2204/2209
イロノルレフ亜との出会い
イロノルレフ亜と出会えたのはなぜか
出会いが幸福か分からない
イロノルレフ亜は切なげにいう。
「私と出会えて……」
イロノルレフ亜は声が出る。
震えている。
「私と出会い、よかったのかな」
イロノルレフ亜が悩む顔をしている。
かいと、いつきは分からない。
その顔の意味が分からない
どうしてか分かるわけない
かいと、いつきは不思議そうな顔だ。
イロノルレフ亜が何かに悩んでるなんて思えない
余裕で強い印象しかないから
それなのに
「呪いとなんて出会ってよかった…?」
かいとは答える。
その言葉がどういう意味か分からないが。
「会えてよかった…よ?」
いつきもうなずく。
会えてよかった
会えてよかったに決まっている
呪いとしても
何だとしても
会えてよかったに決まっている
呪いが悪とか関係ない
その時に出会えてよかった
「出会えてよかったぞ…?」
「私もです」
出会えてよかったと
心から思う。
心から言葉を伝える。




