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第二話『知らないことばかり』(改訂版 ver.1.01)

青の勇者になっても、知らないことばかり。


冒険者の世界。

まだ見ぬ町。

そして――アルカレムの外にあるという《異界》。


さらに今回は、少しずつ言葉を覚え始めた“ベルトさん”にも、ちょっとした変化が……?


第二章、ニールの世界が少しずつ広がっていきます!


面白いと思っていただけたら、ブックマークや評価で応援していただけると嬉しいです!

「で?」


 ミーナ・フェルが、俺の顔を覗き込んでいた。


「何が?」


「彼女」


「いないけど」


「ほんと?」


「なんで疑うんだよ」


「ふーん」


 獣の耳がぴくりと動く。


 そしてミーナは俺の顔を見る。


 腰の《勇者装具》を見る。


 もう一度、俺の顔を見る。


「……何?」


「いやぁ。将来有望だなぁって」


「何が!?」


「十五歳。二つ星。LEVEL三」


「そこだけ聞くと普通だな」


「そして青の勇者」


「急に強くなった!」


「でしょ?」


 ミーナがにこっと笑った。


「今のうちに仲良くしておくの、お得かなって」


「言った! こいつ普通に言った!」


 隣でハリトが肩を震わせている。


「笑ってないで助けろよ!」


「何を?」


「分かんないけど!」


「別にいいじゃん」


 ミーナは悪びれる様子もない。


「勇者だよ? これから強くなるかもしれない。有名になるかもしれない。お金持ちになるかもしれない」


「かもしれないばっかりだな!」


「顔もまあ悪くないし」


「まあ!?」


「そこ気にするんだ」


 ハリトが笑った。


「でも昇格試験の時、そんなこと言ってなかっただろ」


「あの時は、ただの一つ星だったし」


「やっぱり勇者だからじゃねえか!」


「うん」


「否定しろよ!」


 俺が叫ぶと、ミーナは楽しそうに笑った。


 昇格試験の時から明るい奴だとは思っていた。


 でも。


 思っていたより、ずっとしたたかな奴らしい。


「お前ら、朝から何騒いでんだ?」


 聞き覚えのある声がした。


 振り返ると、槍を背負った青年が立っていた。


「カイル!」


「よう、勇者様」


「お前までそれやめろ!」


 カイル・ローデン。


 俺たちと一緒に二つ星への昇格試験を受けた冒険者だ。


 その後ろから、さらに二人がやってくる。


「おはようございます」


「朝から元気だな」


 魔法使いのセラ・ミルフィ。


 盾を背負ったオルド・バッシュ。


 昇格試験を一緒に受けた面々だった。


「揃った!」


「何が?」


「昇格試験組!」


「別に集合したわけじゃないぞ」


 オルドが苦笑する。


 そういえば、こうして全員揃うのは試験以来だ。


 カイルが俺の腰を見る。


「しかし、本当だったんだな」


「何が?」


「青の勇者」


「おう!」


「昇格試験で張り合ってた相手が、まさか《五大勇者》の後継者とはな」


 カイルが少し複雑そうな顔をする。


「安心しろ」


「何が?」


「俺、まだLEVEL三だから」


「それは安心していいのか?」


「え、青の勇者なのに私より低いの?」


 ミーナが楽しそうに笑った。


「そこは言うな!」


「じゃあ今なら、私の方が強い?」


「すぐ追い抜くからな!」


「へえ」


 ミーナの耳がぴくりと動いた。


「やっぱり将来有望だね、勇者様」


「その言い方やめろ!」


 どうやら俺のLEVELまで、こいつの判断材料になっているらしい。


「ところで、みんな何しに来たんだ?」


「冒険者ギルドに冒険者が来る理由なんて、だいたい仕事だろ」


 カイルに真顔で返された。


「……確かに」


「勇者になって頭悪くなった?」


「なってない!」


 ミーナがまた笑う。


 なんだろう。


 勇者になってから、俺への扱いが雑になってないか?


