。
第二章ではニールから相談されては、
『――回答不能』
と返すことも多い。
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# 五百年前の《五大勇者》
## ロッサ・レギア
性別:女/種族:人間/色:赤
五百年前の《五大勇者》を率いた赤の勇者。
女性ながら五人のリーダーを務めた剣士。
ノクティアで生まれ育った人間。
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## アズール・セイン
性別:男/種族:人間/色:青
五百年前の青の勇者。
冷静な判断と戦略を得意とする剣士。
現在の青の勇者であるニールへ、その戦闘経験の一部が技能として受け継がれ始めている。
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## ヴェルデ・フォルティス
性別:男/種族:エルフ/色:緑
五百年前の緑の勇者。
弓を扱い、索敵・情報収集などを得意としていた。
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## ジャイロ・グランツ
性別:男/種族:ドワーフ/色:黄
五百年前の黄の勇者。
強靭な肉体を持つ前衛型の戦士で、大剣を扱う。
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## ビアンカ・ルミナ
性別:女/種族:ハーフエルフ/色:白
五百年前の白の勇者。
魔法・治癒・知識を担った《五大勇者》の一人。
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## ヴァルガス
性別:男/立場:五百年前の魔王
五百年前、《五大勇者》と戦った魔王。
最終的にロッサたちに敗れるが、その出来事は五百年後の現在にも影響を残している。
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# 幕間で姿を見せた人物
## ピート・グランフォード
性別:男/種族:ドワーフ
LEVEL:第二章終了時点では不明
立場:国王
ドワーフたちの国を治める王。
非常に大柄で筋肉質な体格を持つ豪快な男。
王でありながら書類仕事が苦手で、肉を食べることの方が好き。
王家に代々伝わる古い装具を身につけているが、その正体を本人は知らない。
青の系統が再起動したことで、遠く離れた黄の系統が彼を発見している。
《候補反応――検出》
《距離――極小》
そして――。
《勇者装具――装備済》
本人だけが、まだ何も知らない。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
改めてプロフィールにして並べてみると――。
ニール LEVEL3 → 11
ハリト LEVEL5 → 9
ミーナ LEVEL3 → 7
そして三人とも、
★★ → ★★★。
数字だけ見ても、第一章終了時からずいぶん遠くまで来ました。
でも第二章で描きたかった「成長」は、LEVELや星の数だけではありません。
戦えるから戦うのではなく、戦わない道を選ぶ。
できることが残っていても、そこで止まる。
自分一人で何とかしようとせず、仲間に任せる。
そして、依頼を果たして生きて帰る。
第二章『冒険者たち』は、ニールたちが強くなる物語であると同時に、
**「冒険者って、何なんだろう?」**
ということを彼ら自身が少しずつ知っていく章でもありました。
第一章の終わりで《青の勇者》になったニール。
けれど第二章の最後に彼が辿り着いたのは、
「俺は、青の勇者だ」
だけではなく、
「俺たちは――冒険者だ」
という答えでした。
そして。
第二章の中で、少しずつ存在感を増していた《エルティア大森林》。
森の外へ逃げてくる魔物たち。
その奥に、いったい何があるのか。
そして――。
第一章からずっと「緑」に捕捉されている、ハリト・ヴェール。
次章。
第三章『緑の勇者』。
ここから再び、勇者たちの物語が動き始めます。
第二章まで読んでくださった皆さま、本当にありがとうございます!
ここまでの物語を面白いと思っていただけましたら、ぜひ高評価・ブックマークで応援よろしくお願いします!
それでは――。
次の冒険へ!




