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第二十六話『勇者と冒険者』(改訂版 ver.1.01)

第一章 第二十六話『勇者と冒険者』(改訂版 ver.1.01)です。


青の《勇者装具》を継承し、ついに《青の勇者》となったニール。


……ですが。


勇者になったからといって、依頼が終わったわけではありません。


遺跡で起きた異変。


消えた魔物たち。


地下に現れた蒼龍。


そして――青の勇者になったこと。


全部、ギルドに報告しなければなりません。


果たしてエマさんは信じてくれるのでしょうか。


そして、勇者になったニールの冒険者ランクは……?


今回も楽しんでいただけたら、ぜひブックマークや評価で応援していただけると嬉しいです!

「……帰れる?」


 俺は蒼龍を見上げた。


『――可能』


「よかったぁ……」


 思わず、その場に座り込みそうになった。


「ニール」


「何?」


「まだ遺跡の中だよ」


「分かってるよ!」


「帰るまでが依頼だから」


「レイヴさんみたいなこと言うなよ!」


 そうだった。


 俺たちは勇者になるために、ここへ来たんじゃない。


 受けたのは二つ星依頼。


 《蒼天遺跡周辺における魔物分布の調査》。


 その途中でロイドおじさんに会って、銀髪の少女に会って。


 魔物の痕跡を調べて。


 蒼天遺跡まで来て。


 遺跡が光って。


 知らなかった地下への入口が開いて。


 引き返そうとしたら閉じ込められて。


 仕方なく奥へ進んで。


 蒼龍に会って。


 試練を受けて。


 気づいたら――。


「……勇者になってた」


「その言い方だと、事故みたいだね」


「俺もそんな気分なんだよ!」


 俺は腰を見る。


 青の《勇者装具》。


 間違いなく、そこにある。


「…………」


 触ってみる。


 冷たい。


 普通に触れる。


 夢の中のものじゃない。


「ハリト」


「何?」


「夢じゃないよな?」


「たぶん」


「たぶん!?」


「僕も蒼龍は見たし」


「うん」


「戦ったし」


「うん」


「ニールが青の勇者として認証されたのも見た」


「うん!」


「LEVEL三になったのも聞いた」


「最後いらなくない!?」


 青の勇者。


 LEVEL三。


 二つ星冒険者。


「…………」


 何だろう。


 勇者という言葉と、今の俺が全然釣り合っていない。


     ◇ ◇ ◇


「蒼龍」


『――質問ヲ受理』


「この装具」


 俺は腰を指す。


「持って帰っていいんだよな?」


『――既ニ継承済ミ』


「……そっか」


 俺のものになった。


 そういうことらしい。


 五百年前から、この遺跡に眠っていたもの。


 それが今日から、俺の腰にある。


 何だか変な感じだ。


「他には?」


『――質問内容ヲ特定不能』


「装備だよ。剣とか」


 俺は父さんにもらった剣へ目を落とした。


「昔の青の勇者って、剣を使ってたんだろ?」


 さっき見えた景色。


 青い剣。


 俺じゃない誰かの手。


 緑。


 黄。


 白。


 そして、赤い髪。


 あの誰かは――。


 アズール。


 そう呼ばれていた。


「青い剣が見えたんだ。あれも勇者の装備なのか?」


 蒼龍の瞳が淡く光る。


『――記録照合』


 少しの沈黙。


『――青系統ニ対応スル武装記録――存在』


「やっぱりあるの!?」


 思わず一歩前へ出る。


「どこ!?」


『――現在位置――不明』


「また!?」


 ハリトが小さく笑った。


「五百年前なんでしょ?」


「そうだけど!」


『――当施設ノ管理対象ハ、青ノ勇者装具及ビ継承区画』


「……ん?」


 俺は首を傾げる。


「じゃあ、青の勇者の装備を全部ここで管理してたわけじゃない?」


『――肯定』


「他の装備は?」


『――管理領域外』


「出たよ、管理領域外!」


