2205/2210
呪いと声を
イロノルレフ亜はここにいる。
イロノルレフ亜という彼女は楽しむ所はある。
呪いの部分を半分持つこと。
イロノルレフ亜も楽しむだけの者ではない。
優しさのある本当の人格もある。
彼女を生み出した誰かは最初から呪いを持ってない。
最初から呪いを持つ者はいない
最初から呪いたいなんて思わない。
思わないでほしい
呪いなんて良いことがないんだ
相手を呪って自分も呪われるなんて
そんなこと
でもそんなことは起きる
呪いは起こる
呪いたくなることが多い
呪いたくなることが多すぎる
呪いたくないのに
イロノルレフ亜は知った。
呪いなんて気軽に思えるが
心から本当は呪いたいなんて思う人はいないこと。
呪いなんて考えないで生きている人ばかりということも。
そんな日々の中、突然
自然に生まれてしまうものと。




