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無夢と夢の時間を
無夢は壊れた世界にいた。
かいとが似世界に来たことでくっついて来た。
無夢はこの夢のような世界を知った。
「私のいた世界は壊れているのに。この世界は」
恨み憎しみが止まらない
全ての怨みが
無夢は口にはしないが
この夢の世界に怒りがある
ぶつけられる怒りを
「ひどい、ひどい、ひどい夢の世界、こんな世界よく許されるね」
無夢は怒りは抑えられない
あの壊れた場所に何年もいたのだ
こんな世界許せない
こんな世界許すことできない
怒りは生まれていく
「よく許される。生きる理由がある、縛ってるくせに」
無夢は壊れた場所にいた。
楽しさも喜びも忘れて
悲しいも苦しいも分からなくなる場所に
この世界は
許せないと思えた
「こんな世界…許せない」
無夢は言葉を。
「許せない、こんな何のために生きてるの?と分からなくなったのにずるい、ずるい」
桜の少女は無夢の頬に触れる。
どれだけ温かい手でも
許せない
「縛りのくせに許される。縛るために生きることを許される。ずるい」
ずるいという言葉が止まれない
「…ずるい」
何もかも分からなくなるほど似世界にいたからこそ
心を感じられるこの世界に来たこと
許せない無夢であった
どれだけ温かな手で触れられても何も心は動かせない