 こいつ。


 本当に自分の担当以外には弱い。


「じゃあ、どこにあるかも?」


『――回答不能』


「ですよね!」


 でも。


 これで少し分かった。


 青の《勇者装具》を受け取ったからといって、全部が揃ったわけじゃない。


 勇者になったからといって、何もかも分かるようになったわけでもない。


 むしろ――。


 ここから始まった。


 そんな感じがした。


     ◇ ◇ ◇


「それと」


 今度はハリトが蒼龍を見る。


「出口を開けてほしい」


『――要求ヲ受理』


「僕たちは依頼の報告に戻らないといけない」


『――地上接続路――開放』


 ゴゴゴゴゴ……。


「うわっ!」


 部屋の奥で壁が動き始めた。


「また道!?」


「今度は帰り道だといいね」


「これでさらに地下だったら泣くぞ」


 壁の向こうに現れたのは、上へと続く階段だった。


「よかったぁ……」


「ニール」


「うん」


「帰ろう」


「……うん」


 階段へ向かいかけて。


 俺は最後に振り返った。


 巨大な蒼龍。


 俺たちに問いを投げかけ。


 俺たちと戦い。


 青の《勇者装具》を守っていた存在。


「なあ」


『――質問ヲ受理』


「また来てもいい?」


 少しだけ間があった。


『――継承者ニ対シ、当区画ノ進入ヲ許可』


「じゃあ、いいんだな」


『――肯定』


「分かった」


 俺は手を上げた。


「また来る」


 蒼龍から返事はなかった。


 ただ。


 蒼い瞳だけが、俺たちを見送っていた。


     ◇ ◇ ◇


 地上へ出た頃には、空が赤く染まり始めていた。


「…………」


「ニール?」


「空が」


「うん」


「普通だ」


「何だと思ってたの?」


「いや……」


 勇者になったから。


 何か、世界が違って見えるのかと思っていた。


 でも。


 何も変わらない。


 風が吹いて。


 草が揺れて。


 遠くで鳥が飛んでいる。


 夕方の空は、昨日までと同じように赤い。


「……そりゃそうか」


 変わったのは、世界じゃない。


 俺の方だ。


「帰ろう」


「うん」


 俺たちはリーヴェルへ向かった。


     ◇ ◇ ◇


 リーヴェルの冒険者ギルドへ戻った頃には、すっかり日が傾いていた。


「ただいま戻りました!」


 扉を開けると、何人かの冒険者がこっちを見る。


 受付の奥にいたエマさんも顔を上げた。


「あら。お帰りなさい、ニールさん、ハリトさん」


「エマさん!」


「随分遅かったですね」


「色々ありまして!」


「……色々?」


「はい!」


 俺は受付へ向かう。


「依頼の報告を!」


「お願いします」


 エマさんが記録用の紙を用意した。


「《蒼天遺跡周辺における魔物分布の調査》でしたね」


「はい」


「では、確認した魔物からお願いします」


「いませんでした」


「…………」


「…………」


 エマさんの手が止まった。


「一体も?」


「少なくとも、俺たちが調査した範囲では」


 ハリトが横から答える。


「古い痕跡はいくつもありました。グラスドッグと思われる足跡や爪痕。それ以外にも、複数種の痕跡があります」


「新しいものは?」


「ほとんどありません」


 エマさんの表情が変わった。


 いつもの柔らかな受付の顔から、報告を聞く仕事の顔へ。


「それと」


 ハリトが続ける。


「痕跡の多くが、蒼天遺跡から離れる方向へ向かっていました」


「……遺跡から?」


「はい」


 俺も続ける。


「今日、ロイドおじさんが街道近くでグラスドッグを二匹見たんです。襲ってきたんじゃなくて、向こうも驚いたみたいに逃げたって」


「ロイドさんが?」


「はい。白穂草を採りに行った時に」


「なるほど……」


 エマさんが何かを書き留める。


「生息域に異常が起きている可能性がありますね」


「俺たちも、そう思います」


「分かりました。ここまでは通常の調査報告として記録します」


