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無夢の腕に

無夢がかいとの腕を掴んでいるため、いつきは腕っぽいのを探す。


「家の中に腕っぽいのなかったかな…というか腕っぽいってなんだろ…」


腕と感触が似たものがあれば無夢は安心する。

いつきは部屋をキョロキョロする。


「こうもちもちしたのとか」


いつきは探す。


「もにもにしたものとか、ムニムニしてるものとか…んー」


いつきは気づく。

部屋にパンのようなぬいぐるみがあった。

あ、これ!もちもちしている。


いつきはパンのようなぬいぐるみをそっと抱くと

無夢の近くへ行く。


「無夢さん…柔らかいですよ」


無夢はパンのようなぬいぐるみを抱く。

その顔は幸せそのものだ。

かいとの腕は離された。


「いつき…ありがとう」


かいとは無夢の方を見に来る。


「無夢が安心できるなら…いつきありがとう」


「兄さんの腕も安心出来たと思うな…兄さん体辛そうだったけど」


かいと、いつきはお互いに笑ってしまった。

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