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第43話 宮井内定!

「美琴さんもゆっくり休んでくださいね」と声をかけると、

「普段運動とかしないので、もうすでに筋肉痛になりかけてます」と苦笑いで答える美琴さん。

「じゃあ、また」と車のドアを閉める。

窓越しに手を振って美琴さんの車は行ってしまった。


(次の約束もできた)と内心ホクホクでじいちゃん家に帰る。

汗を流して、扇風機にあたっていると、いつの間にか眠ってしまっていた。


寝返りをした時に「いててて・・・」となり目が覚める。

時計を見るともうすぐ17時だ。


「しまったなぁ。こんな時間に寝ちゃった」ともう一度寝返りをする。

「いててって」とわき腹をさする。


(美琴さんは大丈夫かぁ)と考えていると、『ピコーン』とスマホが鳴った。


「美琴さん!?」とスマホに手を伸ばす。


画面を開くと・・・・「なんだ、宮井か・・・・」


(ちぇっ)と思いながらもメッセージを開く。


「やったぜ、内定ゲット!」とサクラ満開のメッセージだった。


(・・・・・・・・・・・見るんじゃなかった)とスマホを閉じる。


「はぁ、内定・・・・か」


受験で一生懸命になって、大学行ってのんびりして、あっという間に就職活動。

「俺って何しに大学行ったんだろう・・・」と思わず口からこぼれる。


痛む体に現実を感じながら起き上がる気力を無くして寝返りをする。


『ピコーン』再びスマホが鳴った。


(既読スルーしたから返事の催促だな。まったく・・・・)と思いながらもついスマホを開く。


「美琴さんだ!」


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