「ここまでは?」


 俺は首を傾げる。


 エマさんが俺を見る。


「その顔だと、まだ何かあるんでしょう?」


「…………」


 さすが。


「あります」


「どうぞ」


「遺跡が動きました」


「…………」


「…………」


「もう一度お願いします」


「蒼天遺跡が」


 俺は両手を使った。


「ゴゴゴゴゴって」


「擬音ではなく内容をお願いします」


「はい」


 隣でハリトがため息をついた。


     ◇ ◇ ◇


 俺たちは説明した。


 遺跡の壁に青い光が走ったこと。


 今まで存在しなかった地下への入口が開いたこと。


 俺たちは依頼範囲を越えて深入りするつもりはなく、一度は引き返そうとしたこと。


 ところが入口が閉まり、内部へ進まざるを得なくなったこと。


 そこで巨大な龍のような存在に遭遇したこと。


 エマさんは途中から、ほとんど口を挟まなくなった。


「……確認します」


「はい」


「その龍のような存在は、今も遺跡の中に?」


「います」


「敵対的でしたか?」


「うーん……」


 俺は考えた。


「試験官……みたいな?」


「試験官?」


「戦いました」


「敵対してるじゃないですか!」


「いや、でも本気で殺そうとしてたわけじゃないと思います!」


「光を撃たれたけど」


「ハリト!」


「事実でしょ?」


「そうだけど!」


 エマさんが額に手を当てた。


「……少々お待ちください。責任者へ報告を――」


「あ、エマさん!」


「はい?」


「まだあります」


「…………」


 何だろう。


 ものすごく嫌そうな顔をされた。


「どうぞ」


 俺は一度、息を吸う。


「俺」


「はい」


「青の勇者になりました」


「…………」


「…………」


「…………」


 静かになった。


 ギルドが。


 妙に静かになった。


 いや。


 違う。


 俺がちょっと大きな声で言ったから、周りの冒険者までこっちを見ている。


「…………」


 エマさんが瞬きをした。


「もう一度お願いします」


「青の勇者になりました!」


「ニール」


「何?」


「声」


「ごめん」


 エマさんはハリトを見る。


「……ハリトさん」


「はい」


「今のお話は?」


「少なくとも、遺跡にいた蒼龍はニールを《青の勇者》として認証していました」


「…………」


 エマさんの視線が俺の腰へ落ちる。


 青の《勇者装具》。


「こちらは?」


「その時に受け取った《勇者装具》です」


「…………」


 長い。


 沈黙。


「ニールさん」


「はい!」


「ハリトさん」


「はい」


「お二人とも、そこから動かないでください」


「はい!」


「絶対にです」


「はい!」


 エマさんが奥へ消えた。


「……ハリト」


「何?」


「信じてもらえたかな」


「難しいと思う」


「即答!?」


「僕が受付でも信じない」


「お前、全部見てたじゃん!」


「だから僕は信じてるよ。見てなかったら信じないってこと」


「……まあ」


 それは、そうかもしれない。


     ◇ ◇ ◇


 しばらくして。


 エマさんが戻ってきた。


 一人じゃない。


 ギルドの職員が数人。


 それと。


「…………」


 見覚えのある、眠そうな顔。


「よう」


「レイヴさん!?」


 二つ星昇格試験で俺たちを試験した、四つ星冒険者。


 レイヴ・アルディス。


「ニール」


「はい」


「お前、二つ星になって何日だ?」


「えっと……」


「もう遺跡を起動させたのか?」


「俺が起動させたみたいに言わないでください!」


「違うのか?」


「…………」


 俺はハリトを見る。


「たぶんニール」


「ハリトぉ!」


 レイヴさんが俺の腰を見る。


 さっきまでの気の抜けた顔が、少しだけ変わった。


「それか」


「はい」


「見せてもらっていいか?」


