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無夢の世界 ミルンルハの世界4
無夢は走り出す。
無夢は走る。
「そんなことない、私はここにいる」
無夢は走る。
私はここにいる。
誰のなかにいなくても
ここにいる
ここにいると思う
「ここにいる!私もミルンルハお姉さんもいる!」
ここにいる
ここにいる
ここにいる
「ここにいる!いるもん!」
誰が無夢を知らなくても
ミルンルハの世界を走る。
ミルンルハの世界の端まで向かう。
「いるもん!」
ミルンルハ、かいとも歩き出す。
無夢の後を追いかける。
「無夢」
ミルンルハはいう。
「かいと。無夢はここにいること。私のことここにいるっていってくれた。かいとたちみたい。この場所にしかいない私もここにいると思える」
「ミルンルハ…ここにいるよ。俺、ミルンルハのことも無夢のこともその、見てるよ」
ミルンルハは「うん…」と答えた。
無夢の後を追う。
無夢は自分にいうように走る。
「ここにいるもん、いるもん!!!」




