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第7話 素麵と天ぷら

暑い中自転車で移動した後、館内に入るとやはりひんやりとした空気に安心する。


大学の課題はあるがやる気はどこかへ行ってしまい、ふらふらと書棚を見て回る。

資格試験などの書籍を見て、就職活動の事を思い出してしまった。


(はぁ、みんな仕事ってどうやって決めるんだろ。父さんたちは『自分で決めたらそれでいい』なんて言ってるけど・・・・)


特にこれを読もうとか決めずにウロウロしながら、『コミュニケーションの取り方』とか『自信をつけるには』『郷土資料』とかの本を手に取ってパラパラめくる。


(最近本をゆっくり読むってなかったなぁ。レポートの資料探しじゃなくて、こうやってなんとなく本を読むのもいいかもしれない)


気が付いたら昼過ぎになっていた。


暑い空気に咽ながら家に帰ると冷たいそうめんを用意してくれていた。

「暑かったろぅ。天ぷらも揚げてるから好きなのを取っておあがり」とばあちゃん。


「ありがとう」と冷たいそうめんと、サクサクの天ぷらを食べる。

ちなみに俺が好きなのは高野豆腐の天ぷら。香川のうどん屋ではよく見かけるらしいが、出汁を含んでジュワっと美味い高野豆腐と衣が実によく合う。


満腹まで食べ「ごちそうさま」と畳に転がる。

子どものような俺をみて「まぁまぁ」と苦笑いのばあちゃん。


扇風機の風をあびながら人心地ついて「じいちゃん。車貸して」と聞いてみる。


「ええが、どこ行くんじゃ」とじいちゃん。


「うん、ちょっと海まで行こうかなと思って」と俺。

「今は暑いぞ。ちょっと日が陰ってからの方がええ」とじいちゃん。

「・・・そうだよね。じゃあ、夕方に借りてもいい?」とそれもそうだなと思いながら聞く。

「ええぞ。今日はもうどこにも行かんから」とじいちゃんに鍵の場所を教えてもらう。


昼寝をしてから夕方に「じゃあ、ちょっと行ってくる」と車を借りて、ネットで調べた瀬戸大橋公園に行ってみる。


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