「もちろんです」


 俺は青の《勇者装具》へ手をかける。


「外す」


 カチッ。


「お」


「俺の意思で外せるみたいです」


 レイヴさんへ差し出す。


 その瞬間。


 中央に灯っていた青い光が、すっと消えた。


「……あれ?」


 レイヴさんが受け取る。


 ひっくり返して、中央へ触れる。


「反応しないな」


「俺の時は光るんです!」


「それは僕も見た」


 ハリトが言った。


「ニールが身につけている間は、ずっと反応してた」


「へえ」


 レイヴさんが俺へ返す。


 受け取った瞬間。


 青い光が灯った。


「……!」


 周りの職員がざわつく。


「もう一回いいか?」


「はい」


 渡す。


 消える。


 返す。


 光る。


 渡す。


 消える。


 返す。


 光る。


「…………」


「…………」


「レイヴさん」


「何だ?」


「ちょっと楽しくなってません?」


「少し」


「遊ばないでください!」


 エマさんに怒られた。


     ◇ ◇ ◇


「結論から言います」


 ギルドの奥にある小さな部屋。


 机を挟んで、エマさんが俺たちを見る。


「今回の依頼については、達成として処理します」


「やった!」


「ただし」


「はい」


「蒼天遺跡については、ギルドから改めて調査隊を派遣します」


「調査隊……」


「あなた方の報告が事実なら、二つ星依頼として扱える範囲を大きく超えています」


「……ですよね」


「ですので、今後はギルドの許可なく地下区画へ入らないこと」


「はい」


「特にニールさん」


「なんで俺だけ!?」


「自覚は?」


「……あります」


「よろしい」


 ぐうの音も出ない。


 でも。


 一番聞きたいことが残っていた。


「エマさん」


「はい?」


「俺って……」


 自分を指す。


「青の勇者なんですよね?」


「その件については、ギルドでは判断できません」


「え?」


「冒険者ギルドは、《五大勇者》の継承者を認定する機関ではありませんので」


「…………」


 あ。


 そっか。


「じゃあ俺」


「はい」


「勇者になったから、冒険者ランクが上がったり……」


「しません」


「…………」


「しません」


「二回言った!」


 ハリトが横を向いた。


「笑ってるだろ!」


「笑ってない」


「肩が震えてる!」


「ニールさん」


 エマさんが俺のギルドプレートを机の上へ置く。


 そこに刻まれているのは、俺が二つ星冒険者であることを示す印。


 それだけだ。


「勇者であることと」


 エマさんが言う。


「冒険者として、どれだけの仕事を任せられるかは別のお話です」


「…………」


 どこかで聞いたような。


「お前」


 レイヴさんが笑った。


「昇格試験で言っただろ」


 そして、俺の肩を軽く叩く。


「強い奴を二つ星にするんじゃない」


「…………」


「仕事を任せられる奴を、二つ星にする」


「はい」


「勇者だろうが何だろうが」


 レイヴさんが俺のギルドプレートを指す。


「冒険者としてのお前は、まだ二つ星だ」


「…………はい」


 何だろう。


 悔しい。


 でも。


 ちょっと嬉しい。


 勇者になったからといって、昨日まで積み重ねてきたものが消えるわけじゃない。


 俺は二つ星になった。


 ちゃんと試験を受けて。


 ハリトや、カイルたちと一緒に。


 冒険者として認めてもらった。


 それは。


 勇者になったこととは別の、俺が自分で手に入れたものだ。


「じゃあ」


 俺はプレートを手に取った。


「勇者でも、依頼を受けていいんですよね?」


「もちろんです」


 エマさんが笑った。


「あなたは冒険者ですから」


「…………」


 そっか。


 俺は勇者になった。


 でも。


 冒険者じゃなくなったわけじゃない。


「ハリト」


「何?」


「次、何受ける?」


「もう?」


