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無夢のいる場所
無夢のいる場所は
「無夢はどこにいれば…」
いつきは目が覚める。
無夢の側に行く。
「無夢さん。おはようございます」
「いつきお姉さん」
いつきは柔らかいぬいぐるみの手に触れる。
「無夢さん。どこにいればいい…ですか…」
いつきは無夢の言葉に答えるように話していく。
「私も無夢さんもどこにいれば、どこにいたいんでしょうね」
「いつきお姉さんはここで妹でしょ?」
「妹だからって大切にされるのではないです。妹だとしても意地悪をしていたら愛されません」
無夢はいつきの話を聞く。
「たとえどんな存在でも相手を思いやることを思わなければ自分を大事になんてされないんです。妹だからといって、優しくしようと思わないと優しさは返されません」
「あ…」
「無夢さん。いる場所は難しいと思います。私だってそうです。大切に思われるかどうか、それは私のこれからの行動なのですよね…私も怖いです。私のいる場所って」
無夢はいう。
「いる場所…」
いつきはいう。
「でも、でも。私もいつまでここにいられるのだろうと不安です。」
「いつきお姉さんも?」
「だから、その、いる場所できます、だ、大丈夫です。ここもいる場所なれたなら…うれしいです」
無夢はいつきの必死さに泣きそうになった。
「うん…いつきお姉さん」