     ◇ ◇ ◇


「そういえばニール」


「ん?」


 ミーナがギルドの中を見回した。


「二つ星になったんだから、そろそろ周りも見た方がいいんじゃない?」


「周り?」


「冒険者」


 言われて、俺も辺りを見渡した。


 アルヴェリア冒険者ギルド・リーヴェル支部。


 何度も来ている場所だ。


 だけど、改めて見てみると、ずいぶんいろんな奴がいる。


 大剣を背負った人間。


 杖を持ったエルフ。


 斧を担いだドワーフ。


 俺たちと同じくらいの若い冒険者もいれば、何十年も冒険を続けていそうなベテランもいる。


 ミーナと同じように獣の特徴を持つハーフビーストもいた。


 一人で依頼書を眺めている者。


 四、五人でテーブルを囲んでいる者。


 装備も違う。


 戦い方も違う。


 きっと、冒険者になった理由だって違う。


「俺、今まであんまり気にしてなかった」


「ニールは自分の依頼を探すので精一杯だったからね」


 ハリトに言われてしまった。


「でも、リーヴェルって小さい方なんだよ」


 ミーナが言う。


「ここが?」


「町としてはそこそこだけど、ギルド支部としてはね。依頼も一つ星から三つ星くらいまでがほとんど。四つ星なんて滅多に来ないし」


「そうなの?」


「地方都市に行ったらびっくりすると思うよ」


「何が違う?」


「まずギルドが大きい。それに三つ星や四つ星の依頼も普通にある」


「四つ星が普通に!?」


 思わず掲示板を見る。


 リーヴェルでは一つ星と二つ星が大半。


 三つ星になると数が減る。


 四つ星なんて、ほとんど見た記憶がない。


「五つ星も?」


「大きな都市なら来ることがあるみたい」


「六つ星は?」


「王都クラスでしょうね」


 セラが答えた。


「六つ星以上になると、一つの町だけでは対処できない案件も増えますから」


「じゃあ七つ星は?」


 俺が聞くと、少しだけ空気が変わった。


 カイルが腕を組む。


「国家級だろ」


「国家級?」


「一つのギルド支部がどうこうする仕事じゃないってことだ」


 セラが頷く。


「国や王家、場合によっては複数のギルドが関わる規模になります。そもそも七つ星冒険者自体、ほとんど存在しません」


「そんな人、本当にいるの?」


「いるらしいよ」


 ミーナが言った。


「見たことある?」


「ない」


「俺もない」


 カイルも首を振る。


 七つ星。


 俺にはまだ、想像もつかない。


 どれくらい強いんだろう。


 どんな依頼を受けるんだろう。


 俺もいつか――。


「ニール」


「ん?」


「今、七つ星になりたいって考えたでしょ」


 ハリトだった。


「なんで分かった!?」


「顔」


 そんなに出てたのか。


「いいじゃん。目指せば?」


 ミーナが言った。


「青の勇者で七つ星。悪くないね」


「お前、それ俺が七つ星になったらどうする気だよ」


「その頃まで仲良かったら考える」


「何を!?」


「さあ?」


 こいつ。


 絶対わざとだ。


     ◇ ◇ ◇


 その時、ギルドの入口が開いた。


 一人の青年が入ってくる。


 見たことのない服だった。


 鎧ではない。


 革装備でもない。


 妙に薄い上着に、見慣れない形の鞄。


 年齢は二十歳くらいだろうか。


 青年は辺りを見回すと、少し困ったような顔で受付へ向かった。


「……あの人、変わった格好だな」


 ミーナがちらりと見る。


「異界人じゃない?」


「いかいじん?」


「知らないの?」


「知らない」


「私も詳しくは知りませんが」


 セラが声を落とした。


「アルカレムとは異なる世界から来た、とされる人々です」


「…………」


 俺は青年を見る。


 セラを見る。


 もう一度、青年を見る。


「別の世界?」


「そうです」


「世界って、他にもあるの!?」


 思わず声が大きくなった。


 受付にいたエマさんがこちらを見る。


「ニールさん。少し静かにお願いします」


「すみません!」


 慌てて声を落とす。


「本当に別の世界から?」


「少なくとも、そう話す方々はいらっしゃいます」


 エマさんが受付から答えてくれた。


「アルカレムでは、ごく稀に《異界》から来たという方が確認されています」


「どうやって来るんですか?」


「分かりません」


「帰れるんですか?」


「それも分かりません」


「どんな世界から?」


「人によって話が違います」


「すげえ……」


 知らなかった。


 俺が暮らしているアルカレム。


 その外にも、別の世界があるかもしれない。


「ギルドにも登録できるんですか?」


「条件を満たせば可能ですよ」


「出身地は?」


「異界ですね」


「それでいいの!?」


「本人申告ですが」


「本人申告なの!?」


 異界人。


