表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
40/87

第40話 今日のうどん屋

気がついたら1時間ほど経っていた。流石に暑くて倒れそうになってくる。


「美琴さんそろそろ・・・」と声をかけようと顔をあげると、美琴さんと目が合った。


「そろそろ、限界ですね・・・」美琴さんも同じように思っていたようだ。


「さすがに夏の昼は無理ですね・・・」と苦笑いしながら掘り出した石を拾っていく。

2人で掘った石を集めてみると大小さまざまなサイズで思ったよりたくさん集まった。


「けっこうありますね」と声をかけると、

「健太さんが手伝ってくださったから・・・」と汗を腕で拭いながら髪をかき上げる美琴さん。


田所さんのご厚意に甘えて。置いてくれていた箱に石を入れる。

「どんな音が鳴りますかねー」と言うと

「楽しみですね」と嬉しそうな美琴さん。


車に戻って例の様にクーラーを全開にして、水分補給をする。

「はぁーーーーー」「うぅーーーーー」2人で達成感を感じながら背中や腰を伸ばす。


「いっぱい頑張ってお腹が空きました。おうどん行きますか?」と笑いながら言う美琴さん。

「そうですね。行きましょう。今日も『そのまま』ですかね」と先日覚えたばかりのメニューを言う。


そんな俺を「ふふっ」と笑いながら「じゃあ、行きましょうか」と車を出す美琴さん。


「今日のおうどんはここです」と美琴さんが連れてきてくれたのは『こだわり〇や』。

「チェーン店ですが、ここの麺もおいしいですよ」と美琴さん。


最近覚えたばかりの「かけ中そのまま」を注文して天ぷらも頼み、席に着く。

『ぞぞぞっ』とすすると、ツルツルと麺が入ってくる。


「ここも旨いですね」と美琴さんを見る。机に置いてあるお店の宣伝を見ていると、『希少糖』という言葉が書かれていた。

俺が読んでいるのを見て「出汁の砂糖が上白糖じゃなくて香川で見つかった『希少糖』なんですって。健康にいいらしいですよ」と説明してくれた。


適度な塩気と甘みで石堀りの労働をした後にとっても美味しかった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