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異世界に精通している私は目の前に異世界生物が現れても動じない②  作者: さえ
第三章 パワスポ巡り

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5-5

 思いがけない提案を雄真がしてくれる。いや、しかし、、


「滅多に取らない休みなのに、悪いわよ」

「乗り掛かった船だ、気にするな。実家に顔も出して墓参りも済ませて来たし、あとはのんびり焙煎でもするかちょっと車で走るくらいしか予定はなかったしな」

「焙煎って、休む気全然なかったでしょ」


 休みの予定に仕事が入ってるのがおかしい事になぜこの男は気づかないのか。


「そう言うなら、俺に休日らしい休日をやると思って任せろよ。悪いなんて思わずにさ。車ならすぐの距離だし、本物のガキの相手は勘弁だが、中身爺さんのユエなら手こずることもないだろうしな」


 雄真の言葉が不服というような表情をユエは作った。


『爺さんとは悪意があるな』

「そんな言葉で喋るのは爺さんの証拠だろ」


ほんの数時間しか経ってないのにすっかり打ち解けているようだ。


「その様子なら本当に任せても平気そうね。じゃあ、お願いしようかな。ユエも明日は雄真と神社に行くので問題ない?」

『ふむ、この童の口の悪さを我が躾けてやろうかの』

「余計なお世話だよ」

「ふふ、息ぴったりね」


 二人が仲良くなってくれたのなら良かった。明日は雄真に任せて私は仕事に専念させてもらおう。リオンの時もそうだったが異世界の者との交流を雄真は楽しめる奴のようなのだ。ユエの事を聞いてから、もしかしたらこういう展開を望んでいたのかもしれない。子守を押し付けるような気がして、提案に乗る事を躊躇ったが気にするのはよそう。


 そもそもユエは子供じゃなっかったのよね。見た目が愛らしいだけについ忘れてしまう。





次話から第四章スタートします!

お楽しみ頂けますとうれしいです♪

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