表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
不本意ですが「悪魔様、御命令を!」  作者: ニノマエ ハジメ
第二章 風の都・ヴィントス街編
22/31

第二十一話 疑い

カロナの演説から時間と共に容疑者は増え続け、丸2日が経った頃には自由に動くことのできる人間は3分の2以下になった。


「…自分で蒔いた種とはいえ、ここまで容疑者が増えるとなると…」


カロナは痛いところをおさえるように頭を抱えた。


「…リコマス様、少しお話が」


ディアからの呼び出しだ。


「分かった、すぐ行く」


「ちょっと待って」


気がついたら、僕の腕はカロナに掴まれていた。僕を掴む腕にはかなりの力がかけられている。


「なん…ですか?」


「真犯人は、あなた達でしょ?」


…バレたか…?



「…なぜ、そう思うのですか?」


僕は優しく聞いた。


「何故かは分からない…。でも、あなた達が目の前に居ると急に信頼したくなってしまうから…」


「光栄です」


「褒めてるんじゃないわ。そういう魔術をあなた達が使ってるんじゃないかと思ったの」


…マズい、これはマズい…


「ならば、我々を占って下さい」


この状況で発言したのは、僕らではなくディアだった。


「神官様ならば、我々にその魔術が使えるだけの魔力があるか分かるはずです」


ディアのその言葉の後、カロナは我々を鋭く睨みつけた。

が、その後笑って言った。


「…そうね、まぁ良いわ。さっき言った事、気にしないで下さい」


カロナの笑顔は、明らかに引きつっていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