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縛り続ける花桜
縛りたかったわけじゃない
縛りたかったんじゃない
傍にいてくれたことがうれしかった
ただ、一緒にいてくれてうれしかった
一緒にいてくれて
うれしかった
それだけ
それが鎖になって縛ることになるとは
桜の少女も思っていなかった
でも
縛ることとしてもそばに、近くにいられるなら
知らないうちに縛られ縛る
桜の花が鎖になる
桜の花は鎖でもある
桜も相手も縛る
縛りたかったわけじゃない
けれどそれは縛りになっている
鎖になる
けれどそばに
近くにいてほしい思いは消えない
桜は鎖
花は縛り
美しい縛りになっていた




