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夢と無

夢は何か

夢は何だったのか

無夢は夢が何だったのか

無夢は桜の少女の声は聞こえているが

悲しくなる


「私は、何のために生きる」


桜の少女は無夢の手を握る。


「すぐに何のため、ではなくて…時間をかけても…どうだろうね」


時間をかける

何のために生きているか

分かること出来る日なんて来ない

急に分かるときが来るかもしれない

分かる日なんて来なくても

分かる日が早めに来ても


「今は何となく生きる、だめ、かな…?いいんじゃないかな」


無夢はいう。


「いいの?そんなの勝手に」


「無夢さんの生きている世界。無夢さんが何を思ってもいいんだよ」


無夢は。


「縛ってるのに…私には自由みたいなのいう…」


「縛っていること…私はひどい者…ひどいからそういっていていいの」


「ごめんなさい…あなたが悪いんじゃないのに悪者にした」


「いいんだよ。私は好きだからってかいとくんの傍に無理にいるんだから」


無夢は静かに聞く。


「かいとくんは私のこと好きじゃない…と思いたくない…でも私は好きで…縛ってるのは私。悪いのは私なの」


かいとも桜の少女の言葉を静かに聞いていた。

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