 頭の中に、新しい言葉が刻まれた。


「ニール」


「ん?」


「すごい顔してるよ」


 ハリトが言った。


「だって異世界だぞ!? 行ってみたくない?」


「まずアルカレムを見ようよ」


「…………」


 確かに。


 俺はリーヴェルの周辺すら、ほとんど知らない。


「それもそうだな!」


「立ち直り早いな」


 その時だった。


 腰の《勇者装具》が、わずかに震えた。


『――異界』


「え?」


 頭の中へ落ちてきた言葉に、俺は腰を見る。


「ベルトさん?」


「どうしたの?」


 ハリトが聞く。


「今、《異界》って言った」


「装具が?」


「ああ」


 俺は腰に手を置いた。


「ベルトさん。異界を知ってるのか?」


『――肯定』


「知ってる!?」


「僕たちには聞こえないからね」


「あ、そうだった」


 ハリトに突っ込まれた。


「何て言ったの?」


「《肯定》だって」


 セラの表情が変わる。


「五百年前の《勇者装具》が、《異界》を知っている……?」


「なあ、ベルトさん。異界ってどこなんだ?」


 返事はない。


「どうやって行く?」


 沈黙。


「アズール・セインも知ってた?」


 青い核が淡く明滅する。


『――回答不能』


「回答不能……」


「知らない、ではないんですね」


 セラが呟いた。


 俺はもう一度尋ねる。


「なんで答えられないんだ?」


『――回答不能』


「またそれか」


 分からない。


 勇者になってから、こういうことばかりだ。


 何か一つ知ると。


 その向こうに、もっと大きな分からないことが出てくる。


     ◇ ◇ ◇


「皆さん」


 そこへエマさんがやってきた。


「ちょうどよかったです」


「何か依頼ですか?」


 オルドが尋ねる。


「はい。二つ星冒険者を複数名募集している依頼が入りました」


「どんな依頼ですか!?」


 俺はすぐに食いついた。


「ニールさん、近いです」


「あ、すみません」


 エマさんが一枚の依頼書を広げる。


「商隊護衛です」


「護衛……!」


「リーヴェルから王都方面へ向かう商隊があります。その護衛人員を追加募集しています」


「王都!?」


 また食いついた。


「セレスティアですか!?」


「商隊の最終目的地はそうです」


「行きます!」


「最後まで聞いてください」


「はい!」


 ハリトがため息をついた。


「皆さんにお願いするのは、王都までではありません。リーヴェルから、中継地点となる地方都市までです」


「地方都市……」


「《ラグナード》です」


「ラグナード」


 初めて聞く町の名前。


「リーヴェルより大きい?」


「かなり」


 ミーナが答える。


「ギルドも?」


「かなり」


「四つ星の依頼ある?」


「たぶん普通に」


「行きたい!」


「そこなの?」


 ハリトが呆れている。


 エマさんは小さく笑って、説明を続けた。


「通常の街道を通る予定ですが、最近、一部地域で魔物の目撃数が増えています。そのため、商隊側が護衛を増員したいとのことです」


「危険度は?」


 カイルが聞いた。


 さっきまで俺をからかっていた時とは違う。


 冒険者の顔だ。


「現時点では危険度二程度。ただし、不測の事態に備えて三つ星冒険者も同行します」


「なるほど」


 カイルが依頼書を覗き込む。


 俺も横から見る。


 知らない地名。


 知らない街道。


 知らない土地。


 その先には、リーヴェルより大きな町がある。


 胸が高鳴った。


「ハリト」


「うん」


「行こう」


「僕もそう言うと思った」


「ミーナは?」


「行こうかな」


「お、即決」


「だって」


 ミーナが俺の隣まで来る。


「勇者様と一緒なら、成長できそうだし?」


「俺、LEVEL三だぞ」


「これからでしょ?」


「まあな!」


「それに」


 ミーナが少しだけ声を落とす。


「一緒に旅した方が、仲良くなれるし」


「ん?」


「なんでもない」


 ハリトだけが、聞こえていたのか小さく笑った。


「俺も参加する」


 カイルが言った。


「護衛なら経験になる」


「私も興味があります」


 セラも続く。


 オルドは少し考えてから頷いた。


「人数が必要なら、俺も行こう」


「全員!?」


 昇格試験を一緒に受けた六人。


 今度は試験じゃない。


 本当の依頼で。


 一緒に町の外へ出る。


 その瞬間。


 腰の《勇者装具》が強く光った。


「うわっ」


 表面に、見慣れた光の文字が浮かび上がる。


《複数同行者――確認》


《継承者との継続的意思疎通――確認》


《外部意思伝達――必要性を確認》


「……外部?」


 次の文字が浮かぶ。


《機能制限――一部解除》


《音声出力――解放》


「音声……出力?」


 何のことだ?