「だって」


 俺はギルドの掲示板を見る。


 知らない場所。


 知らない魔物。


 知らない人。


 まだ、いっぱいある。


「勇者になっても」


 少し笑った。


「冒険は終わらないだろ?」


「…………」


 ハリトも少しだけ笑った。


「そうだね」


     ◇ ◇ ◇


 その日の夜。


 リーヴェルの冒険者ギルド、その奥で。


 ニールたちの知らないところで、一通の緊急報告書が作成されていた。


 《蒼天遺跡周辺における魔物分布の異常》。


 複数種の魔物が遺跡周辺から離れている可能性。


 これまで確認されていなかった地下区画。


 青く発光する遺構。


 巨大な龍型の存在。


 そして。


 一人の二つ星冒険者。


 ニール・レイン。


 報告書をまとめていたエマは、最後の一文を書く前に少しだけ手を止めた。


 やがて。


 静かにペンを走らせる。


 ――冒険者ニール・レイン。


 ――蒼天遺跡内部にて、《青の勇者》として認証を受けたと証言。


 ――未知の装具を所持。本人の接触時のみ発光反応を確認。


 そして最後に。


 もう一行。


 ――現時点において、真偽の判定不能。


     ◇ ◇ ◇


「くしゅん!」


「風邪?」


「いや」


 帰り道。


 俺は鼻をこする。


「誰か俺の噂してる気がする」


「気のせいじゃない?」


「勇者だから分かる!」


「そういう能力あるの?」


「ない!」


「じゃあ気のせい」


「冷たい!」


 夜のリーヴェル。


 いつもの道。


 いつもの町。


 隣には、いつものハリト。


 ただ一つ。


 腰には、昨日までなかった青の《勇者装具》がある。


 俺は青の勇者になった。


 でも。


 明日からも、俺は二つ星冒険者。


 ニール・レインだ。


 勇者だからって、急に何でもできるようになるわけじゃない。


 特別扱いされて、冒険者ランクが上がるわけでもない。


 だったら。


 また一つずつ、できることを増やしていけばいい。


 依頼を受けて。


 失敗して。


 強くなって。


 知らない場所へ行く。


 勇者になったって。


 俺の冒険の仕方まで、変える必要はない。


「ニール」


「何?」


「明日は休もうね」


「え?」


「今日、遺跡で戦ったよね」


「でも次の依頼――」


「休もうね」


「……はい」


 勇者になっても。


 ハリトには勝てないらしい。


 それでいい。


 今は。


 それが、何だか嬉しかった。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!


青の勇者になったニール。


しかし――


冒険者としては、二つ星のままです。


今回、個人的に大切にしたかったのが、


「勇者」と「冒険者」は別のもの


という部分です。


《勇者装具》に選ばれたことは確かに特別です。


でも、だからといって昨日までの経験や積み重ねを飛び越えて、急に一人前の冒険者になるわけではありません。


レイヴさんが以前伝えた、


「強い奴を二つ星にするんじゃない。仕事を任せられる奴を、二つ星にする」


という言葉も、ここでもう一度ニールへ返ってきました。


勇者になっても、依頼を受ける。


失敗もする。


少しずつ強くなる。


知らない世界へ、自分の足で進んでいく。


そして何より――仲間と一緒に冒険する。


青の勇者になったことはゴールではなく、ニールにとって新しい冒険の始まりです。


そしてギルドには、蒼天遺跡についての緊急報告が残されました。


ニール本人はいつも通りですが、彼が知らないところでは少しずつ状況が動き始めています。


それでも明日は――まず休みましょう。


ハリトの言うことは聞こう、勇者


続きも読みたいと思っていただけたら、ぜひブックマークや評価で応援よろしくお願いします!

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