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無夢といない世界も
無夢は走る。
無夢は走り出す。
迷惑をかけようとした自分が申し訳なくて走る。
無夢は走り出す。
無夢は公園で一人でいた。
そこには子供たちが遊んでいた。
「遊んでる」
無夢は下を向く。
そこへ来たのは。
「無夢さん!見つけました!」
いつきだ。
無夢は不思議がる。
「え、あ、」
「見つけました」
無夢は驚く。
「いつきお姉さんどうして。私のことよく見つけたね」
「私昔は風だったんです。嘘じゃないですよ!?」
「…?そうなんだ…無夢ね、どうせこの世界にいないの。なのに迷惑かけて、いけないって思った」
「あ…」
「この世界にいないのに…いなかったのに…」
「それが何ですか!私もですよ!最初からここにいないんですよ!?」
「いつきお姉さんが!?」
「うん!だから、何となくここにいるかなって」
「……そうなの?」
「そうですよ。だから最初はいなかったんですよ。私も。だから、とにかく帰りましょう」
「同じ…?」
「同じ…か分からないですが似てますね」
無夢は笑う。
「…なら…帰ろかな」
「帰りましょう!」