 そう思った直後だった。


『――ニール・レイン』


「…………」


 俺は固まった。


 ハリトも固まった。


 ミーナの耳が、ぴんと立った。


「……今」


 ミーナが腰の装具を指差す。


「喋った?」


「え?」


「僕にも聞こえた」


 ハリトが言った。


「俺にもだ」


 カイル。


「私もです」


 セラ。


 オルドも無言で頷いている。


「…………」


 俺はゆっくりと腰を見る。


「ベルトさん?」


『――ニール・レイン』


「喋ったああああああ!?」


「ニールさん!」


「すみません!」


 エマさんに怒られた。


「いや、だって! 今まで俺にしか聞こえなかったんですよ!」


「それは私にも聞こえました」


「ですよね!?」


 俺は興奮しながらハリトを指差す。


「こいつは?」


『――ハリト』


「おおおお!」


「僕の名前も覚えてたんだ」


「次! ミーナ!」


『――ミーナ』


「ほんとに喋ってる……」


 ミーナが装具の前にしゃがみ込む。


「ねえ、ベルトさん」


『――ミーナ』


「私、かわいい?」


 沈黙。


「…………」


『――回答不能』


「なんで!?」


 俺は吹き出した。


「ベルトさん正直だな!」


「ニール」


「何?」


「あとで覚えててね?」


「俺じゃないだろ!?」


 ハリトが肩を震わせている。


「じゃあカイルは?」


 俺が青年を指差す。


 沈黙。


「まだ知らないのか」


「カイル・ローデン」


 俺は装具へ教える。


「こいつがカイル」


 青い光が一度瞬いた。


『――カイル』


「おお」


 カイルが少し驚いた顔をする。


「本当に覚えたぞ」


「私はセラ・ミルフィです」


『――セラ』


「オルド・バッシュだ」


『――オルド』


 装具が一人ずつ名前を覚えていく。


「すげえ……」


 昨日まで。


 ベルトさんの声を聞けるのは、俺だけだった。


 それが今。


 ハリトにも。


 ミーナにも。


 カイルにも。


 セラにも。


 オルドにも届いている。


「なんか」


 ミーナが笑った。


「仲間が一人増えたみたい」


「一人?」


「細かいなぁ」


「だってベルトさんだぞ」


『――否定』


「お前まで否定するの!?」


 みんなが笑った。


 その笑い声の中で、青い核が小さく明滅している。


 なんとなく。


 本当になんとなくだけど。


 ベルトさんも、俺たちの会話に混ざろうとしているように見えた。


     ◇ ◇ ◇


「では、参加希望として登録しておきますね」


 エマさんが依頼書をまとめる。


「出発は二日後。集合は南門です」


「二日後……」


「道中は数日かかります。野営の準備も忘れないでください」


「野営!」


「なんで嬉しそうなの?」


 ミーナが呆れる。


「やったことないから!」


「必要な物は分かってる?」


「…………」


「ニール?」


 俺はハリトを見る。


「助けて」


「そう言うと思ったよ」


「勇者様、大丈夫?」


