第35話 石屋さんに行きませんか
『こちらこそ一日お疲れさまでした。うどんを美味しいって言ってもらえて良かったです。まだまだお勧めのお店がありますから、良かったらまた行きましょう。
で、山ですか?』
『美琴さんの思う石が無いかなと思ったんですが、どうでしょうか?』
『今、山で拾うのは無理かもしれません・・・・。小さいころどの辺りで見つけたのかもちょっとよく覚えてなくて・・・・・。すみません。せっかく言ってくださってるのに』
『気にしないでください。今日のお礼に何か役に立てないかなと思って』
『じゃあ、今度父に教えてもらった石屋さんに一緒に行きませんか?』
『石屋さんですか?』
『えぇ、気さくな方なので一人でも行けると思うんですが、ちょっと山の方にあって道も狭いので誰か一緒の時に・・と思ってまして』
『そんなことなら行きますよ。俺は相変わらずいつでも空いてるんで、また言ってください』
『ありがとうございます。じゃあまた、予定を見て連絡します。週末はレッスンが詰まってるんで、平日になると思います』
『大丈夫ですよ。じゃあ、また』
『じゃあ、また』
美琴さんとのやり取りが終わって何だかソワソワしてしまう。結局、大学の課題のノートは眺めただけで終わってしまった。
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じいちゃんとの日課のラジオ体操が終わって、図書館に行って昼はばあちゃんの天ぷらと素麺というのがココの所の流れになっている。
美琴さんからの連絡がこないなーと若干ふてくされていると、『ピコーン』とスマホが鳴った。
『なかなか連絡できずにすみません。週明け月曜日はお暇ですか?』と美琴さん。




