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不本意ですが「悪魔様、御命令を!」  作者: ニノマエ ハジメ
第二章 風の都・ヴィントス街編
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第二十三話 爆破

2日も投稿が遅れてしまいすみません!


今後も応援よろしくお願いします!

「オイ、何だあの音は⁉︎」


遠くから警備の声が聞こえる。たった今容疑者を逃したのに、ここでこいつらがまた捕まってしまっては元も子もない。


「皆さん、早く逃げて下さい! 」


「…あなたは、一体…?」


容疑者の1人が聞いた。


「…正義の味方ですよ」


僕はすっかり嘘つきになってしまった。



その後警備たちが牢に来たが、魔法で全員眠らせ、上に戻った。


「…っぱ…し…なさ…」


「ん? なんか言った?」


「いや、何も」


「…そっか」


おかしいな、確かに何か聞こえたんだけど…。



「ミリア、一体何が起こったの?」


僕は何も知らないつもりでミリアに状況を聞いた。ミリアはいつもよりも不安そうな顔をしている。


「うん、なんかね? 下の牢が破壊されて、容疑者の人たちが逃げ出しちゃったらしいの。」


ミリアはもう泣きそうだ。


「しかも警備の人たちはまた眠らされてて、犯人が牢の中から魔法を使ったんじゃないかって…」


ミリアは僕にしがみついた。


「…もう嫌だよ、こんなの…」


「大丈夫だよ、警備の人たちが必ず犯人を捕まえてくれるから」


そう言いながら、僕はゆっくりとミリアの頭を撫でた。


「…うん、ありがと」


ミリアのしがみつく力が少し弱まった。僕は彼女の顎を掴んで顔の方に向かせた。


「…ミリア、後土風の刻に屋上に来てくれないか? 2人で話したいことがあるんだ」


「へっ?…分かった、1人で行くね!」


ミリアの声は、いつもより少し上ずっていた。

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