「これから覚えるんだよ!」


「やっぱり将来有望だね」


「絶対意味変わってるだろ!」


『――将来有望』


「…………」


 全員が止まった。


「え?」


 ミーナを見る。


 ミーナも俺を見る。


 そして二人で、装具を見る。


『――将来有望』


「そこ覚えたの!?」


「ベルトさん!」


 ミーナが装具を指差す。


「それは忘れて!」


『――否定』


「なんで!?」


 ギルドに笑い声が響いた。


 今日だけで。


 知らないことが、いくつも増えた。


 七つ星。


 異界人。


 ラグナード。


 そして。


 俺にしか聞こえなかったベルトさんの声が、みんなにも聞こえるようになった。


 勇者になったら。


 世界のことが分かるようになると思っていた。


 でも。


 逆だった。


 勇者になった途端。


 知らないことが、どんどん増えていく。


「楽しみだな」


「顔に出てるよ」


 ハリトが言う。


「だって冒険だぞ」


「仕事ね」


「冒険!」


「仕事」


『――仕事』


「ベルトさんまで!?」


 ミーナが吹き出した。


「もうハリト側じゃん」


「なんでだよ!」


 また笑い声が上がる。


 俺はもう一度、依頼書を見る。


 ラグナード。


 知らない町。


 知らない道。


 その先には、もっと知らないものがある。


 だったら。


 見に行けばいい。


 知らない町なら、行ってみる。


 知らない人なら、話してみる。


 知らない世界があるなら――いつか、そこだって。


 出発まで、あと二日。


 俺にとって初めての。


 故郷を離れる冒険が、始まろうとしていた。


     ◇ ◇ ◇


 青の《勇者装具》は、静かに光っていた。


《継承者――ニール・レイン》


《同行者――五名》


《共通目的――確認》


《共同行動――確認》


《継承者による仲間認識――確認》


《判定――パーティー》


 青い光が、一度だけ瞬く。


《成長共有補正――適用開始》


《対象――六名》


 誰も、その表示には気づかなかった。


 誰も、まだ意味を知らなかった。


 五百年の眠りから目覚めた機能が。


 ほんの少しずつ。


 動き始めていた。

ベルトさん、ついにみんなにも聞こえるようになりました!


ニールにしか届かなかった声が、仲間たちにも届くようになり、少しずつ“装備”から“仲間”へ。


そして何気なく登場した《異界》という言葉。

五百年前の《勇者装具》は、なぜその存在を知っていたのでしょうか。


一方、ミーナは相変わらずニールを「将来有望」と査定中。


今はまだ、青の勇者だから気になっているだけ――なのかもしれません。


次なる目的地は、地方都市《ラグナード》。


いよいよニールにとって初めての、故郷を離れる冒険が始まります!


続きが気になる、ニールたちの冒険を見守りたいと思っていただけたら、ブックマークや評価で応援していただけると励みになります!

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