2339/2366
かいとの気づき
かいとはいつきの顔を見ていた。
じっと見ていた。
いつきの様子が変だ。
かいとはすぐに声をかける。
「いつき?どうかしたか?」
かいとは声をかけた。
いつきは分かりやすく笑顔だ。
「兄さん!大丈夫だよ!」
無夢は不思議な顔をしている。
「どうしたの?」
いつきは笑う。
「兄さんが私のことに何か、気づいてくれたんです。顔でわかったの?兄さん」
かいとは答える。
「何となくな」
「何となくでもうれしい!うれしいよ!?」
かいとはどこか心配そうであった。
が、いつきがうれしいならよかった…と思った。




